其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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君の想い、その願い(tumugi) 感想 01

今回は、tumugiより2003年10月24日に発売されました、
君の想い、その願いをプレイしていきたいと思います。

本作も例に漏れずかなり昔にプレイしたことがあるのですが、
途中で放置して多分20年ぐらい経ってますね(笑)

システム

回想モードはCG・シーン・BGMと3点セットは揃っています。
OPムービー再生も可能です。ゲーム開始後すぐに見られるのでこのオマケは要らないです

バックログは赤色で表示されます。ダイイング・メッセージですか(笑)?

このバックログからの復帰は色んなキーで受付されるようなのですが、
私が記事執筆の為に多用しているPrintScreenキーでも復帰します。
つまり、メッセージをキャプチャしようとしてPrintScreenキーを押すと、
現在位置に戻るので目的のテキストがキャプチャできません(笑)
一応、ゲームのウインドウを非アクティブにすればキャプチャできますが、面倒ですね…

さらにこのバックログからの復帰は、
アプリケーションの切り替えに使用しているAlt+TabキーやWin+Tabキーにも適用されます。
バックログの時だけ他のアプリの操作を禁止するZenモード搭載です(笑)

上記の変なキーで復帰する操作を繰り返していると、
ゲーム本編の画像(背景CGやらメッセージやら)が表示されたままで
タイトル画面に遷移する現象も発生。明らかにバグですね…

あとはメッセージ送りがやや遅くてテンポが悪いのもマイナスですね。
そしてテンポが悪いのにスキップは既読のみでつらい(笑)

あらすじ

恋人だった天宮 悠(あまみや ゆう)の死の突然の知らせを受け取った、
医学部に通う主人公・佐間 景志(さま けいし)。戻った秋篠(あきしの)の地で彼は何を知るのか--
みたいな感じのダウナーなストーリーですね。

本編プレイ開始

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物語はいつの間にか音信不通となっていた元恋人・悠の訃報を知った景志が、
郷里である秋篠町に帰る所から始まります。

駅を出るとそこには訃報を景志に教えてくれた幼なじみ・高原 夏希(たかはら なつき)の姿が。
景志を迎えに来てくれていたようです。迷惑だったかと遠慮がちに問いかける彼女に景志は

【景志】「いや、非常に感心な心がけだ」

久しぶりに会う幼なじみなのに何でそんな態度(笑)?
このようなやり取りはいつものノリだといった主旨のことが述べられますが、
普段からそんなに尊大なのコイツ(笑)?

悠の墓は駅から徒歩20分ほどのところの町はずれに静かな丘の上にあります。
まずはそこへ向かう景志と夏希。

…墓碑銘がやすらぎ
新しいミレニアムは"愛もやすらぎも夢も墓の中さ"
というパンキッシュな精神の表れなのでしょうか(笑)?

悠との出会いを回想した後、実家に帰宅する景志。
両親が海外赴任し、景志が医者になる為に上京した後、
佐間家に住んでいるのは遠縁の親戚である倉本 沙奈(くらもと さな)です。

家の前で出迎えてくれた沙奈と"さあ家に入ろうか"というタイミングで、
沙奈があ、あの…と声を掛けて来ます。

なに…?何が言いたいのだ?

内心では超高圧的な景志くん(笑)

役者が揃った?

悠の親友であったという佐々川 香澄(ささがわ かすみ)先輩と、
悠の妹である天宮 佳織(あまみや かおり)、
そして佳織の知り合いらしきナースの響子(きょうこ)さんが登場します。

悠を放置して今更戻ってきた景志に超塩対応な佳織さんです。
しかも佳織の性格が悪いとかじゃないのでこの塩対応がグサグサ心に突き刺さります。
例えばとある事情があって病院に景志を連れてきた場面の台詞は

【佳織】「ここは…姉貴が息を引き取った場所だよ」(中略)
【佳織】「どんな…気持ち」

みたいな感じです。ひぃぃ(笑)

さて、実は初日から選択肢が結構出て来ていますが、
攻略サイトは現存しない(過去にも存在しなかった?)ようなので、自力攻略です。
とりあえずは雰囲気を掴むために基本的に好感度を上げない方向性の選択肢を選んでいきます。

しかし、しかしですね、いくらなんでも悠の死に目に会えなかったことを悔やむ人物が、
故人から託された日記を夏希から渡されて受け取らないなんて選択が出来るわけが……

今はとても読む気にはなれない…俺は日記を
受け取らないことにした。

マジで受け取らないんですけどコイツ(笑)
というか受け取っても読まずに放置するんですけどコイツ(笑)

その後は響子さんと怪しい関係にありそうな雰囲気の医者が出てくるなどして、
中々香ばしい雰囲気が漂ってまいりましたね。
というか何回も響子さんと関わらない方向の選択肢を選んでるのに関わってくるのはやめて(笑)

あと、沙奈と夏希が猫の名前を覚えているとか覚えていないとか、
心底どうでもいいことを語り合うイベントで尺を稼ぐのもやめて(笑)

適当に選択肢を選んでいくと誰とも関わらずに秋篠を去るエンドに到達。
最後の場面での景志くんの懊悩の声を取り上げてみましょう。

どうしてやればいいのか…俺には分からない。
たとえわかったとしても、俺に何ができる?

いや、"どうしてやればいいのかわかった"のならそれをやればいいじゃん(笑)

--結局、秋篠に帰ってきたものの、
何ひとつ解決の道筋は見つけられなかったな。

元恋人の訃報を知って何を解決しようと思ってたの(笑)?

俺は何を期待して来たんだろう?

元恋人の訃報を知って期待できそうなことって何なの(笑)?

(前略)それでも、敗北者としてこの町を去るという
結末こそが今の自分にとって、
最もふさわしいものかも知れない--

お前は何と闘ってたの(笑)?

香澄シナリオ

ゲームのおおよそのつまんない雰囲気を掴んだところで、
各ヒロインのシナリオに挑戦していくことにしましょう。
ここはテキストの量が少なそうなキャラから攻略していくことにしましょう。
ということで、学生時代の明るい雰囲気が豹変して
すっかりペシミストになってしまった香澄先輩のシナリオをプレイしていきます。
…覚悟はいいですね?バッドエンドしか存在しませんよ(笑)?

さて初登場のシーンはこんな感じです。

【景志】「あの…もしかして、香澄(かすみ)先輩…
香澄先輩じゃないですか!?」(中略)
【香澄】「…誰それ」

お前や(笑)
自分の事すら認識できなくなっている香澄先輩です。よよよ(笑)
明らかに景志が自己紹介する台詞を忘れててワロタ

去っていこうとする香澄を呼び止める景志。

【景志】「悠の…悠の話が聞きたいんです…」
【香澄】「悠の…何が聞きたいって」
【景志】「あ…特に何をってわけでは…ないんですけど…」

特にないんかーい(笑)

さて、香澄さんの話を聞こうとしたりするなど積極的な行動を取った上で、
悠の日記を受け取ると香澄シナリオに入るようですね。
日記を受け取らない場合は何かに敗北します(笑)

悠の日記を受け取った後はどうも響子さんと一括りのルートになっているらしく、
病院に行かないと相変わらず何かに敗北します(笑)

後半は何故か抜きゲー的な展開になり、その過程で香澄さんの過去が明らかになります。
そして景志が香澄の過去を受け止め、彼女も"前向きに生きよう"となったタイミングで、
因縁の相手が現れて精神が破壊されてしまう香澄。えー…

とりあえず香澄さんの陰門を執拗に狙う(景志含む)男たちはきめぇ(笑)

この後は香澄の部屋で延々ヤりつつ、所持金が尽きたら俺たちはもう…みたいな感じでエンド。
精神破壊エンド以外は存在しないようなのでこれで攻略完了です…

回想シーンを見てみると、香澄4つ、響子3つ、それ以外の人々は1つ枠があるようです。
各々のヒロインの扱いが分かり易い(笑)

佳織シナリオ

次は佳織シナリオをプレイしていきたいと思います。
細かい所を挙げていくとキリがないレベルで引っ掛かるポイントが多い本作ですが、
このシナリオでもそれは健在です。

まずは景志が秋篠に戻ってきた理由について整理してみます。
・景志の認識では『悠とは没交渉で恋人関係は自然消滅』
・秋篠在住の幼なじみ・夏樹からの連絡で悠の訃報を知る
・そこから先のことはよく覚えていないが、取り敢えず秋篠に帰ることにした

上記はゲーム開始時での景志の語りによる情報です。
では、次に佳織シナリオ内でのテキストを見てみましょう。

佳織に負けず劣らず、俺だって悠を愛してやまない
ひとりだと…胸を張って言える明日のために…
今がある。
そのために、秋篠に来たのだから--。

つまり景志くんは、
関係が自然消滅するほど連絡を取っていなかったが、悠を愛している(た)。
それを明日においても憚ることなく言えるように(アリバイ工作の為に)秋篠に来た。
ということでよろしいですか(笑)?

佳織の生きる意味

子供の頃から身体が弱い姉を守らねばならないと気を張っていた佳織ですが、
悠に景志という最悪の恋人ができたことによって、
姉を守らなくてもいいという新たな生き方への道が開けたと彼女が語る場面。

【佳織】「(前略)あたしはあたしの好きなように、
生きていけばいいんだ…って」
【佳織】「そして今、姉貴が死んで…あたしは生きてる
目的も…意味もなくなった。
あんただってそうでしょ?」

直前の台詞で"好きなように"生きると言っているのに、
悠が身罷ると生きる意味がないというのはどういうことでしょうか(笑)
好きに生きようとした結果、やはり姉を守るという結論に到ったという解釈は可能ですが、
もしその解釈通りならそこはちゃんと語らないと駄目じゃないですかね…

因みに彼女はこの後景志にも"これからどう生きていくのか?"と聞いてきますが、
景志の回答は以下の通りです。

【景志】「それが…わからないから帰ってきた…って
言ったら、お前は信じるか?」

今までそんな事は全く語っていませんでしたが?
景志くんの不誠実さが光る名回答ではないかと思います(笑)

帰郷七日目・夏祭り~

どうやって生きていったらいいか分からない同士で波長があったのか、
景志と佳織は2人で夏祭りを冷やかします。

弾けるような笑顔が返ってくる。
なんだか今までのことがみんな嘘みたいに思える。
このまま、時が止まってしまえばいいのに…。

いきなり佳織にお熱な景志くん(笑)
亡き恋人の妹とは言え、笑顔を見ただけでそこまでは思わないでしょ…

次の日も放課後に買い物を一緒にして親密度がアップした2人ですが、
景志の部屋に置いてあった悠の日記(未読)を佳織が無断で持って帰って以降、
また佳織の態度が急変します。
学校をサボったり、"行きずりの男と寝た"と嘯いたりと大変なことになっています(笑)

彼女のサボりを防ぐため、沙奈を佳織の自宅まで帯同させて学校に行かせようとしますが、
そんな作戦が気にくわなかったのか、佳織が沙奈をなじりだします。
景志は…思わず、手が出た。

【景志】「なんで…なんで沙奈にあたるんだよ」
(前略)頭にすっかり血が上り切ってしまっていた。

お前は佳織にあたってもいいんかい(笑)
というか景志くん顔真っ赤でワロタ

手を出された後に姿を消してしまった佳織を探して回った景志は、
ようやく展望台で彼女を発見します。
急に世を儚んだ佳織は展望台から飛び降りようとしますが、
寸でのところで景志が抱き締めて阻止。そして恋人へ~

とりあえず佳織さんは情緒不安定過ぎではないかと思います(笑)

次の日には沙奈の進路についての話で1日を潰します。
物語の最終盤で他のヒロインの話をするこの展開は意味が分かりません(笑)

エンディング

悠の日記に書いてあった彼女の遺志は、景志に夢を叶えて欲しいというもの。
その遺志に従い、大学へ戻り医者へなる勉強を続ける決意を固める景志。
※日記には他にも何か書いてあるようですが、このシナリオでは明らかにされません

秋篠から離れる前日に悠の墓前で佳織にしばしの別れを告げる景志。

【景志】「姉貴さんの時とちがって、
たかが半年…佳織にできないわけがない。
ちがうか?」

"姉貴さん"て(笑)
何故、ここの場面でそんな呼称を使用するのか(笑)?


今回はここまでと致します。ではまた次回。