※本レビューは過去サイトからの転載です
元々内容に興味があったソフトですが…そんな折、激安で買える機会があり、迷わず購入。
システム
基本的な機能は完備してますね。CG・回想etc…主人公以外フルボイスです。
アニメーションがあるので若干全体的に動作が重い気がします。
BGM
悪くは無いですね。戦闘シーンと日常のシーンときちんと雰囲気分けが出来てる感じ。
ストーリー
実は大財閥の後嗣であった主人公が財閥の所有する大きな屋敷でメイドさんと暮らす物語。
そして何故かメイドさんたちによる殺陣ありまくり(笑)
プレイしてみて…
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さて、このゲームはコマンド選択式のADVで難易度は低い方ですね。
適当にやってても誰かしらのエンドに辿り着いてくれそうです。しかしアニメーションはいらないような…
SixtyNine2辺りからずっと導入されているようなのでそれなりに好評なんでしょうが、
個人的にはフォルダの中にあるmpgファイルを見て若干萎えましたね(笑)
しかしメイドさんたちは巨乳過ぎ。アイルの恥乳(Byボンテージゲーム)じゃあるまいし(笑)、
もう少しバランスの良い体型をして欲しいものです。
シナリオについて。
メイドさんが大きな剣を振るう、”そのミスマッチがたまらない”とパッケ裏にありますが、
正直どうでもいいというか、やっぱり無理あるだろとしか思えません(笑)
ゲーム内においてはメイド+剣について理由付けはなされてますけど、必然性はないと思うんですが…
というか寧ろSPとかの方が適切?女性SPと大きな剣なら何かGUNSLINGERGIRLの対比っぽい(笑)
そして殺陣シーンの方が日常会話とかよりもテキストが多い気がするのも、
ますますメイドさんである必然性が薄いような…大体男性の方が膂力において勝っているのになー(笑)
さて、このゲームの5割(7割?)を占めるバトルシーン&関連シーンですが、
個人的に戦闘というのはADVの表現に向かないというのが基本的認識なんですが、
意外に楽しめたというのが率直な感想ですね。ただ再プレイ時に2度3度と繰り返し見ないといけないのは
若干苦痛ですね。1回1回がかなり長いのでスキップしても時間がかかってしまいます。
シーンスキップは欲しいところですね。
今回は個別シナリオについては触れませんが、1点だけ突っ込ませて頂くと、
カラドボルグとかバルムンクとか西洋起源の剣が何で日本の家系に代々伝わってるんですか(笑)?
ところで「(自分を)暗殺しに来た人間をメイドにするご主人様がどこにいるのよ!」とメイドさんの一人が
キレるシーンがあるんですが、このゲームで居たということを思いだして一人ウケてたのは秘密です(笑)
まとめ。
メイドがテーマのゲームとしては破天荒なんでしょうが、闘いを通しての成長をテーマとするゲームとしては
ステレオタイプではないかと。正にメイビーソフトらしいゲームなんじゃないでしょうか。
他のゲームは持ってませんが(笑)
面白かったと言えば面白かったんですがそれもあの値段で買えたからだろうなぁ…
蛇足。
棗の「燕返し!」の声が耳に残ってます…(笑)
06/8/31更新
06/11/5加筆