其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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Orange Memories (Purple software delight) 感想 04

前回記事に引き続き、Purple software delightより2010年09月24日に発売されました
Orange Memoriesをプレイしていきたいと思います。

最初から攻略サイトのチャート通りプレイしようかと思いましたが、
それだと一部のシナリオが未読のままになってしまいますので、ある程度は参考にしながら
できるだけ攻略キャラを選択するやり方でプレイしていくことにします。
というわけで今回はロリ担当ココちゃんこと明石 心を攻略していきます。

2日目・3日目

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初日は前回と同じ選択肢なので飛ばしまして、2日目3回目の選択肢で図書室に移動します。
昼食をどうするかという選択肢で図書室に行く意味が良く分かりませんが、取り敢えず行きます(笑)
図書室では心が居て、再会時の約束通り昼食を彼女に奢ることになります。
ここでは心の状況の間接的描写や、趣味(洋画マニアらしい……)の説明などがあり、
今後の展開の伏線となりそうな雰囲気です。

放課後になり普通に帰るを選択すると、
その途中で教室で話し込む萌衣と心を含む数人の生徒たちの姿が目に入ります。
話を聞いてみると、怪談話をしていたようです。
心の怪談はレベルが高く、萌衣が涙を流す立ち絵が2度も出るほど。
……他の個所でも時々あるんですが、そういう立ち絵はあんまり使いまわさない方が良いと思います(笑)

次の日の心イベントは昼食時です。
ひのとの誘いを断り、購買でパンを買って屋上に赴くと、心が1人で弁当を食べている姿が。
浩紀は心に声を掛けて一緒に食事を取ることに。焼きそばパンにかぶりつく浩紀を見て、

【心】「私はただ、今でも好きなんだな~って思っただけだよ」(中略)
そう言えば……って、こればっかりかも知れないけど、
昔も、彼女の前で焼きそばパンを食っていたかも知れない。

……意味が分からんぞ(笑) 多分ですが浩紀が心と会話していると『そう言えば……』と
思い出すことが多いことを言っているのだと思います。
問題はこればっかりと言うほど頻度は高くないということですね(笑)

放課後は屋上にタバコを吸いに行ったところに一人で佇む心の姿が。
声を掛けるかそっとしておくかで選択肢が出ますのでここは声を掛けてみます。

(前略)【浩紀】「ココちゃんは……
ほら。学園祭の準備したりしないのか?」

相変わらず唐突に学園祭の話題が出て来ます(笑)
仮に教育実習中にそういったイベントがあるとしたら浩紀が最初に来た時に学園側が説明するでしょ……

後、心が去った後に出て来た薬師先生から心の謎設定についての発言が飛び出してきましたが、
この設定が後で出てきたらちょっと電波入ってる世界観にそぐわなんじゃないですかね?

4日目

深春・真澄・心の宿直室お茶会をこなした後、職員室の浩紀の元に昼休みに昼食の誘いにやってくる心。
午前中に会っているのにさらに会いに来るココちゃんもなかなかの肉食系のようですね(笑)

さて、今まではこの誘いを常に断ってきましたが、ここは満を持してつきあうを選択します。
長江先生とのすべり気味な掛け合いの後、学食へ向かう浩紀と心。
その道すがら、心は浩紀の分の弁当も作ってきてくれたようで自慢げに浩紀に見せてきます。
…他のヒロインもそうですけど、断った場合は弁当をどうしてるんでしょうね(笑)

心の弁当は和風チョイスで、浩紀曰く渋い弁当だそうです。

いくら女の子らしくない渋い弁当でも、
せっかく作ってきてくれたんだ。
そこは問題じゃないだろう。(中略)
それにしても、食べるほどに、
これを作ったのが、ココちゃんだとは思えない。
いや、結局はおいしかったから、
やっぱり問題じゃなかったんだけど。

何が言いたいんすか浩紀さん(笑)?

6日目~9日目

5日目は飛ばして6日目に行きます。
6日目は図書室で心とどうでもいい会話を交わすイベントはありますが、特に進展はないようです。
7日目も特に心関連のイベントがないので飛ばします。

8日目は昼休みに心と割とどうでもいい会話を交わすイベントをこなした後、
放課後に図書室に入っていく心っぽい学生が目に留まった所で

さて、どうするかな?

図書室へ寄る
体育館へ行く
まっすぐ帰る

行くのか寄るのか良く分かりませんが、図書室へ寄ることにしましょう。
浩紀の予想通り、図書室には心が居ました。
心が学園祭の準備を手伝っていないことについての会話を交わした後、
唐突にひろくんのことを『愛してる』とか言い出した心と図書室でHシーンです。
選択肢によっては心がひのとを焚きつけながらこのイベントになるわけなんですが、いいんすか(笑)?

明くる日は朝一に通学路で心と会いますが、もちろん反応は変わりません(笑)

学園祭

初日にまだ展示の準備中である美術部に寄って心といちゃついて周りの顰蹙を買ったり、
2日目にはおじさんに手を引かれてココちゃんが……ひ……い、あ、あああっていたり、
3日目にはそもそも心と会わなかったりしますが、無事学園祭は終了。
後夜祭での選択肢はもちろん心を探すで、無事会うことができました。
ところで、浩紀は別れを予感させる言葉に敏感らしいのですが、
ひのと・深春と攻略してきてそんなことを言ったシーンはここまで一度もありません(笑)

心の進路の話になり、浩紀は改めて心に告白。
彼女は自身のロリ体型がコンプレックスで、そんな自分でもいいのかと浩紀に問いかけますが、
浩紀が男気を見せます。

【浩紀】「そのままでも、いいさ」
おそらく、ココちゃん自身が自分で欠点と
思っているところは、俺に何の不安も抱かせない。
むしろ、そここそ、俺が彼女に惹かれた理由でもあった。

ちょ(笑) この人教師にしたらダメな人では(笑)?

13日目

スキップし過ぎて日付が良く分からなくなってしまい、他のシナリオと日付がずれていますが、
改めて確認する気もないので、13日目とします(笑)

さて、教職を目指している浩紀さん、
朝の学園内で学生の前で抱き着いて来たココちゃんを屋上まで連れて行って説教します。
教育実習中に学生と恋人然としていたら教師になれなくなってしまうと注意する浩紀に、心も反省。
からの~ホームルームをブッチしてエッチなお仕置きです(笑)
お前教師になりたいんじゃなかったのか(笑)?

その日の放課後浩紀と心は一緒に帰ります。その道すがら心はどんな仕事が似合うかという話になり、
アイドルと答える浩紀。

我ながら、どこの神経を経由して出た答えなのか、
想像できん。

普通の答えだとどこの神経を経由したのか分かるんですか?
浩紀さんは半端ないですね(笑)

そんな良く分からない会話をこなした後、心と途中で別れる浩紀。

俺は、そんな恋人の姿に……何か、気のせいほどの、
引っかかりのような物を感じずにはいられなかった。

それは単なる気のせいなのでは?

14日目

昼食を心と食べるか、真澄と食べるかで選択肢です。
攻略サイトによるとここでエンド分岐になる最後の選択肢のようですね。
まずは真澄と食事を選びます。

時が移り放課後になり、たまには自分が心を迎えに行くか、ということで、
心の教室へ向かう浩紀。そんな浩紀の目に、女生徒3人組に囲まれている心の姿が飛び込んできます。

女生徒Aの彼氏が心にちょっかいをかけているようで、
それを逆恨みしてAはじめ他の女生徒2人が心に言いたい放題言っているようです。
ただし、心の反撃の方が毒舌度が高いです(笑)
曰く、自分の魅力が足らないから彼氏がフラフラしている。
曰く、ちょっとは自分を磨く努力をしろよ。
曰く、他人に当たって鬱憤を晴らしてんじゃねぇよダセェ
正論過ぎて女生徒Aから平手打ちを食らうほどです(笑)
そして、明らかにヒートアップしている口論に対して止めたりはしない傍観の浩紀(笑)
それなのに心に平手打ちをした女生徒を逮捕覚悟でブン殴るとマジギレる空手経験者浩紀(笑)

大人になることを拒絶したココちゃん?

最終局面に至りようやくココちゃんが……ひ……い、あ、あああってた理由が明らかになります。
仕事で海外にいる両親と、周囲の無理解により大人たちから傷つけられ続けていた彼女は、
同時期に遭った誘拐未遂事件により大人への拒絶が決定的なものとなり、成長が止まったとの事。
…といったことを心の親戚だというとってつけたような設定の薬師先生が仰いますが、
親が居なくて可哀そうという『同情』を『中傷』と同義に扱っているのはおかしくないですかね?

最後はボタンの掛け違いによる悲劇を浩紀の英雄的な行動で未然に防ぎ、ハッピーエンドです。
この辺りの顛末は展開急過ぎじゃね?というきらいを除けば悪くはないと思います。

ところで木村学園長によると浩紀は真の愛を持つ聖職者だそうですが、
彼の定義する聖職者の必要条件には節制という概念はないようです(笑)

エンド後、もう一つの選択肢である心と食事の方は、特に心の過去を深堀りすることなく、
幸せな日々を送るエンド。…エンド分岐する意味あるのコレ?というレベルの手抜きです(笑)

萌衣シナリオ

次は萌衣の攻略に取り掛かります。
3日目にツインテールがぶわっと上になったままの超萌衣を目撃しつつ、
4日目に萌衣を煽って反撃のハイキックを食らいつつ、
5日目に学食で周囲を憚らず萌衣を煽って大立ち回りを演じたりする日常を過ごします。
なお、5日目の学食では花梨が萌衣を止めて事なきを得るのですが、
その直後のイベントで花梨に声を掛けられても記憶が真空になります。
1時間以内に会った人の事すら忘れててワロタ

記憶が真空になるイベントでは花梨と話している途中で萌衣が現れ、
学園祭の手伝いをしろと言ってきます。
手伝いをするかどうかは選択肢で今までは常に断ってきましたが今回は手伝うをチョイス。
萌衣は顔を赤らめながら

【萌衣】「そ、その……ありがと」

直前に大立ち回りしてたのにデレるの早くないですかぁー(笑)!?
そして、そんな萌衣の様子とそれをからかう花梨の2人の様子を見て浩紀は

なんか、ちょっと揺らいでしまいそうだからだ。
気づかれた日には、さらにからかわれることは必至だろう。

前後のテキストに何が揺らぐのか書いてなくて意味が分からないです(笑)

土日のイベントは既出なので省略します。

第2週2日目~5日目

第2週1日目は萌衣絡みのイベントは何もないので2日目から述べていきましょう。
朝に萌衣が校門から落ちる流れは既出なので省略して次の選択肢へ行きます。
…次の選択肢は既出ではないですが、萌衣のハリセン談義とかどうでもいいので飛ばします(笑)
…次の選択肢も萌衣のセンスだっさとか言って浩紀が煽るいつもの流れなので飛ばします(笑)
…3日目も萌衣と会うイベントがないので飛ばします(笑)

4日目は打って変わって萌衣と絡むイベントが色々ありますね。
その中でも昼食の場面での花梨が異彩を放っています。

【花梨】「そんじゃ、一緒に食べよ!」
買ってきたパンの袋を示すと、
さらに、にぱりんっ! とかりんちゃんの顔がほころぶ。

にぱりんっ!(笑)

5日目は特に何もなかったので省略します。

第2週6日目~学園祭

第2週6日目にて足を捻挫した萌衣を保健室に連れて行くイベントが発生します。
今までは誰も居ないのに他に任せるを選択し続けてきましたが、
ここは当然、自分で介抱するを選択します。

怪我の応急処置後、不在の薬師先生が戻るまで安静にすべきということで、
萌衣を抱えてベッドに運ぶ浩紀。

(前略)凶暴さの象徴だったげじ眉も、今は困ったように寄せられ、
心中のとまどいを、はっきりと俺に伝える。
特徴と言うより、こいつは、これだから可愛いという、
チャームポイントに見えてきた。(中略)

眉毛が凶暴さの象徴って何なんですかね?

知らずのうちに、熱い目でじっとめいの顔を見つめ、
息をのんでいる俺がいた。

知らず知らずのうちに知らずのうちにと誤用をしている俺がいた(笑)
国語教師の設定なのに…

【萌衣】「……いいよ……」

濡れ場に突入します。…何でやねん(笑)
なお、他に任せる選択時に出てくる薬師先生の話によると、
彼女は浩紀が保健室に入ってきた時から部屋に居たそうです。ピーピングトム・薬師(笑)

学園祭初日は真澄の誘いを断り、グラウンドへ行きます。
萌衣とかりんの所属するチア部ではチョコバナナの屋台をやるとのことです。
屋台用であるバナナを花梨が渡してきますが、在庫を渡すのはまずいだろうということで、
浩紀は萌衣にバナナを返却します。バナナを手に握った萌衣を見て

【浩紀】(あ、なんかエッチっぽい……)(中略)
俺はいやらしい妄想で、半笑いになるのをこらえて、
めいに悟られまいと、慌てて自分の手を引っ込めた。

女の子がバナナを握っているだけで手を伸ばして半笑いになる浩紀は怖すぎですね(笑)

学園祭2日目と3日目は特筆すべきイベントはありませんので省略しまして、
いよいよ後夜祭でのヒロイン確定の選択肢です。

萌衣を探す

……でも、それぞれに後夜祭を楽しむ学生達の中に、
目当てのげじ眉娘はいない。
なんか、残念だな……
と思っていた、その時!
【???】「とりゃ」
【浩紀】「!?」
なんだかもう、
条件反射で身体が反応する気配が、俺の背後に現れた!
ぺそっ

ぺそっという謎擬音(笑)

あくる日に浩紀が学園に来ると、廊下で花梨とバッタリ出会います。
花梨は学園祭がいかに楽しかったかを力説します。
そんな彼女にほっこりした浩紀は花梨の頭を撫でますが、その情景を目にした萌衣が

【萌衣】「他の娘と、仲良くしないでッ!!」

と嫉妬の炎を滾らせます。その後、鍵を掛けた教室に移動後

【萌衣】「……ねえ、忘れさせてよ」

ということで濡れ場に突入。ぺそっ後もヤってますので、
2日連続でございます(笑) さらに、

その後、ラブホテルで、ラウンド2以降をつきあわされる
ことになってしまった……

お盛ん過ぎてワロタ

そんな状況なのに次の日の真澄との会話で、

【真澄】「--大切に、してあげてね」
【浩紀】「ああ、まかしとけ」
姉の頼みを、どんと胸を叩いて引き受ける。

などと言うのは、ちょっとどうかと思いました(笑)
後、真澄との会話の中で、萌衣の初恋の人は幼いころに一緒に遊んだ浩紀だが、
『教育実習に来ている今の浩紀』がその初恋の人だと萌衣は薄々気付いている、
という事実が判明するのですが、浩紀が時々萌衣の幼少時のことを語っているのに、
何で萌衣は気付いてなかったんですかね(笑)?

蜜月の時?

学園最後初の週末はデートです。色々な所を周るプランを練っていましたが、
浩紀の家に訪れた萌衣の体調が悪いということで、予定変更して近くを散歩することにした2人。
…萌衣は乙女チックな少女漫画が好きという設定なのにデートで待ち合わせはしないんですね(笑)

本屋、公園、神社と巡ったところで萌衣がダウンしてしまい、この日のデートはお開きに。

(前略)今はただ、背中でぐったり虚脱しているめいが、
痛ましいだけだった。

虚脱でなくて脱力だと思うんですが、どうでしょう?

萌衣を送り届けた後、自室で萌衣のことを慮る浩紀。

女の子には月に一度の恒例とはいえ、
あそこまで調子が悪そうだと、やっぱり心配だった。

萌衣はただ体調が悪いとしか言っていないんですが、何故原因を断定しているんですかね?

週明けの月曜日、時は進みいきなり5限目終了の場面から始まります。
浩紀が悪くはないけだるさで歩を進めていると花梨から声を掛けられます。

【浩紀】「ん……ああ、かりんちゃんか。
相変わらず、近くにいるだけで穏やかな気分になる
和みオーラを感じながら、かがみ込んで聞く。

何故かがみ込んだんですかね…足フェチですか(笑)?
花梨は手紙を届けにきたようです。浩紀が差出人が誰かを聞くと、

【花梨】「めいたんからですっ!」
元気な声が、親友の声を言って……(後略)

親友の声って何ですかね(笑)?

萌衣からの手紙を改めると、彼女が放課後に教室で待っている旨のことが書いてあります。
手紙を読み終えて歩きだしたところに、今度は心から声を掛けられます。
…恋人からの手紙を廊下で開けて読むの(笑)?

心も話があるから放課後に教室まで来て欲しいとのこと。
…萌衣も心もどこの教室か言えよ(笑)

エンド分岐

さて、心か萌衣どちらかを優先するかが最後の選択肢ですね。
まずは心を優先するを選択してみましょう。
心がまだ浩紀を諦めてない宣言を頂きました。
次の日の登校時に真澄やひのとにも言い寄られる浩紀に萌衣が文句を垂れる場面でエンド。
手紙の約束をすっぽかしてるのにそれについては何の反応もないのはワロタ

次は萌衣を優先するを選択します。
心はもういいとすごすごと浩紀の元から去っていきます。
選択肢によっては心と身体を重ねた上でこの展開になるわけですが、
この幸薄きヤり捨てられ少女に我々は涙せずにはいられませんね(笑)

後の展開は学生である萌衣を連れてテーマパークへ遊びに行ったあとホテルに泊まるという
真の性職者たる浩紀の面目躍如といったところでエンド。
心を優先するの方がまだマシな気がしてきました(笑)

ということで今回はここまでと致します。ではまた次回。