其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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Orange Memories (Purple software delight) 感想 02

前回記事に引き続き、Purple software delightより2010年09月24日に発売されました
Orange Memoriesをプレイしていきたいと思います。

9日目

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ボッカチオ作デカメロンの講義を終え、昼休み。

さて、俺はどうするかな……。

屋上へ行く
学食に行く

まだ選択肢が出て来ますか(笑)
ひのとシナリオの場合だとどっちでも良さそうなので学食に行くを選択します。
薬師先生と何やかんやした後に放課後になり、どこへ行くかまた選択肢です(笑)

体育館へ行くか帰るかの2択ですが、体育館へ行くと真澄と遭遇してしまったので帰ります(笑)

自宅に帰りつき、布団の上で横になる浩紀。

【浩紀】「学園祭かあ……」

いきなり何を言い出すのか(笑)
今まで学園祭のがの字も出ていなかったんですが……

10日目

ひのとを追っかけているはずなのにココちゃんがやたらと出てくる不思議(笑)
そして昼には真澄と昼食に行くか、当然選択肢です(笑)
真澄のちょっと強引な誘い方が気に食わなかった浩紀は断るを選択。
その後、どうしようかな?とまた選択肢………流石にツラくなってきましたが(笑)

ココちゃんとひのとと浩紀の3人で仲良くランチをした後は午後の授業へ。
前日のデカメロンつながりでその時代のイタリア文学の話をする浩紀。
そして授業は進み浩紀の話のハイライトへ。

……さあ、話の腰の揉みどころ、つまり、
柔らかい方向へ話を持っていこうとしたところで--

腰の揉みどころ?整体師の授業ですか(笑)?
浩紀さんに美しい日本語という意味でも、谷崎をおすすめさせているのに(以下略)

その後、自室で学園祭の準備に浮足立つ学生たちを見て授業に身が入っていないと憂慮する浩紀。
大きなイベントの時期に教育実習をやる御陵学園(笑)

11日目

相変わらず抱き着いてくる真澄さん、ひのとに浩紀を押し倒せとか言ってた癖に(笑)
そして浩紀さんは口の中にわいた苦虫を嚙みつぶしているらしいです。どんな口内やねん(笑)

授業では堀辰雄『風立ちぬ』について講義をする浩紀。

【浩紀】「最後に、個人的にお気に入りのセリフを引用させて
もらいます」(中略)
【浩紀】「そして、最後のあのシーン--
雨が、雨が、あまがあああぁぁぁ……!」
【浩紀】「雨が、マッチが、マッチがぁあぁっ!」

シャウトしとるでコイツ(笑)
その後、授業はなし崩してきに文化祭に関する雑談の場へ移行。
6股をかける少女などの話が盛り上がります。6股(笑)

お昼は真澄の弁当か深春の弁当を食べるかの選択肢が出て来ます。ひのとどこ行った(笑)
割とどうでも良かったのでここは深春の弁当を食べます。
手がかかっている弁当の中身を見て感嘆の声を上げる浩紀。中身のすき焼き風煮を見て、

【浩紀】「こういうのって、
一人暮らしじゃ作らないんだよなあ……」(中略)
『鍋奉行、俺』
『食べる人、俺』
『片づける人、俺』
そんな鍋ほど、わびしいものはない。

"ひとり鍋"で済む表現を長々と使ってさらにdisっていく浩紀さん(笑)

弁当を喫した後は、いつもの選択肢です。
教室へ行くか職員室に帰るかの選択肢でしたが、職員室に帰ると、長江先生しか登場しない
イベントでしたので、速攻ロードして教室へ。その甲斐あって廊下でひのとと遭遇します。
学園祭の準備の手伝いをしてほしいとひのとに頼まれ、

断ると、なんかもったいない気がする。
具体的に何が、というのは分からないけど。

なんかとかふわっとしててワロタ

ひのとの部活の出し物の手伝いをこなした浩紀はグラウンドへ移動。
そこで萌衣と何やかんやあって、萌衣が転んで足を捻挫してしまいます。
介抱しようとする浩紀に対して、萌衣が強がって立ち上がろうとして痛みで悲鳴をあげてしまいますが、
悲鳴を聞いた浩紀の反応はぷっ …凄い良い教師ですね(笑)
歩けない萌衣を浩紀が背負って保健室に行きますが、薬師先生は不在のようです。

【浩紀】「あれ、いないのか……」
どうしようかな……?

自分で介抱する
他に任せる

誰も居ないのに他に任せる ってどういうことですか(笑)?

12日目

いよいよ学園祭がこの日から開催されるようです。
恐らく御陵学園では過度な装飾は禁じられているのでしょう、
校門には特に飾り付けなどはなく、普段と同じ佇まいを見せております。

そこでまたもや真澄に抱き着かれて胸の感触を惜しみつつも腕を振り解く浩紀。
ひのとと想いを通じ合わせてるんですよねコイツは(笑)?
真澄から吹奏楽部のコンサートを一緒に見に行かないかと誘われ、行くかどうかでまた選択肢。
ひのとと想いを通じ合わせてるんですよねコイツは(笑)?
ここは断固断ります。残念がる真澄が去った後、何処へ行くかでまた選択肢です。
今度はグラウンド・図書室・教室の3択です。
相変わらず誰が何処にいるかが分かりませんが、前日の選択肢で教室に行ったらひのとに会えたので、
今回も教室を選択します。…萌衣の友人たるかりんちゃんと遭遇しました。
残念ながらこの場面では他の選択肢を選んでも、
前日に足を痛めている筈の萌衣が普通に行動している姿が見られたりするのみで、
ひのととは会えない日のようです。他のキャラと会ってフラグ事故を起こすのも嫌なので、
再びロードしてかりんに会うことにします。無駄な時間使わせやがって

13日目

学園祭2日目です。この日は一般開放日だということで人出がすごいそうです。
校門はいつもの佇まいで、人っ子1人いませんが、結構な客入りだそうです。

人で賑わっている(ことになっている)校門で浩紀はどこから回るか黙考します。
…実習生とは言え監督側の立場の人間が遊びまわろうとしててワロタ
行先もチア部とかちょっとあやしい動機がありそうでワロタ

どの選択肢を選んでもひのととは会えませんでしたので、今回は適当にチョイスして良さそうです。
職員室で一休み後、さらに場所移動の選択肢。
教室を選択するとようやくひのとと会えました。巫女服で呼び込みをしてらっしゃいます。

【ひのと】「あの、茶道部の喫茶店。
これ、ウエイトレスの衣装で……
この格好で呼び込みしてこいって…」
よくよく見れば入り口に、
『2年B組・巫女喫茶』
と手書きの看板がある。

茶道部なのか2年B組なのかどっちかはっきりしてもらっていいですか(笑)?

14日目

学園祭3日目、最終日となりました。本日も一般開放日、
いつもの佇まいの校門は見えない人でいっぱいのようです。

この日も長江先生と浩紀が波状セクハラしたり、
長江先生がセクハラ発言を別の女性客にして感バリバリになられたり、
浩紀が2連続で気絶したり、2度目の気絶間際に

『あなたが誰を選ぶのか、
自分の気持ち、はっきりさせなくちゃ……』

という謎の声を聞いたりと意味不明な展開が目白押しですね(笑)

そして誰を探すかで選択肢が出て来ます。

真澄を探す
萌衣を探す
他を探す

他を探すを選択すると、

心を探す
ひのとを探す
他を探す

さらに他を探すを選択すると、

深春を探す
誰も探さない
他を探す

さらに他を探すを選択すると、最初の真澄を探すへ戻る無限ループの選択肢です。
…選択肢は3個までという実装のようです。

取り敢えずはバッドエンドっぽい誰も探さないを選んでみます。

【深春】「……ねえ、あたしと、つきあって……みないかな?」

ひのとと想いを通じ合わせてるんですよねコイツは(笑)?
というか、深春を探すという選択肢があるのに、何で誰も探さない
深春とつきあう流れになってるんですか!?

当然、深春を探すを選んでも、同じシナリオに流れます。

試しに心を探すを選択しても深春さんが出て来ましたので、救済措置的な感じかと思われます。
深春姉さんはキープ扱い(笑)

ところで、ひのととキスをして処女まで頂いちゃってる浩紀さんですが、

【浩紀】「そうだね。
まあ、それなりにみんなの好意は受けてたけど……」(中略)
確かに、それらしい態度は取られていた気がするけど、
結局、どっちも今は俺のそばにいない。

とか言ってるのは最高に下衆ですね(笑)

ひのとを探す

気を取り直して、ひのとを探すを選択しましょう。
これでキープさんが出てきたらやり直し確定なんですが……無事ひのとに会えました。

ひーちゃんとひのとのことを昔からの呼び方を公衆の面前で使う浩紀に、
ひのとは他人の前で大丈夫なのか?と問いかけますが、
浩紀は誰も自分たちの事を気にしていないし、ひのとの事を他人行儀に呼びたくないと答えます。

でも、今の俺には関係がなかった。
真剣な顔で、返す。

上記のやり取りの後のテキストなんですが、普通に意味が分かりません(笑)
恐らく他人にどう言われようが関係ない、ということを言いたかったんだと推測されますが…

2人きりで話をしたいという時も

【浩紀】「いいよ。
それじゃ、ちょっと、離れた所のがいいかな」

離れた所?と大事な場面でやらかしてくれています(笑)

キャンプファイヤーの火を遠くから眺めながら語り合う浩紀とひのと。

【ひのと】「わたしの気持ち、伝えたよね……?」(中略)
【浩紀】「うん。受け取ったよ」
ひーちゃんは、俺のことをずっと好きだったということ。
その気持ちは--
多少強引ではあったけど--
しっかりと、受け止めてやった。

受け止めてやったという謎の上から目線(笑)
そして、ひのと以外を探す選択肢を選ぶと、"しっかりと受け止めてやった気持ち"とやらは
まあ、それなりに(後略)とかいうレベルに貶められるという(笑)

15日目

【真澄】「振られて悔しいな~って思う気持ちもあるけど、
浩紀が決めたことだもんね。
祝ってあげるですよ!」

あれだけ肉食系だったのにアッサリと身を引く真澄さん(笑)
そして、真澄にあんまり公私混同しないようにと言われていたのに、
ワンクリック後の台詞が今日はひーちゃんの顔を見てないけどという浩紀さん(笑)

さて、ひのとの行方ですが真澄によると 『お籠り』 でお休みだそうです。
巫女を継いだひのとが秋祭りで奉納する巫女舞のために身を清めて精神を研ぎ澄ませるそうです。
真澄によると地域の伝統行事のためということで公休扱いとしているとのことですが、
公休の間の授業内容をどうするのには一切触れておりません(笑)

『お籠り』中でもなんとかひのとに会えないかと浩紀が相談すると、ひのとの実家は厳しいようで、
真澄によるとひのとの祖母は真澄からの電話すらなかなか取り次がないし、
父親もやんわり断ってくるらしいです。
言葉が足らなくて良く分かりませんが取り敢えずプロテクトが厳しいようですね。

流石に祭りの準備の最中でもあるし、
今はひのとの家に行ったりするような軽率な行動はやめた方がいいと真澄から忠告され、
それに頷いた浩紀。その晩…

【浩紀】「よし……!当たって砕けろだ!」
やらないより、やって悔やむ方がいい。
俺は、以前のデートで聞いた、彼女の自宅に電話を掛けた。

人の忠告を受け入れても直ぐに反故にする浩紀(笑)
熟考を重ねた上での行動だから軽率なんかじゃないみたいな論理ですか(笑)?

電話を掛けると、父親らしき人が電話に出て来ます。そして浩紀は

【浩紀】「あ、あの……
私、御陵学園教員の、更科と申しますが……
ひのとさんは、いらっしゃいますでしょうか?」

更科さんは大学生なんですが、御陵学園の教員と名乗るのは詐称じゃないですかね?
浩紀によると細かいことだそうです。…細かいことですかね?
何故か大歓迎な雰囲気のひのと父ですが、神社のしきたりによりひのとと会うには
浩紀も日の出と共に滝に打たれて水垢離をしないといけないそうです。
ひのとに会えるならこれぐらいなんてことはないと承諾。明日から水垢離をすることになります。

16日目

日の出前に神社に到着し、用意された装束に着替え滝に入ります。
あまりの水の冷たさに叫び声を挙げてしまうほどですが、負けるものか気合を入れる浩紀。

【浩紀】「~~~~…………破ッ!!」

滝の中破ッ!!とか叫ぶ人(笑)

すると、『寒い』とか『出たい』といった弱音の気が、
おとなしくなる。

弱音の気って何だよ(笑)

水垢離の後はようやくひのとと再会。俗世の下着を身に着けていない同士で
抱擁を交わした後は朝食と相成ります。
朝食中の会話で厳しい家なのに何故浩紀は歓迎されているのかという話になり、
実は浩紀が星樫町に帰ってきた日に、
大好きな人が帰ってきたとひのとは家族に告げていたらしいです。
ひのとのその言葉を聞いて家族は婿殿候補だ!と大喜びだったそうです。
浩紀の元へ押しかけるのを止めるのが大変というレベルだったということで、
ひのとの処女まで頂いちゃった上で深春と付き合ってたら刺殺されたりするんですかね(笑)?

その後は学園に出勤して、教員候補としての本分を全うしに行きます。

水垢離の成果かどうかは分からないけど、
いつもよりずいぶんスッキリとした気分で、
その日は授業が出来た。

ワンクリックで終了です(笑)
あまがあああぁぁぁ……!とか意味不明な魂の叫びを挿入するぐらい
ディテールにこだわっていた授業なのに(笑)

その日の夜にひのとから電話が掛かってきて、『お籠り』中に意中の人と会うことは、
心が乱れる恐れがあるから会っては駄目だと祖母から言われたが、
懇願して何とか今度の土曜日だけ会えるようになったといったことを告げられます。
土曜日に会う約束を交わして電話を切ったあと、独り言つ浩紀。

【浩紀】「……丸二日会えないのか……
辛いなあ…………」
でも彼女との関係は、町の将来がかかっていると
言っても過言じゃない。

何ですかこの夜郎自大な態度は(笑)

19日目

日付が2日とんでいますが、ゲーム内で描写がないので仕様です(笑)
丸2日の苦行(笑)に耐え、神社に向かう浩紀。敷地内に入るとそこにひのとの姿が。
……浩紀さん水垢離してないんですけど(笑)?
当然、浩紀も気付いてひのとにそのことを指摘しますが、

【ひのと】「うん。だから、二人で一緒に行こうと思って……」

ひのとに会う為に水垢離が必要なのにその人と一緒に水垢離するっておかしくないですか?

神聖な場でイチャコラやってから浩紀から水垢離をすることになります。

【浩紀】「ん~~~……噴ッッ!!」

ひのとの前でも平常運転な浩紀です(笑)

浩紀の水垢離が終わった後はひのとの番です。滝から上がる時は後ろを向いていてほしいと
ひのとに言われてその通りにする浩紀。後ろを向いた浩紀にひのとが近づいてきて-

振り向く
我慢する

"振り向かない"じゃなくて我慢するなんですね(笑) 何を我慢するのかな?
ここはオルフェウスとエウリュディケの神話に則り、振り向くを選択しましょう。

しきたりを破って勘当されそうになるひのとですが、
その時突如神がひのとに降りてきて別にしきたりとかどうでもいいじゃん(要約)と言われて、
同棲して結婚していいよと父親から許しをもらってエンド。
てきとうすぎてワロタ

エンドロール後、バイトをしながら長江先生に世話してもらったアパートにひのとと同棲する
浩紀の生活が描かれますが、教師じゃなくてバイトでワロタ
そしてひのとからこの間から、生理が、来てないからと言われててワロタ
この展開は浩紀でなくてもゑっ!?ですわ………

我慢する

我慢した方がヤリまくる展開になるんですが(笑)
こちらのシナリオでも神降臨なのですが、あまり深い話ではないので、端折ります。
神に対してぞんざいな態度で臨む浩紀と、そんな浩紀なのに神が妾さえ妬かせるとは……
とかいうほど浩紀に対して好感度ストップ高なのが面白かったです(笑)

最後は八守家から認められて婿養子となり、ひのとと結婚。教職にも就くという
振り向くよりアップグレードしたプランとなっております(笑)

シーン回想の枠を見たらひのと(+神)だけで9シーンも登録されており、恐らく最多数だと思われます。
抜き要員かよ

さて、もう1人ぐらいは攻略したかったのですが、少し長くなりましたので、
今回はここまでといたします。ではまた次回。