其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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お兄ちゃんへ(Guilty) 感想

Guiltyブランド作品「お兄ちゃんへ」を今回プレイしたいと思います。
PCゲーム雑誌(バグバグかP天かどっちかは忘れました)で攻略が載っててそれで気になって幾星霜、
何年か前に中古で買って寝かしていましたが、すぐに終わりそうで感想を書き溜めできそうということでプレイ。
発売日は1997年07月25日。四半世紀前です(笑)
そもそも今のPCで動くのか?…動きましたよ…誰得情報ですが、お兄ちゃんへはWin10でプレイ可能です!!(笑)
但しメーカーサイトの修正を当てると起動できなくなるのでご注意。
というか途中でメニューなどに戻らなくなるバグが発売2年後に修正って…当時は大らかだったんだなぁ(笑)

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システムは正直ゴミですね(笑) まあ、当時としては標準的なレベルじゃないですかね。
1996年に発売されたLeaf作品・痕はもうちょっと使い勝手が良かった気がしますが(笑)
え、なんで痕を話題に出すかって?だってキャラデザ被ってるし(笑)
主人公の従妹の望ちゃんはどう見ても柏木家三女だし(笑)、
アルバイトのお手伝いさんはどう見ても柏木家次女だし(笑)、
偽フィアンセは柏木家長女色違いだし(笑)
主人公の妹琴美は柏木家四女キャラだし(笑)
ついでにいうと望ちゃんの兄は柳川さんですよね(笑)

しかも物語の舞台が田舎の名家の一族のお屋敷でサスペンス風味……
発売時期から鑑みて明らかにパクリオマージュ作品ですよね(笑)
そして本家の足元にも及んでいない出来(笑)

とりあえず分岐が結構多いのにセーブスロットが5つしかないのはきついです。
そしてスキップなし。ちょっとダルすぎないですかね(笑)
まあ、最初から攻略を見てプレイしたのでそこまで苦労はしていませんが、
自力攻略はやめた方が良いかと思います。

シナリオは正直ちゃんと読み込んでいませんが大略次の通り。
全体的なテーマとしては兄妹の倒錯的な愛をメインに据えつつ(プレイヤーにとっても)謎に満ちた両親の死、
旧家のドロドロしたお家騒動、フルチンの中年に斧を持って追いかけられるという猟奇性(笑)、
(プレイヤーにとっても)謎の執事の自殺と言ったものを絡めてそれぞれが有機的に機能していない
ごった煮のスープのような感じでしょうか(笑)
澄江さんのエンド間際の語りも良く分かりませんし、望ちゃん失踪エンドも良く分かりません。
あらゆる所で(プレイヤーにとっての)謎に満ち満ちていて、
パッケージに書いてあるミステリアスサスペンスのキャッチにふさわしい作品と言えるでしょう(笑)

結論

当時のゲームを知るという目的以外にやる価値はないです(笑)
このレベルで商業ベースに乗せられたんだなあという感想しか抱けませんわ(笑)
あーあと柏木家次女が中指立ててる立ち絵を見たい人にもオススメ(笑)