今回も引き続き、夏彩恋唄について述べていきます。
前回の2人のシナリオで後2人のシナリオの出来についても推して知るべしという気もしますが、
最後までお付き合い頂ければ幸いでございます(笑)
光編
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光編とか書くと闇編みたいなのがあるみたいですが、幼馴染の名前なので悪しからず(笑)
というか読みは"ひかる"なので、カタカナとかの方がいいんじゃないかなあと思いました。
しかし本作は個別シナリオを取り上げる際は非常に楽ですね。
唯一の選択肢をセーブしといて順繰りにやっていけばいいので。
それが良いか悪いかは作品によると思いますが…まあどんな形式でもダメな作品もあるだろうしね(笑)
さて前回取り上げた紫苑シナリオにおいて幼少期の出来事ネタが消化不良と述べましたが、
その理由は光シナリオに突入する時点で理解できるでしょう。
幼馴染から恋人へステップアップするというのは光シナリオにて展開されるストーリーだからです。
キャラ属性的に被るのは憚られたというかシナリオも似たような形になるのを避けたということでしょう。
さて、光編第1話にて光と彩花にパンツを破られてしまうという事故が起きる主人公。
朝に教室内でそのことについて主人公が光に愚痴をこぼしていると、主人公の親友である健司君が
主人公のパンツに何故か非常な興味を示してきます。
ああ、バッドエンドがあればケンxカズなシナリオが見られたのに…
一真がウケで「あぐぅぅ!」「ぬぅわ!」とか絶叫する感じで(笑)
健司君の反応についてさらっと流した後、彩花シナリオ同様に夏休みに紫苑の別荘に行く話に。
山と海どちらにも行ける別荘地とのことで、友人たちとの間でどちらに行くべきか議論になります。
健司くんは次の台詞からも分かるように、山でも海でもどちらでも良さそうな感じ。
【健司】「昆虫や、珍しい花、鳥なんかも写真に収めるのも良いな」
(中略)さすが健司、どこまでも健全だな。
…"どこまでも健全"って、一真さんの目が節穴過ぎてワロタ
しかし、紫苑さんといい健司君といい主人公のパンツに興味あり過ぎでしょ…
ゲームタイトルはDAパンツ!!にしたら良かったんではないでしょうか(笑)
試験勉強
光も別荘行きのメンバーとなりますが、
普段から試験の成績が芳しくない為夏休みに補習となる可能性が高い、ということで主人公宅で勉強となります。
彼女がいる男性のお部屋で二人っきりで勉強する幼馴染であります(笑)
主人公は許嫁を諦めさせるという目的をもはや意に介さないものとしているようですね(笑)
光の為に試験勉強用のテキストを夜なべして作成したり、
その為に睡眠不足に陥った主人公が試験勉強中に寝落ちした時に光が主人公を膝枕したりと、
幼馴染・光と主人公の仲は順調に進展・深化。
光の試験がバッチリだったのは絆の勝利と言えるでしょう(笑)
颯爽と光を救助する
試験も終わったある日、光に窓から飛び込んできたサッカーボールが当たるという事故が発生。
駆け付けたサッカー部員が光を保健室に連れていく為に手を貸そうとしたところ、
【一真】「触んな。俺が運ぶ」(原文の改行を省略しています)
悠那(偽恋人)と紫苑(許嫁)が見ている前で颯爽と光をお姫様抱っこする主人公、カッケーっす(笑)
さあ別荘へ
行けません(笑) CGが無いから
光がテストの回答欄を1個ずつずらして埋めてしまうという痛恨のミスをしてしまった為補習となってしまいます。
そして当然の如く別荘に行かず主人公は光と共に在ります(笑)
【彩花】(それだったら、"恋人"と"許嫁"が行くのにお兄ちゃんが行かない方がおかしいと思うんだけど……)
妹ちゃんにも突っこまれてるし(笑)
他のメンバーが別荘に行った後の光と主人公の会話もちょっと過剰な心配が目をつく感じで、
どのような関係性でもストーカーになりうるんだなあと認識を新たにできますね(笑)
さらに補習中に色々面倒見てもらうお礼という名目で水着姿を披露してくれただけでなく
お風呂で体を流してくれるとは何てサービス精神旺盛な光さんなんでしょう…もはや何かのプロだろ(笑)
後は夜眠れず風呂場で使用済み水着の匂いを嗅いでムラムラして僕のぷにぷにをアレしようとした所を
光に見つかり泣き出してしまう主人公に光が母性を発揮して僕のぷにぷにをクニクニしてくれます(笑)
…頭の悪い文章ですが、話の展開も頭悪い感じなのでそれに合わせてみました(笑)
そして相変わらず奇声を発しております(笑)
流石に事ここに至ってはということで、悠那との偽恋人関係とそれを続けている事情を光に説明。
つまり悠那に気を使う必要はないということで僕のぷにぷにをもっといじってっ!ということなのでしょう(笑)
補習が無事終了し、当日はいよいよ別荘へ!
…迎えの車に乗って、主人公が帰ってきて旅行の感想を述懐する地の文まで、およそ10クリックほど。
本当に何故別荘へ行くという出来事をゲーム内で発生させたの?と聞きたいぐらいのスルーっぷりですね(笑)
そうか、俺は…的なアレ
クニクニだけじゃ飽き足らず、ぱふぱふやペロペロもされてしまう僕のぷにぷに(笑)
そんな爛れた関係性に、対人観察に意外と優れた悠那は敏感に察知。
主人公と光がお互い憎からず思っていることも察知し、偽恋人関係終了を主人公に告げます。
いつの間にか主人公を本当に好きになってしまっていた悠那は、幼馴染の佐和子に慰められる…
って紫苑シナリオと展開一緒じゃん(笑)
主人公の魅力の前にはいかなる女性でも同様に惚れてしまうので同じ帰結となるのだ、という主張なのでしょう。
オナニー見られて泣き出す主人公なので説得力はなさそうですが(笑)
悠那に振られた後も特に光との関係は変わらず。ただ、将来の話において、
主人公は進学、光は実家の喫茶店に就職、と進路が分かれるということを急に認識した主人公は、
光が自分にとってどういう存在であったかを熟考します。
そうか……、いつも一緒にいてそれが当たり前だって思っていたんだ。
よくあるテキストですけど、一真君が言うと
何だか上滑りしているというか、軽いことのように聞こえるのは私だけでしょうか(笑)
想いを自覚した主人公は光へ告白し、2人は付き合うことになります。はいシーン3回目入りまーす(笑)
そして大して間を置かず4回目も入りまーす(笑)
仕事の合間で来た光に仕事着でやっちゃう主人公…衛生的に問題じゃないんですかね~(笑)
カミングアウト…学内公認へ
カミングアウトというか悠那が自分からフって主人公と別れた(のとついでに紫苑も許嫁を解消した)ことを語った
ついでに誰と付き合いだしたかがバレたという流れですが。
…しかし悠那さん、短い会話の中で
【悠那】「(前略)ふった女を前に緊張するって?」
【悠那】「(前略)あ、でもふったのはあたしの方だからね」
【悠那】「(前略)別にフラれたけど、こいつのことは好きなままだから。(後略)」
と、どちらがフラれたのか分からないほど動揺しているのでしょうか(笑)
後は下ネタ会話を楽しみつつ主人公と光のプレイをお楽しみくださいという感じで特筆すべき点はないですね。
そしてシナリオは最終盤へと向かいます。
妊娠検査薬。
ゲーム内のシーン名が↑なので持ってきました。
まあ、避妊をあまりせずにやってたので、妊娠してるかも!?みたいな話ですね。
悩む主人公の前に友人の健司が現れ、彼の叱咤激励でこれからどうすべきかを決める主人公…
感想前編で書いてなかったですけど、その流れは紫苑シナリオと同じだからね(笑)?
光が本当に妊娠しているか?はここでは書かないでおきます。
前編で紹介した他シナリオとのバランスなども勘案すれば大体想像はつくと思いますが(笑)
悠那編
このゲームの隠然たるテーマは"天丼"だろ絶対(笑)
そう思いたくなるぐらい別のシナリオで見た表現・演出がどんどん出てくるんですけども…
さて、主人公の片思いかと思いきや、悠那さんも何か好感度高いっすね(笑)
他のシナリオでも何故か主人公をずっと好きでいるとか宣言してますもんね…神木フェロモンやべぇ(笑)
閑話休題。とある日のこと、主人公を男除けにしているお詫びを兼ねてアイスを奢ってもらう流れに。
そんな流れで何故か紫苑・光も参加してきます。主人公一人だけ奢られるという体裁の悪さ(笑)
想定外の量のアイスでお腹の調子が悪くなってくる主人公。体調を心配して家までの付き添いを申し出る光。
そんな光に対抗心を燃やして、悠那も主人公を家まで送ると宣言します。
家も反対で帰るころには夜になるからとやんわりと断る主人公ですがそれなら家に泊まると悠那。
【一真】「さすがに今日いきなりは、彩花が警戒して眠らなくなるからさ(後略)
彩花さんどんだけ警戒心強いんすか(笑)
その夜は悠那と主人公はチョコ線(ゲーム内のメッセージングアプリ)を介してゲームのおしゃべりをしたりと、
順調に偽恋人が本当の恋人になる流れを進んでいきます。
そんなある日に最近付き合いが悪いと悪友の哲に言われる主人公。
哲君はその原因を女性を侍らしてヤリまくってるからと指摘。さらに性欲モンスターに違いないと主張します。
健司君も、
【健司】「遊びに行くと、いつもゴミ箱のティッシュの数の多さが気になっていたんだ。(後略)」
同性の友人のゴミ箱に注目する健司君(笑)
ケンxカズのシナリオが存在しないのが本当に残念です(笑)
好感度高騰
そんな日々が続く中、悠那と父との関係が改善します。そのことを悠那から聞いた主人公は、
偽恋人関係を続けることへの手が出せないムラムラ葛藤を抱えていた為、偽恋人関係を解消することに。
悠那への想いに蓋をし、タイミング良く主人公の住む街へ来ていた神木家の秘書・鈴木さんへ
神木本家が求めていた紫苑との婚約を進める意志を表明する主人公。
【一真】「それでは、彩花が卒業するまで東京にいることを認めてもらえるのであれば考えます」
この期に及んでもなお言質を取らせない主人公は流石としか言いようがない(笑)
そしてその会談の場に突如現れる悠那!
【鈴木】「貴女は……?」
【悠那】「突然申し訳ありません。あたしは月夜野悠那と申します。(後略)」
なお、彼女たちは会うの2度目ry
秘書さんに啖呵をきり、主人公に告白。そして目出度く2人は恋人同士に。
鈴木さんは悠那から渡された彼女の父の名刺を見て退散します。高級官僚の名を盾に追っ払う(笑)
しかし、主人公と紫苑との婚約も家(と家が経営する企業)の意向・利害が絡むお話。
そこを考えると、秘書さんが引き下がってそのまま終わり、とはならないでしょう。
主人公と悠那に忍びよる神木本家の魔の手!紫苑との婚約をせまる本家に主人公はどうする!?
紫苑との婚約問題は、あっさり片付いてしまった。
ちょ(笑) そこ普通盛り上がる所じゃね?(笑)
手抜き爆上げストップ高好感度のヒロインには障害などあってないようなものなのでしょう(笑)
というか主人公の家の問題を何で悠那が解決するんですかね…
さて、第4話でようやく初H…第4話~第6話で合計7回…第4話ではもうないと思われるので、
第5話と第6話で合計6回もヤッちゃうのか…と思ってたら第4話でまたやってるよ(笑)
つか前日に朝まで夜通しやってて昼にまたやるってどんだけ性豪なんすか主人公さん(笑)
新学期
第4話で2回こなしたとはいえまだまだ残り回数はありますので、
やはり他のヒロインと同じ感じで、何かあったらまたヤってみたいなシナリオですね~…
そんな中でもシナリオ分岐前に出て来た立ち絵なし武藤さんが再登場してきたり、
さらに悠那さんが主人公と主人公の両親との仲を取り持ったりと、伏線総回収のシナリオ展開はなかなかの密度。
全キャラこれぐらいのシナリオ密度だったらまだマシだったかも…
とは言え、主体的に問題解決に動けなかったり、悠那が主人公の父親から預かった手紙を前に何時間も開封せずに
ウダウダしていたりと、行動力に溢れる悠那と比較して主人公のヘタレっぷりがちょっと鼻につきますね(笑)
神木くんのいいところはセックスが上手いことだけですか(笑)?
いやまあ実際お互い初めてで、双方何度もイカせ続けるとかなかなかあり得ないんじゃないかと思いますが(笑)
まとめ
悠那シナリオについては主人公がヘタレるの以外はまあまあ良かったんではないかと思います。
後のヒロインについては正直微妙な気が…
"何の根本的解決もなくそのまま兄妹でハァハァ"
"記憶が(ほぼ)全くないが過去の出来事により婚約者と結婚する"
"中出し幼馴染"
字面で見るとひでぇ(笑)