其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

当サイトは成人向けパソコンゲームソフト、所謂エロゲーについて主に扱っております。関心の無い方や否定的な意見をお持ちの方はご注意下さい。※ネタばれについては基本考慮していませんので、そちらについてもご注意願います。

1分の2恋ゴコロ(天ノ葉) 感想 01

今回取り上げますのは、現在の所(そして恐らく未来永劫)天ノ葉ブランド唯一の作品である、
1分の2恋ゴコロ(2016年08月26日発売)です。
本作も例に漏れず大分前にやったっきり投げ出していたソフトの再プレイとなります。

OHPは現存していますが怪しい雰囲気ですので、アクセスしない方が良いと思います(笑)

システム

本文テキストのフォントが細くて読みにくいです(笑)
この辺りは好みによると思われますが、フォント変更は出来ないのでちょっと困りますね。
どうしてもフォントを変更したい場合はゲーム実行ファイルがあるフォルダ内にある「font.otf」を
別名にリネームすれば(多分)システムフォントでプレイできるようになります。
残念ながら自分でフォントを用意して「font.otf」を置き換えても効果が無かったので、
好きなフォントでプレイすることはできないようです。
システムフォントをいじればできるかもしれませんが未検証です。

動作は若干もっさりしていますがそこまで不具合はない感じ。

オマケはCGモードとシーン回想で、BGM鑑賞はありません。

あらすじ

妹2人の生活を支える為に学校に通うことを断念してバイトに精を出す・天風 青(あまかぜ あおい)。
妹たちの誕生日を控えた冬、いつも以上にバイトに勤しむ青の前に現れた
かつての後輩と人見知りなお隣さん。その出会いが青と妹たちの関係を少しずつ変えていく。
これは心に積もる雪のような、淡い恋ゴコロのお話――だそうです。

本編プレイ開始

続きを読む

幼少時の回想後、青が自室で目覚めるシーンから始まります。…家が傾いてるんですけど(笑)
カーテンと電灯の紐に対して明らかに襖が斜めになっています。
この斜め具合だと天井は空が見えているんじゃないかと(笑)

起床後、妹の天風 陽凪(ひな)と月凪(るな)と自分の分の朝食を用意する青。
…リビングは傾いてなさそうなので青の自室だけ斜めっているようですね。

この天風家の朝食はご飯に味噌汁と昨日の残りのおかず。それを見て月凪は

【月凪】「(前略)……いつもいつも思うけど、貧層な食卓だよね」

貧相ではなくて貧層とは何か(笑)?
そして学校を辞めてまで家計を支えて家事もこなす兄に何という言い草(笑)

追加で月凪に甲斐性なしと言われて土下座している青くんですが、
そんな状態で畳の匂いを嗅いでいるのはちょっと意味が分かりません(笑)

朝食後、陽凪は学校へ行き、青は職場である喫茶店『あじさい』へ。
そして月凪は家に引きこもりです。 うわあ…(笑)

喫茶店でのバイト後、お隣さんからの差し入れと思われる鍋を有難く頂きつつこの日は終了。
※誰でも入れる場所(アパートの玄関)に置かれている鍋なので厳密にはお隣さんかどうかは不明

バイト先に現れた後輩との再会・お隣さんとの邂逅

店長から今日から新人が来るので仕事を教えてやってほしいと言われた青。
そしてそこに現れたのは青が付属校に通っていた時の部活の後輩・春雨 みのり(はるさめ みのり)でした。

バイト中及びバイト後の帰り道での語らいなどで、青の両親が3年前に事故死した事、
その時に青が付属校を辞めてフリーターとなったこと、文芸部に所属していた事などが
明らかになります。この辺りの設定がどうストーリーに絡んでくるかが気になりますが、
この場面では状況説明だけで終了。

青が自宅のアパートに帰り着くと、鍋を持った女性が自室の扉の前に立っています。
声を掛けると会話もなく逃げられてしまいますが、この女性は、件のお隣さんです。
とにもかくにもこれで全員立ち絵が登場です。

月凪、学校に行く

何故かは分かりませんがこの日は学校に行くようです。
今まで(3ヶ月ぐらい?)ずっと引きこもりだったようなので、当然青と陽凪に驚かれますが、

【月凪】「どうして私が学校に行くって言うだけでそこまで言われなきゃいけな
いのよ……」

日頃の行いの結果だとしか言いようがない(笑)
拗ね気味の月凪に陽凪は"てへぺろ"とあざとく謝罪。便乗して青もてへぺろ。

【月凪】「…………キモイ」
【青】「……ああ、正直自分でも吐き気がするくらい気持ち悪いと思ってた」

意味分からないレベルで自己評価が低い青(笑)

そして、次の日には引きこもりに戻っている月凪たん(笑)

さらに次の日の土曜日は朝からバイトの青。学校が休みなのでみのりも朝から一緒にバイトです。
お前と違って俺は休日もバイト三昧だといったイヤミを後輩に言いつつ1日を過ごします(笑)

…何故か急に妹視点です。
1人語りの口調が違うので妹視点だというのは分かるんですが、
こういう時は"Another View"みたいなアイキャッチが欲しいところですね。

さて、この場面では月凪といつも差し入れを届けてくれるお隣さんとの邂逅が描かれます。
お隣さんのお名前は『山瀬 小雪(やませ こゆき)』。
ロシア人の祖父の血を引く碧髪の関西弁の女性で、彼女も引きこもりだそうです。
ところで、小雪さんのお部屋はインテリアがハイソすぎて、
アパートの中に見えないと思うのは私だけですかね(笑)?

その日の夕方、いつもより多い小雪からの差し入れを見て月凪は優し気な笑みを浮かべます。
…ジト目にしか見えないと思うのは私だけですかね(笑)?

休日は家族でお出かけ

この日は青もバイトが休みということで、久しぶりに家族で出かけます。
特にイベントはないですが、強いて言えば妹たちとみのりが初遭遇したことぐらいですかね。
あとは帰り際に青空が一瞬にして夕焼け空になったのはクスリと出来るポイントですね(笑)

そして時はあっという間に次の日のバイトの場面へと進みます。
店長とみのりによる青シスコンいじりという誰得なイベントを経て青が家に帰り着くと、
小雪から声を掛けられて差し入れを直接手渡しされます。

いきなり距離が近かったのでビックリしてしまった……。
……ちょっといい匂いがしたな。

匂いフェチでシスコンの青さん(笑)
家に入ると寝間着っぽい妹たちが青をお出迎え。夕飯前なのに着替えるの早いですね(笑)

さらに時は進み、次は陽凪視点の場面。
声だけの友達カナちゃんとの会話をこなしつつ、放課後は小雪と陽凪が遭遇。
一方青は後輩みのりとバイトに勤しみ中です。
期末テストが近いということで、前回のテストの結果が芳しくなかったみのりは憂鬱のようです。

【みのり】「私、中間の成績があまり良くなかったんで、次も悪いと叱られちゃう
んですよ……」

叱れるだけで済むんかい(笑)
というか前回のテストの成績が悪いのに良くバイトの許可が出たな……

妹たちの誕生日に向けて

妹たちの誕生日は25日ということで、
店長が気を利かせてイヴに店でクリスマスパーティを開いてくれることになりました。
同じ店でバイトしているみのりはともかく、
あまり親しくない小雪を誘うのは無理筋じゃね?と思うのですが、
普通に誘った挙句妹のプレゼント選びにも突き合わせる青のバイタリティは凄いですね。
土下座しながら畳の匂いを嗅ぐ変人なのに(笑)

あれこれとどうでもいい日々を過ごしてあっという間に24日。
喫茶店『あじさい』主催のクリスマスパーティ兼妹たちの誕生日パーティが開始されます。
ワンクリで終わる余興・ビンゴゲームが終わって青のケーキを食べる面々。
ここで自分のケーキを黙々と食べててもあれだとかいう良く分からない理由で
誰かに話しかけようとする青。ここで初選択肢です。

陽凪と月凪
春雨
山瀬さん
店長

ここはとりあえず店長(男性)を選択します。
…何で店長に話しかけなきゃいけない!?みたいな自分語りをして結局店長には話しかけず。
いや、店長の自費でクリスマスパーティを開催してくれた礼を言うとか色々あるでしょ(笑)

特にイベントも無さそうなので、ロードしなおして山瀬さんを選択し直します。
いつの間にか青がプレゼントを用意していて、そんなに親しくない筈の小雪に渡したりしつつ、
妹たちとの団らんを楽しむフェーズへ。うーん、特筆すべきことがないですね(笑)
ただ初選択肢以後やたらと選択肢が増えてくるのはちょっとダルいのでやめてほしいです(笑)
妹からのプレゼントと自分から妹たちへのプレゼントがマフラーで被ったからといって
誤魔化すかどうかを選択肢で出すのもやめてほしいです(笑)

年末に風邪を引く青

高熱に浮かされて青は…

陽凪の様子が気になる
月凪の様子が気になる
春雨の様子が気になる
山瀬さんの様子が気になる

妹たちはともかく他の人間の様子を気にするとかおかしいだろ(笑)

一番最初の選択肢で山瀬さんを選択していますのでここでも山瀬さんの様子を気にしてみます。
小雪視点の小話を挟んだ後は再び青視点に戻ります。
妹たちへ"風邪を引いたので動けない。夕食の準備を頼む"という趣旨のメールを何故かみのりに誤送信。
そしてみのりが家に来て夕食の準備と青の看病をしてくれます。
小雪何処行った(笑)?あとみのりは青の家の場所を知らないでしょ(笑)?
※青が付属校生だった時にみのりが家に来たみたいなことはあるかも?と思いつつ
青が現在住んでいるアパートに引っ越したのが去年という話だったのでその線もないな(笑)

そしてあっと言う間に日付は進み喫茶店『あじさい』の年内最終営業日。
青が風邪を引いたことがなかったことのような通常通りの『あじさい』従業員の面々。
…風邪を引いた青本人や看病したみのりさんも特にレスポンス無くてワロタ

あっと言う間に年末年始

大晦日に自宅にて妹たちとまったりする青。

【青】「……どんな一年だった? 陽凪」
【陽凪】「……うん。大変だったけど楽しかったよ」
【青】「そっか。来年もそうだといいな」

楽しかったのはともかく大変だったことは御免被りたいですが?
願わくば、我に七難八苦を与えたまえみたいな山中鹿介みたいな感じですか(笑)?

年が明けて元日。青は朝に目覚めるも妹たちは寝ています。
妹たちは寝かせておいて自分は散歩に出掛けようと青が外に出たところに小雪とバッタリ出会い、
新年のご挨拶。からの~街中で偶然会った晴れ着姿のみのりと初詣です。
いや、そこは共通シナリオじゃなくてヒロインそれぞれのイベントを用意しろよ……

恋みくじが末吉で微妙にへこむみのりを後目に帰宅の途につく青。
起きてきた妹たちと会話していると小雪がおせちを一緒に食べないかと誘ってきます。
お隣さんへ移動するとテーブルにいっぱいのおせち料理が並べられていて、

【青】「これ全部山瀬さんと大家さんが作ったんですか?」

何で片方だけ苗字呼びなんですかね?

さて、大家から小雪のことをどう思っているかと問われ咳き込む青。

【話者】

「~(話者の台詞)」

というメッセージウインドウの形式なのに

【ブランク=地の文】

話者
「~(話者の台詞)」

という風になってしまうようなメタレベルでおかしくなるぐらいの慌て様です(笑)

大家さんの問いかけに対し(選択肢で)とても優しい人だと思っている と答えてみたり、
さりげなく後片付けを2人きりで手伝ったりして小雪の好感度を稼ぎつつ、
次の日の買い物の場面では学生らしき人々を眺めてみのりのことを思い出します。
やけにみのり推しな作者ですね(笑)
ところで付属校時代文芸部の先輩後輩だった青とみのりさん、
見れるとか宿題が煮詰まっちゃってとか誤用するのはお止しなさい(笑)

みのりのことを思い出している内に本人が目の前に現れました。
休みの日はどうしているかの話になり、妹たちは

【青】「陽凪と月凪? 大体二人とも暇してたと思うけど……たまにお隣さ
んに遊びに行くくらいで……」

お隣さんと会話を交わすようになったのはここ1ヶ月ぐらいの話なんですが?

さらに会話の流れの中でみのりが青の家に遊びに行くことになります。何でやねん(笑)
どこまでもみのり推しですね…

みのりさん来訪

月凪さん、ワンクリック毎に髪型がワンサイドポニーとストレートロングと変化しています。
あまりの速さに製作者含め誰も気づかないレベルです(笑)

みのりが持ってきたボードゲームを遊ぶということになり、月凪が小雪も召喚。
青ともっと親密になりたいみのりの思惑を敏感に察知してインターセプトしていく月凪さん(笑)

しばらくボードゲームを遊んだ後、夕方となりみのりが帰ります。

【ブランク=地の文】


「ああ、春雨、今日はありがとな。近くまで送るよ」

いや、だからさぁ……(笑)

冬休み終了

学校が始まった日もバイトの青ですが、みのりは当然いません。
それなのについうっかり今日は春雨の奴、遅いですねと言ってしまい、
店長に"みのりがいなくて寂しがっている"と揶揄われる青。
…いや、いつまでみのり推しが続くんですかね?

次の場面ではいきなり休日のようです。妹たちは図書館に行くようです。
…陽凪のリボンが一瞬にして着脱状態が切り替わっていますね(笑)
…最後の台詞の場面ではリボンが別の髪留めに変化していますね(笑)

バイト先に向かうと今日休みじゃね?と店長に言われる青。
どうもシフト変更の連絡に不備があったようです。そして青は

喫茶店に残る
家に帰る

休みなのに店に残ってどうするんですかね(笑)?

ようやく小雪シナリオ?

小雪の幼少時の1人語りがCG付きで始まりました。
製作者によるみのり推しを跳ね除け、ようやく小雪シナリオに入れたのでしょうか?

小雪の1人語り後、青が学校に行っていないという小雪について思いを馳せます。

月凪から多少は事情を聞いている。
でも少しもったいないと思ってしまうのは僕だけなのだろうか。
辛いことばかりじゃなくて楽しいことだってきっとあると思う。
その楽しい部分をもっと山瀬さんに知ってもらいたい。

陳腐だなあと思ってしまうのは僕だけなのだろうか。(笑)
小雪の不登校の原因は虐めだそうですが、
楽しいことがあれば虐めに遭っても学校に行く方がいいってなんか変な論理ですよね~

小雪の引きこもり脱却の為、大家さんが一計を案じ、
青と遊園地に行くことになります。大家さんの青に対する謎の信頼(笑)
そして直前まで出掛けることについて葛藤していたのにも関わらず、
青の分の弁当まで作ってくれている小雪さん(笑)

特にお出かけに対する余韻もなく2日経過。
何か良く分かりませんが山瀬さんちで妹ともども鍋をつつくことになりました。
そしてその夜、散歩に出た青は公園で小雪と出会います。
まだ弱いままの自分は昼に外出は怖いから夜に出歩く旨を告げた小雪に対し青は

【青】「……強いですよ」(中略)
【青】「山瀬さんは十分強いですよ」(中略)
【青】「(前略)僕よりずっと」

などと言いますが、小雪が強い根拠は特には述べません。口から出任せかよ

小雪の人見知り改善計画

引きこもり脱却がいつの間にか人見知り改善になっていますが、
青とみのりという知り合いがいる店でバイトをしてみるのはどうか?と青は小雪に提案。

悩んだ小雪が妹たちに相談したところ、

【月凪】「悩みっていうのは大まかに分けて二種類あるの」
【月凪】「一つは、自分で考えて考えて考え抜いて、それでも答えが出なくて
他者に委ねる時」
【月凪】「もう一つが、自分の中で正しい答えは出てるんだけど、自信がなくて
誰かに背中を押して欲しいって時」

文意が明らかにおかしいですよね?
意味が通じる文にしたいなら1行目の悩み悩みを人に相談している時
とするべきでしょう。

妹たちからも背中を押され、喫茶店『あじさい』でバイトをすることを決意した小雪。
みのりとはタイプの違う凛々しいという言葉が似合う制服に身を包み、バイトの研修を受けます。
…同じ制服にしか見えないと思うのは私だけですかね(笑)?

2日目もバイトの研修が続きます。
初日はみのりによる研修でしたが、2日目は昼からのバイトなので青が教えます。

【青】「あとはお客さんが店内に居る時は、例えやることがなかったとしても
暇そうにしないってことくらいですかね」(中略)
【小雪】「えっと……暇そうにしないっていうと具体的には?」
【青】「掃除をするとか、お客さんから見えない場所に引っ込むとかです
ね」

客が食事している時に掃除するとか衛生的にどうなんですかね?
客が店員を呼びたい時に見えない場所に引っ込まれてたら困りますよね?

コイツの研修は聞いてはいけない気がします(笑)

みのり?

バイト先の同性で年齢も近いため当然小雪とみのりの仲は良くなっていきますが、
その中でもみのり視点を導入するほどみのり推しなのは健在ですね(笑)

そして、バレンタインデーまでみのりの初恋の行方を見届けることになります。
……小雪シナリオですよ(笑)?

しかし青のことが好きだから告白すると意気込んでおきながらバレンタインデーで
青が小雪のことを見つめる目が~とか言って諦めちゃうみのりの駄目っ娘っぷりがよきよき(笑)

さて、みのりが戦線離脱しますが、一方その頃青も悩んでいます。
その青の悩みは要約すると大略次の通りです。
"甲斐性なしな自分が人と付き合ったら迷惑が掛かるから、好きな人がいるが
その人とは付き合いたくない"
…幸福になってはいけないとか考えちゃう青の内罰的な傾向はどうにかならないんでしょうか?
ひょっとすると妹たちのシナリオで明らかになるかもしれませんが、
現時点では、"両親の事故死以降そう青が考えている"としか語られておらず、
ちょっと行動原理がおかしい人にしか思えない状態です(笑)

妹たちに励まされ、土下座しながら畳の匂いを嗅ぐ自分でも恋愛していいんだという自覚を持てた青。
そして小雪からの告白を受けて、2人は恋人同士に。

そんな奥手な青くんですが、初デートで"子供が欲しいんですか?"みたいな発言をかましたり、
陽の高いうちから子作りしてみたりと、R-18っぽいダメな展開ですね(笑)

その後はもう1回濡れ場を挟んで、
1年後、青との初デート時に言われた"保育士とか向いてるんじゃない?"という言葉を胸に
保育士になるべく頑張る小雪の姿を見つめる青であった--

って終わるんかーい(笑)

ということで今回はここまでと致します。ではまた次回。

にゃんと素敵な夏色デイズ(MOONSTONE Honey) 感想

今回は、MOONSTONE Honeyより2018年04月27日に発売されました、
にゃんと素敵な夏色デイズをプレイしていきたいと思います。
価格は5,800円(税別)となっており、サクっとプレイできそうですね。

システム

流石に老舗ブランドですから、システムの品質・安定性は高いですね。
ちょっとゲーム本編のメッセージウインドウ下にある各ボタンが小さくてクリックし辛いですが、
逆に言うとシステム面においての不満はそれぐらいでしょうか。
若干スキップの動作にクセがあるのが気になりますが慣れれば許容範囲内か。
CGモード・シーン回想・BGM鑑賞モードは廉価版ですがちゃんと揃っています。

あらすじ

リゾートアイランド『AQUA』で働く主人公の笹原 夏樹(多分 ささくら なつき)。
支配人から託された屋内プールエリアの活性化を目指し、夏樹を主と慕う猫耳娘たちと
悪戦苦闘するお話です。なお、押しかけてくる妹・涼花(すずか)は、

サブヒロイン。攻略はできません。

だそうです(笑)

本編プレイ開始

続きを読む

オープニングは、ベッドで目覚めた夏樹のそばに謎の女の子3人がいる!?みたいな
出だしからスタートして38クリックした後、過去へ戻ります。
…OPで現在の状況を描写して過去に戻る手法はよくありますが、ちょっと過去に戻るの早くね?

さて、過去に戻った後は支配人からAQUA内での人気最下位と低迷しているプールエリアの再生の為、
チーフをやらないかと打診され即受諾する夏樹。…OPから支配人が影絵で登場してワロタ

帰り道にネコ3匹が怪我をしているのを発見した夏樹は治療の為家に連れて帰り、
何やかんやしてネコたちに懐かれます。そして次の日の朝オープニングに戻ります。
…って1日ぐらいなら過去に戻る手法を取らなくてもいいんでは(笑)?

オープニングで出て来た3人の女の子たちはネコが恩返しせんとヒト化したとのこと。
突然の出来事なのに普段着から寝間着まで女の子用のものを3人分常備している夏樹…
彼は只者ではありませんね(笑)

新生プール部門始動

朝のミーティングでプール部門の人気を最下位から1位にするぞ!とブチ上げ、
現場の志気を上げる夏樹。さあ、ここから夏樹の戦いが始まる!からワンクリ後--

【夏樹】「ただいまー」

さらっとシーン遷移しててワロタ
どうやらプール部門再興とやらはてきとうになりそうですね(笑)

2日目、プール部門再生の為、ミーティング後も1人スタッフルームで考え続ける夏樹。
そんな夏樹の元に、AQUAでの先輩・出海さんが留守番を言いつけられていた筈のネコたち3人を
引き連れてきます。…出海さんも影絵でワロタ
この場面で出海さんはネコ娘たちを可愛い~と言って抱き着いたりしているみたいなのですが、
影が抱き着いてる感じで怖いです(笑)

その日の夜は帰宅した夏樹たちと攻略はできません妹である涼花が遭遇し、
兄は渡しませんっ!と鞘当てがあるのかと思いきやあっさり絆されてて肩透かし。
攻略も出来ないし鞘当てにもならないなら影絵で良かったんじゃないですかね(笑)?

さて、リニューアルオープンを果たしたプール部門。
5日目まで駆け足で続く奮闘。夏樹は不慣れなネコ娘たちをサポートしながら日々努力を重ねますが、
影の支配人・宗一郎氏から示された部門別人気のランキングは変わらず最下位…
多少持ち直したとは言えまだまだ厳しい結果に落ち込む夏樹。
そんな夏樹を励ます影の先輩・出海さん……って影の出番多いなオイ(笑)

次の日は『AQUA』の一斉清掃日ということで夏樹たちはお休み。
朝食を作る涼花と夏樹が起こしても眠り続けるネコ娘たちの描写で1日が終わります。

夏樹がヒロインたちを起こすのを諦めたら次の日になっていたんだ……ッ!
な…何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…(笑)

篭絡されるネコ娘たち

新商品の提案ということで涼花が2人で1つのグラスで飲むジュースを出してきます。
そこにネコ娘たち3人の内2人・ミカンとライムが現れ、

【涼花】「…お兄さまは、誰と一緒にドリンクを飲みたいです
か?」

ミカン
涼花
ライム

と、初選択肢です。
攻略できませんキャラを真ん中に挟んでいるのは何ですかね(笑)?
せっかくなので俺は攻略できないキャラを選ぶぜ!ということで涼花を選択しましょう。
※なお、ここではミカンを選択するとCG1枚回収できます

そして次の日にとある出来事により夏樹に対するミカンの好感度が爆上がりします。
直前の選択肢の意味がない(笑)

さらに次の日以降はライムたんの好感度爆上がりターンです。
ちょっと展開が早すぎて次々と頬を赤らめるネコ娘ヒロインたちを堪能できます(笑)

ところでゲーム開始までこの時点までで休業して清掃・点検みたいな説明が3回ぐらい出てくるんですが、
流石に大規模な清掃の頻度が高すぎね(笑)?
遊びに行ったらよく休業してる施設とか客が行く気無くなるでしょ…

次はレモンのターンです。
朝から体調が悪いのを自覚しているレモンですが、心配かけまいと意地を張り、通常通り出勤。
結局体調を悪化させてレモンは倒れてしまい、介抱してタクシーで自宅へ連れて帰る夏樹。
島が丸ごと『AQUA』の敷地内の筈ですが、タクシーはどうやって乗り入れてるんでしょうか?

さて、眉をたわめながらも薬を飲んだレモン。
余談ですが"たわめる"とは外から力を加えられて変形することを意味しますが、
つまり夏樹がレモンの眉をぐりぐりしているということになります(笑)。

トリプルデート

ネコ娘たちが夏樹に恋をしているのを目の当たりにして、身を引くことを何故か決意した涼花。
彼女の計らいでネコ娘たちと夏樹は遊園地で遊ぶことに。

この遊園地デートの最後に乗った観覧車内でネコ娘たちから告白を受ける夏樹。
その場での返事をせず、保留とした夏樹はその夜誰が好きなのかを考えます。

【夏樹】「ミカンとライムとレモン……みんなを好きになった、っ
ていうことか……」(中略)
一人を選べないから、みんなを求めるという『逃げ』に走
るわけじゃなくて……
三人のことが好きなんだ。誰一人欠けても、この想いは成
立しない。

好きになったのが3人でなければ3人が好きということにはならない。
ってそれは当たり前だろ(笑)

誰と付き合うのか

夏樹は3人が好きだということを自覚するも、どうすれば良いのか悩みます。
そんな悩める青年の前に現れたる影たちに助言を受けどうすべきかを決めた夏樹。

(前略)俺が導き出した答えは、一般常識と照らし合わせ
ると大きくかけ離れたものだ。

ネコが人になってる時点で一般常識とか言われても(笑)

涼花にも背中を押され、3人と恋人関係になることを決意。
ネコ娘たちもそれを受け入れ4人で恋人同士に。
いや、それなら妹もその中に入れたれよ、と切に思いました(笑)

その後は日常を過ごしながら業務の合間にイチャイチャしたり、
ネコ娘たちのそれぞれの妙に(当時は猫だった筈なのに)人間的な邂逅エピソードが述べられたり、
別に急いで恋人同士になる必要はなかったんじゃないかなあと思うレベルで
まったりとしています(笑)

そしてゲーム開始から約1か月が経過した時点でのプール部門ですが、
なんと最下位から6位へとランクアップ。
チーフが変わっただけでこれだけ人気が出るって前任者はどれだけ無能だったんですか(笑)?

『AQUA』の一番長い一日

さあ、これからプール部門人気1位を目指すぞ!と気合を入れた夏樹ですが、
そんなプール部門に設備故障のトラブルが舞い込んできます。
まずは修理業者を手配する夏樹。

これから、いったいどうなるんだろう…?
……『AQUA』の一番長い一日がはじまろうとしてい
た。

プール部門だけの話なのに『AQUA』の~とか無駄にスケールがでかいのは何故ですか(笑)?

影の先輩や影の支配人の力を借りて設備故障のトラブルを乗り越えたプール部門。
修理後の再開時には建物の前で人がいっぱいです。
これだけの人が期待してくれていたんだ!と感動の面持ちの夏樹たち。
それはいいんですが、島全体が『AQUA』なのに学生服の人が結構いるのはおかしくない(笑)?

影の助けや夏休み中でも制服を着用する真面目な学生たちの来訪もあり、
プール部門は人気1位を獲得!…もう1回書きますが、前任者はどれだけ無能だったんですか(笑)?

そして一番長いとか言いながらそんなに長くなくてワロタ

次なるイベントへ

プール部門を人気1位へ導き、3人の恋人も得て公私に充実した夏樹に新たな仕事が打診されます。
影の支配人宗一郎氏によると、
・プール部門立て直しとは比較にならないくらい重要な仕事
・失敗したらそれなりの処分が下される
・詳細は正式に決まった後に説明する
とのこと。…具体的な内容が分からないのに引き受けるかどうかなんて決めようがないだろ(笑)

数日後、さらなる飛躍を目指す夏樹は影の打診を受諾。
そしてその仕事の内容とは『AQUA』30周年の記念イベントプール部門の責任者とのこと。
…プール部門立て直しの方が遥かに重要だと思うのは私だけでしょうか(笑)?
プール部門だけじゃなくて『AQUA』全体の30周年記念イベントの責任者、
ということなら分からなくはないんですが、

【夏樹】「各エリアで、色々なイベントが行われるんだけど……
プール部門のイベントは、俺たちに一任されることになっ
た」

という言い方なので夏樹が嘘をついていなければ明らかにプール部門だけの話ですしね…

プール部門でのミーティングでもこのイベントについて何をするかが話し合われますが、
重要なイベントということですぐには結論が出ずに後日持越しとなります。

そんな中でも業務は当然通常通り続けられ、夏樹とネコ娘たちも平常通りイチャイチャします。

声をかけると、ミカンはぱあっと笑顔になって、抱きつい
てきた。
【ミカン】「はふぅ……ご主人さま、いー匂いがするぅ♪」
【夏樹】「ミカンもいい匂いがするよ」
【ミカン】「えへへ~♪ ご主人さまに、好きって言われちゃっ
たぁ」

言ってねぇよ(笑)

イベント内容決定

ネコ娘たちの歌が上手いことが偶然判明した結果、
夏樹はプール部門のイベントとして『水上ステージライブ』を行うことを思いつきます。
1日ほどの葛藤の後、ステージ上で歌うことをネコ娘たちが了承した後はトントン拍子に話が進みます。

【キャストB】「でも、全部、既存のバンドの曲っていうのは物足りない
ような……どうせなら、オリジナルも混ぜたいですね」(中略)
【キャストA】「一曲くらいならできますよ。昔、バンドを組んでいたこ
とがあるので」
【涼花】「それなら、私は編曲を担当しますわ。趣味で、少々か
じったことがあるので」
【キャストB】「じゃあ、ふりつけを考えますね」

都合よく人材がいます(笑)
というか趣味で編曲するって、どういう趣味なんですかね?

夏樹をめぐり

何故か急に独占欲を発揮し、お互いに排除しあおうとするネコ娘たち。
そして理由も分からず困惑する夏樹。…鈍感系テンプレ(笑)

何日かギクシャクとした雰囲気が続き、これではいけないと夕食後に話し合いを持つ夏樹たち。
ネコ娘たちが語る所によると他のネコ娘たちが大事ではあるが夏樹のことを考えると
他の事はどうでもよくなり、独占欲を発揮してしまうとのこと。
そんなネコ娘たちに夏樹は、

【夏樹】「(前略)三人一緒に笑っているところが好きなんだ」
【夏樹】「誰か一人でも欠けたらいけない。三人が揃って、仲良くしてほし
い」
【夏樹】「今は、混乱するのは仕方ないと思う。でも、そこで思考を止めない
で、もうちょっとでいいから考えてみてほしいんだ」
【夏樹】「本当に大事なものはなんなのか……一度、自分に問いかけてみてほ
しい」

夏樹が本当に大事だから家族の様に大事に思っている他のネコ娘たちを押しのけてでも
独占したいと思っていると言われたらお前どうすんの(笑)?

さて、夏樹の独りよがり真摯な願いを聞き届け小康状態となったネコ娘たちの仲ですが、
そんな中ミカンが倒れてしまうイベントが発生。
涼花はミカンが無理をしているのに気づいていながら止められなかった、
と悔悟の念を述べると夏樹は

【夏樹】「そんなことを言うなら、主である俺が気づかない方が悪
い」(中略)
【夏樹】「誰かのせいとか、そんなことは気にしない方がいいよ。(後略)」

自分のせいと自覚しながらそんなことを気にするなとのたまう夏樹さん(笑)
腐れ野郎だな

倒れたミカンを看病する中でお互いが欠くべからざる存在であると認識したネコ娘たち。
夏樹をめぐり喧嘩をしていたとは思えないほどの仲睦まじい様子に、

これが、雨降って地固まる、っていうやつなのかな?

自分のせいと自覚しながらそんなことをのたまう夏樹さん(笑)
まるで他人事ですね…

ライブ開催に向けて

ネコ娘たちの練習も含めて準備に色々と動き出します。
その中でステージに使うイスとテーブルが足りないことが判明し、その確保について考える夏樹。
一緒に考えてくれるミカンに対し、気持ちだけで十分と言う夏樹に対し、
イベントはみんなでがんばるものだから考えることもミカンの仕事だと主張するミカン。
皆で頑張るなら皆に諮れよ(笑)
結局、他の部門から借りようということになり、影出海さんの部門から無事借りることが出来ました。
施設全体で余剰があるかどうかは最初に調べませんかね(笑)?

お次は営業担当がネコ娘たちのライブをアイドルを招聘してのライブに切り替える、というのを
妨害するイベントです。営業担当の主張は大略次の通り。
・キャストのライブなんかより、アイドルのライブの方が価値が高い
・(既に通した企画をひっくり返すが)現場に迷惑は掛けない
・現場をないがしろにするつもりは無いが俺の案の方が利益が出るから言うことを聞け
外部から有名人を招聘するコストを考えたら単純に価値=利益じゃないよね(笑)?
迷惑を掛けないと言いつつ迷惑を掛け、ないがしろにするつもりはないが、
結果的にないがしろにする態度は典型的な口から出任せ君でワロタ

噓八百を並べ立てて自分の案を押し通そうとする営業担当ですが、
涼花が召喚した影の支配人・宗一郎氏により一蹴され引き下がります。
宗一郎氏は目先の利益だけに囚われてはならないと営業担当を諭しますが、
そもそも利益の算出も皮算用臭いということを指摘しないといけないのではないでしょうか(笑)

営業担当を退けた後は、イベント開催への最後の追い込みです。
イベントの準備で忙しく、家に仕事を持ち帰った夏樹。
慣れない場所で仕事をした影響によるものか、肩や腰が重く感じるそうですが、
何度か家で仕事をしている描写があったことは記憶の彼方のようです(笑)
きっと数回では慣れないということでしょう、ええ(笑)

水上ステージライブ開催

リハーサルもせずにライブ前日までチラシ配りに勤しむネコ娘たち(笑)
もし失敗したら…と尻込みしていたネコ娘たちの姿を見ることは最早できません。

さらにミカンが突発的に不要な高所作業を実施して足を捻挫しますが、
全治2週間・3日間の安静の怪我にも関わらずライブに出場して無事イベントを成功に導きます。
テーピングして気合で何とかするとかいうイベントなら正直いらなかったです(笑)

そしてエンドロールです。唐突でワロタ

AFTER 18連

エンドロール後は18回濡れ場をこなしてエピソード終了。
いくらなんでも多過ぎというかもうちょっと構成を考えて頂けませんかね(笑)?

まとめ

敢えて触れていませんでしたが、ヒロインたちは今までネコだったのに、
いきなり人間社会に適応している
時点でシナリオの出来はお察しと言うか(笑)

絵が好みで、 『猫娘十八史略』 に興味があるなら購入してみてもいいかもしれませんね。

この青空に約束を-(戯画) 旧レビュー

※本レビューは過去サイトからの転載です

発売当初から注目はしてましたよ~。 焼きたてクロワッサンよりは面白いと確信してましたから(笑)

システム

基本的なところは完備してますね。音楽鑑賞モード、CGモード、回想モードあり。
主人公以外フルボイス。パッチを当ててないとやや不安定な気がしますね。
一回ゲームが落ちましたし。まあ8時間ぐらい連続でやってましたからね(笑)

BGM

まあ金かかってるのはスタッフ見たら分かるっすから…
文句のつけようはないですね。音楽的な好みってのはあるでしょうけど。
一部戯画の過去の作品の音楽が使われておりましてニヤソと出来ます(笑)

ストーリー

小さな離島の学園寮・つぐみ寮に住む住人達とのふれあいを描いた学園物です。

プレイしてみて…

続きを読む

ゲームはコマンド選択式のADVなんですが、難易度は低い方だと思います。
基本的に意中のキャラのイベントを消化していけばいいだけなんで。
完全にストーリーを読ませる形ですね。ショコラ時代とは大きな違いです(笑)。

さて、このゲーム、色々と仕掛けがございまして、シナリオ面における仕掛けは後述するとしまして、
システム面におけるそれについて述べてみたいと思います。
タイトル画面からふるってまして、まずタイトル画面はつぐみ寮の前景が表示されているんですが、
時間によって表示が変わります。朝だと朝の日差しがあり、昼間だと昼間のつぐみ寮、
宵以降ですと電灯がついたつぐみ寮、深夜ですと真っ暗なつぐみ寮、と言った具合です。
おまけに人が住んでいる半分だけ電灯がついてたりして、分かってる演出をしてくれます。
あと再現出来ないんですけど、時々音楽が変わります。どういう条件なんだろ?

メインのゲーム画面ではインターフェースにやや使いにくい面があります。
画面下部に”前の選択肢に戻る”や”オートモードに移行する”などのボタンが配置されているんですが、
少し大きさが小さくてボタン同士の位置が近いため、間違えて他のボタンを押してしまい易いです。
まあ”前の選択肢に戻る”と”次の選択肢までスキップ”は確認メッセージが出るので、
そんなに間違えることは無いかと思われますが。

また、フルスクリーンからAlt+Tabなどで他のアプリに移行した後、再びゲームに戻ると、
画面右と下の部分がはみ出した状態でフルスクリーンになります。
修正はあがってないので他のマシンでは再現性がないのか誰も気付いてないのか…?
1回ウィンドウモードにしてまたフルスクリーンに戻せば元に戻りはしますが。

2024/05 追記
恐らくモニタのアスペクト比が4:3と異なると生じる不具合と思われます。

シナリオについて。

伏線の張り方と使い方が凄い巧みなんですよね。
そして登場人物の行動にほぼおかしいところはありません。
まあそれでも突っ込みどころはあったりするんですが。

個別シナリオについて。 奈緒子シナリオ。

どっちかっていうと奈緒子の心情より主人公・航の心情の方に感情移入しそうですね。
まあ過去の傷からお互いに負い目を感じている二人が歩み寄っていく的なシナリオなんですけど、
奈緒子の負い目の作り方がまずくない?と思うのは私だけでしょうか(笑)?
だって航を自分の想い人の当て馬にするんですもの(笑)
一応「彼女は人の好意について軽く考えている」と語られたりはしてるんで、
その当て馬にする行為自体は奈緒子の行動原理として有り得ないわけではありませんが、
彼女の人格を疑われるかと(笑)。

まあ当て馬にされる前の航と奈緒子のやり取りの描写についてやや少ないので
そう断じることは早計なんですが。たとえば奈緒子が航と海己との関係について
恋人だと誤解していたとすると、当て馬にするのはあるかも…
その辺りはもう少し詳らかに描写すべきだったかな、と思いますね。

最後はかつての想い人を航の当て馬にしようとします。それはどうかと…
しかしこの場面の辺りの奈緒子の行動原理は良く分からないですね。
航との約束をすっぽかしてまで想い人への当て馬説得工作をするんですけど、
そんなことをしたら航が奈緒子のことを疑うのは明白なのに…
もし奈緒子が主人公ならBADENDフラグが立ちそうな程後ろ向きな行動ですな(笑)。

まあ航に対する奈緒子の負い目がそうさせたってことで納得は出来なくはない…かなぁ?
通常イベントとかもその辺りの伏線になってるんでしょうし。

宮穂シナリオ。

宮最高っす(笑)。…と言いたい所なんですが、2点だけ言いたいことがありますね。
えーと、まずは序盤やや宮関連のイベントがやや少ないなぁ…という気がするんですが…
子犬的アクションと言うのは数が多ければそれだけ感情移入度が高まると思うので、
ガンガン突っ込んで欲しかったですねぇ。まあこの辺は無い物ねだりですけど。

2点目としては、宮はその生家の事情(まあ要するに深窓の御令嬢なわけなんですが)で
航との恋仲について自身が島に居られる次の春までと諦めているわけなんですけど、
ちょっと諦めるの早くない?と感じます。
物語中盤泪島でのイベントにおける宮の積極性を考えると少し違和感があるんですけど…
まあ駆け落ちとかは航にとって有り得ない選択というのは海己シナリオやればすぐに
納得出来るんですが、でも六条の両親を説得するって言う選択肢は宮の中では無かったのかなー?
ただそうなってしまうとやや航に主体性が無くなってしまうのとベタな展開になってしまうのは
自明の理なので、それを回避する為にそうしたとも考えられますが…

あと宮がどの辺りで航とのことを諦めたかということも気になりますね。
学園に来た時からだったらそれはヤバいですよね(笑)。一夏限りのアバンチュール(古っ?
とは言え宮がそんな裏表のある性格をしているとは到底思えませんけどね。

不満点はそのぐらいですかね。
航の好きな子には意地悪したくなるんだストーリーは読んでて面白かったですよ(笑)。

静シナリオ。

静最高っす(笑)。…と、最高なのが二つという矛盾をかますほどいい感じなわけなんですけど、
しかしやはり静はその年齢にしては幼すぎませんか?無邪気過ぎるというか…
思春期がまだ来てない感じです。あーでも月の物は来てるようですが(笑)。
というか19xx年生まれだし(笑)。年齢不詳ですね(笑)。
その辺の不自然さに目をつぶれば、正直のめり込んじゃいますね。
サイコーですかー?サイコーでーす!(←ヤバネタ)

シナリオ終盤の静を親元へ帰そうと説得する辺りは、何と言うか皆いい感じです。
静の保護者として信頼していた航の背信への沙衣里の怒りと悲しみとか、 航の幼馴染として気遣いと理解を示す海己とのやり取りとか、
静への説得に際して風邪で倒れた航を看病する奈緒子の優しさとか…このゲームの真骨頂ですね。
と言うか、奈緒子なんか奈緒子シナリオ以上に彼女が魅力的に思えてしまいますね。

まあ後気になった所と言えば、静が寮暮らしをしているのは両親の放任主義によるものなんですが、
航が静に親元へ戻る事を説得した時には”いい親”になってたということらしいのですが、
その事は航からの伝聞と言う形のみで提示されているので、
”いい親”になったかどうかの印象があまり得られないんですよね。
イベントシーンとして提示した方がより航の”親元へ帰すべきか否か”の葛藤を
ユーザーが実感出来るかなぁ…という辺りがちょこっと気になりましたかね。
まあ無くても静シナリオは良い出来だと思いますけどね。

沙衣里シナリオ。

年上で教師なのに一生徒である航にハマっていくさえちゃんは最高っす(笑)。
3度目の最高です(笑)細かいところを見ていくと若干微妙な所も無きにしもあらずなんですけど、
まあ細かいところは気にせずさえちゃんのダメっぷりを愛でましょう(笑)。
BGMで”SAE-Chan's Staccato”と曲タイトルにさえちゃんの名前が冠せられているというのも、
スタッフの愛を感じます(笑)

さてこのシナリオ一番印象に残っているのはやはり最後のイベント、
沙衣里が航の危機を救う一幕ですね。ツボを押えた展開はシナリオを書いた人に
サムズアップをしたくなる気持ちにさせてくれます(笑)

このゲーム中、1、2を争うお気に入りキャラクターですね~。
シナリオの中身について殆ど語っていませんが(笑)、
このシナリオレビューについては太字の部分だけ読んで頂ければ(笑)

凛奈シナリオ。

色々なものに裏切られ絶望し、差し伸べられる手をはねのけてひたすら孤独になろうとする凛奈を
自分達の仲間の輪に入れようと奮闘する航たちですが、
手紙攻勢が若干微妙な雰囲気を漂わせるものの(笑)、序盤ヤマ場のマラソン大会はいい感じですね。
特に競技中航が途中で倒れた時に、大会スタッフの静とさえちゃんに凛奈が「航が倒れた」っぽい事を
言うんですが、その時に静が「おまえのせいだ…」と凛奈に言い放つシーンはかなりグッと来ましたね。
やはり静は最高っす(もうええって)。

中盤~後半は海己に弱気な心情を吐露したり航に好意を伝えたりする辺りの
凛奈の素直さはいいですね~。とは言えあんまりデレではないので類型的なツンデレではないです。
その辺りいい感じです(笑)。ただ凛奈さんはちょっとバイオレンス過ぎると思うんですけど、
どうでしょう(笑)?

海己シナリオ。

本文中に「名前と裏腹に日陰がやたら似合う女の子」と評されるんですけど、
本当に地味なキャラですね(笑)。まあでもシナリオの局所的破壊力は抜群だと思います。
つぐみ寮の面々に航と海己との交際を認めてもらう為航が説得に奔走する場面は、
やはり奈緒子シナリオ以上に奈緒子が魅力的に思えますし(笑)、他の面々の反応もそれぞれいい感じです。

シナリオ終盤の高見塚祭もやってくれてます。
後夜祭のあのCGとか見た瞬間にサムズアップですよね(笑)。
ただ夏の時点までは二人の仲は付かず離れず全然進展しませんので、
全体としてちょっと平坦な印象がありますね。その辺りはちょっと残念。

おまけシナリオ。

つぐみ寮卒寮の日及びその後についてのお話ですね。エンディングテーマ「さよならのかわりに」を
合唱するんですけど、ちゃんと涙声で歌ってくれるんですよ。
これはびっくりしましたね。まあ声優さんとしてはちょっと歌いにくく且つ恥ずかしかったでしょうけど(笑)。

その後についてですが、
全員を攻略した時点で上記のおまけシナリオがプレイ出来るようになるんですけど、
そのシナリオをした上でさらにゲーム本編で誰のフラグも立てずに最終日を迎えると
この隠しシナリオに入れる…と思われます。

さてこのシナリオでは伏線を完全に消化しきってくれます。
凛奈シナリオにおいて謎のままであった航の過去の出来事について明らかにされるんですけど、
ホント、伏線の使い方が上手すぎですね。このシナリオまでプレイして初めて
この青空に約束を-の本質を理解することが出来るんではないかと(言い過ぎ)。

まとめ。

個人的な作品ランクとして、傑作>名作>佳作・良作>凡作>地雷
というランク付けをしてるんですけど、傑作に限りなく近い名作という評価ですね。
間違いなくオススメですよ。

蛇足。

起動直後のOPムービーで凛奈のピアスを付けてる耳が時々逆になるんですが…
ちゃんと作って下さいよ…

06/6/20更新