其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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こなかな2 konatayori kanatamade II(F&C) 感想 03

今回も2013年04月26日発売、こなかな2 konatayori kanatamade II をプレイしていきます。
前回にも触れましたが、途中からVer1.02でのプレイに切り替わっております。

さて、エリー(Ver1.00)、千香(Ver1.02)とクリアしてきましたが、
今回は沙希姉(沙希)とくー(久遠)を攻略していきます。

人間に戻ることが先決問題。

続きを読む

やはり永遠はヴァンパイアに忌避感があるということで、引き続き人間に戻る方法を模索します。
しかし、永い時を生きるヴァンパイアであるフランが知らないのは不思議だなぁ(笑)
朝からフランと一緒にアレクを捜そうと出かけようとした所に沙希がやってきて、
永遠に何処へ行くのかと聞いてきます。

【永遠】「いや……ちょっと」(中略)
正直、ヴァンパイアから人間に戻ってきます、なんて言え
るわけがない。

"人間に戻る方法を知っている(かもしれない)アレクを探す"ということは、
すなわち人間に戻るということと同義なのであります。By永遠
…流石にそれは論理の飛躍が過ぎませんかね?

フランとお出かけということで明らかに苛立っている風な沙希を振り切って外に出る永遠。
玄関先で待っていたフランは沙希に真実を告げなくていいのかと永遠に問いかけますが、

【永遠】「……ヴァンパイアになったなんて、言えるわけないだ
ろ」

と、けんもほろろな感じの返答です。
永遠が沙希に催眠術を掛けて"フランが永遠の親戚だ"と思い込ませていることは、
永遠、フラン双方忘却の彼方のようです(笑)
その後、無言で歩き出した永遠たちは適当に街を散策し、アレクを探します。
人間に戻ろうと必死な筈の永遠が手掛かりをてきとうに探しています(笑)

適当に探して見つかるはずもなくこの日は成果なしで帰宅。
そして次の日も同じ行動をして沙希姉に詰められます(笑)
何処へ行くのかくらいは教えて欲しいと詰めてくる沙紀に永遠は、

ヴァンパイアから人間に戻るから。
絶対に言えない。
言いたくない。

ということで、教えることを拒否します。
何処へ行くか言ったらヴァンパイア関連の行動と分かっちゃうんですか(笑)?
ヴァンパイアは意外とメジャーな存在だったんですね(笑)

大事な幼馴染みである沙紀にヴァンパイアに関わってほしくない永遠は、
弁当を一緒に食べるのも駄目なのかと詰め寄る沙希をとにかく拒否します。

【永遠】「う、うん。だからさ……か、帰ってくれない、かな?」(中略)
言ってから後悔した。
流石に言葉が悪かった。(中略)
【永遠】「ごめん……でもさ、沙希姉にはあんまり関わって欲しく
ないんだよ……」

一言目の後で"言葉のチョイスをマズった"みたいなことを思いながらも、
二言目もあまり言葉の酷さが変わってない永遠さん(笑)

そんなこんなでこの日もアレクは見つからず。次の日は平日なので学園です。
登校時に会った沙希と永遠は双方言葉が悪かったと謝罪し合い、問題解決かと思われましたが、
"何故自分を避けているのか?"という沙希の重ねての問いかけに答えられない永遠さんに、
フランと永遠がよろしくやっているに違いないと誤解して沙紀は怒りながら去っていってしまいます。
そしてその日の放課後。

今日も特に何事もなく終了。

え!?沙紀姉の事は大事な幼馴染みなのに、特に何事もなくなんですか(笑)?

放課後、気分が沈みがちな雰囲気を察してフランが永遠を気晴らしに商店街に連れていきます。
沙希と良く行った喫茶店『つむぎ』に行き、沙希とよく食べたチョコレートパフェを食す永遠とフラン。
よろしくやってると誤解されている相手と喫茶店に行く永遠さん(笑)
というか12月にパフェとか寒くならないですかね(笑)?

月曜の次の日は…週末!?

学園ものでありながら学園の存在が不要であるかのように土曜まで日が進んでしまいました(笑)
永遠が通っている学園は土曜は休日だということなので、この日もアレク捜索をすることに。
しかし、その前に沙希が5日ぶりに来襲してきます。
が、永遠も慣れたもので、用事があると言って沙希を追い返します。
大切な故に真実を伝えられないジレンマみたいなテーマなんだと思いますが、
既に使っちゃってる催眠術をもう1回使ったらいいじゃん(笑)

捜索の道すがら、"沙希に真実を語ったらどうか?"と永遠に再度提案するフラン。
さらにフランは"沙紀は永遠がヴァンパイアだと知っても変わらないのではないか?"とも語ります。
そんな提案を永遠は一蹴にします。

【永遠】「わからないだろ、それは。嫌悪感を示す可能性だって十
分にある」

永遠、お前の今までの対応は嫌悪感を示されるには十分なほどの酷さだから(笑)
"真実を語って嫌われる"と"嘘をついて嫌われる"となら前者の方がいいと思うんですけどね。

週明けの朝も沙希の家の窓を見つめて物思いに耽る永遠。何か考え事をしていたのかとフランに聞かれ、

【永遠】「別に何も考えちゃいないよ。気にするな」

頭カラッポ発言(笑)

その日の昼休みではすれ違う沙希と永遠を描いた場面…なのはいいんですが、
沙希のモブ友人2人は青い影でちょっと怖いんですけど(笑) 怪しい影(笑)

ぼっち飯の永遠を哀れんだのか、フランがやって来て一緒に弁当を食べてくれます。
きんぴらを咀嚼する音すら聞こえるほどの静寂で食べているらしいので、
正直ぼっちと変わらない気がします(笑)
もしくは咀嚼音が大きく聞こえるような固い具材のきんぴらだったのかもしれませんね(笑)

そんな食事を終え教室に戻る最中、フラン作の弁当から沙希作の弁当を連想する永遠。

沙希姉の弁当か……。
懐かしい気すらしてしまうな。
でも、もうそんなことはない。
断定は出来ないけど、しばらくはないだろう。

何を言っているのか良く分かりません(笑)
言いたいことは何となく分かるんですが、もうちょっと表現を考えた方が良いのでは?

終業式

学園最後の日、何となく気が抜ける自称"気持ちがぶれぶれ"な永遠くん。
このままではいけないと気を引き締めます。

q休みに入っても、引き続きフランに手伝ってもらってア
レクを捜しに行かないと。

q休み(笑)?
コンシューマで先に出て約半年後に出たPC版も2回修正が入っていて表現がこのままということは、
製作者はq休みで正しいと言いたいのですね(笑)?

さて、放課後に謎の男にナイフを突きつけられ襲われそうになっていた沙希を間一髪で助けた永遠。
気を失っていた沙希に告白された永遠は、自身がヴァンパイアであることを告げるも、
フランの予想通り沙希は特に気にしなかった為、2人はめでたく恋人同士となります。
沙希の個別シナリオに入ってずっと同じネタで引っ張ってきたくせにあっさり風味ですね(笑)

なお、沙希は幼少期にもナイフを持った男に襲われて永遠に助けられており、
その時からほのかな想いを抱き続けていたとのこと。不審な男を惹きつける沙希(笑)

恋人同士になった後は定番の温水プールへ。
冬に使わないので奥にしまい込んでいた水着を取り出す永遠。

しまい込んでいたので、どことなく湿気がかった匂いがす
るが、どうせプールに入るんだ。問題ないだろう。

夏以降使ってなかったと仮定すると、約半年は湿っていた水着ということに(笑)

そしてプールで遊んでいる最中に突如永遠を襲う吸血衝動からの~発情というコンボですね。
エリーと千香でも同じネタを使っていましたが、3人目ともなるとちょっと同じネタで飽きてきますね…
残り2人も同じネタを使うのでしょうか?

クリスマスイブ

イブと言えばやはり定番のデートということで、公園に繰り出す永遠と沙希。
"ヴァンパイアになった経緯を詳しく話しておいた方がいい"と思いつつ

【永遠】「かいつまんで話すね」

詳細を話すのか概要を話すのかどっちですか(笑)?

後は定番の濡れ場というか、
コンシューマからの移植のせいか、エリー・千香と今までのヒロイン全員
連続でHシーンになるのはちょっと気になりますなあ(笑)

ヴァンパイアになりたい女の子

永遠と永遠に共に居たいが為に同じ種族になろうとする沙希。
それを思いとどまるよう説得する永遠。彼は論客としてはヘボもいい所ですね(笑)

永遠の説得を受け流し、夕食の買い出しに商店街に繰り出す2人。
楽しそうに買い物を続ける沙希を見ながら、永遠は黙考し続けます。

改めて見ると、可愛いな……。
見失いがちになっていた気がする。
こんなにも可愛い表情。
沙希姉の一挙手一投足がたまらない。

たまらんばい(笑)

そう思っていたはずなのに、最近はどこかへ吹き飛んでい
た。
これがもし、沙希姉がヴァンパイアになったらどうなるん
だろうか。
これまでと変わらず、こういう光景が見られるのか。
ヴァンパイアになっても、普段の生活は変わらないのか…
…どうなのか……。
少なくとも、精神的には影響が出るだろうし……。

"変わらない光景"で過ごすために沙希はヴァンパイアになると主張しているので、
永遠の望み通りじゃないんですかね(笑)?
あと、精神的影響を心配していますが、永遠が沙紀にとっとと帰れとか言ってた時の方が、
沙紀さんはダウナー状態になってたと思います(笑)

永遠はともかくフランは寿命が違うことにより人間と社会的に共存できないことや、
ヴァンパイアを付け狙う魔物、さらに魔即斬のファンダメンタル退魔士とかの存在などを沙希に
伝えることができた筈ですが、ちゃんと説明しているんでしょうか?

エピローグ

謎の魔物に襲われ意識不明の重体に陥るも、愛の力で沙希の意識を取り戻す!!
…意味分かりません(笑)

アレクも出てこないし廃魔士も出てこないし、何なら 直前に沙希を襲っていた魔物も
フランとバトルしてその後はフラン共々行方不明ですが何か(笑)?

色々端折り過ぎてて微苦笑しか浮かべられませんわ(笑)

くー(久遠)シナリオ

余命幾ばくも無い妹に吊り下げられたヴァンパイアという蜘蛛の糸
それに永遠と久遠がどう向き合うのか。それが本シナリオのテーマになるでしょう。

共通シナリオ分岐直後はくーに真実を伏せつつ、永遠が人間に戻る方法をフランと共に
探すチャプターから始まるのは他のヒロインと同じですね。

その辺りのお話を適当に何やかんやした後、病院への定期検査へ出向く久遠と付き添いの永遠とフラン。
久遠が女医先生と共に診察に向かった後、
待合所で永遠と二人になったフランは不老長生のヴァンパイアが故の疑問を発します。

【フラン】「(前略)治らない病というものは、数多
くあるんだろう?」(中略)
【フラン】「治らないとわかってて、なぜ治療するんだ?苦しみを
長引かせるだけじゃないのか?」

治らなくても症状が緩和(QOLが向上)するなら治療を望む人はいるでしょうし、
治療薬が開発されて不治の病じゃなくなる可能性もゼロではないでしょうし、
さらに永遠くんも少しだけ近いことを言っていますが、
苦しんででも生きたいという信念を抱かせる何かがそのご当人にあれば、言わずもがな。

というかフランだって孤独に苦しみながら何で生き続けてるんです?苦しみを長引かせる(以下略)

病院から帰った後も人間に戻る方法が載った本を求めて自室の本棚を漁って夜更かしする永遠。
永遠の部屋の本棚はアカシックレコードかよ(笑)
次の日の朝に永遠は当然寝不足になり、そんな永遠を心配する久遠。

【久遠】「この前からだけど……何を調べてるんですか?」
【フラン】「なに、大したことではないよ。心配は無用だ」
眉根を下げるくーに、フランは優しく微笑みかける。
くーは本当に花のようだと思う。
周りの人間の、小さな感情の機微すら感じとって萎れてし
まう。
繊細だがその満開の笑顔には、確かに人を元気にする力が
ある。

小さな感情の機って同語反復じゃね(笑)
そして笑ってるのはくーじゃなくてフランですが、何故くーの笑顔について語ってるの(笑)?
ひょっとしたら"周りの~"のセンテンスまではくーについての描写で、
"繊細だが~"からはフランについての描写なのかもしれないですが、そうだとしたら分かり難過ぎ(笑)
ところで、繊細だが満開ってどんな感じの状態なんですかね…?

早く人間に戻りたい

前日の夜、永遠が寝た後も一人で本を探し続けてくれたフランさん。良い人過ぎですね。
そしてそんな心優しきフランに永遠はどんな労いの言葉をかけてくれるでしょうか。

【永遠】「で、あのあと結局なにか見つけたか?」

こいつ最高にクズ(笑)

放課後もフランを伴ってアレクを探すも全く見つからず。

【永遠】「だぁあああああっー!」

シャウトしとるでこいつ(笑)

次の日も学園からの帰りの途中にアレク捜索を続行します。
病院の近くでくーの主治医である伊佐美先生と会ったので挨拶を交わします。

伊佐美】「こんばんは」
【永遠】「こんばんは」
伊佐美】「若い子がこんな時間にどうしたのかしら?」
【永遠】「伊佐美先生だって充分、若いじゃないですか」
伊佐美】「あら、ありがと」
まるで社交辞令のようなやりとりだが、俺は心の底からそ
う思っていた。
それは恋とは違う感情だが。
両親みたいなものだろうか。

要約すると、
伊佐美先生は充分、若い
・そう思っているが恋愛感情ではない。
・親に対する感情に近い。 …意味が分かりませんね(笑)

若さへの言及ではなくて、"伊佐美医師は永遠にとって大事な人"みたいな説明があれば
意味が通りますが、そのような描写もありませんしちょっと説明不足かと思います。

この時の会話で伊佐美先生から"久遠の事も気遣ってやれ"と言われる永遠。
それに触発されて、日付が変わる直前までアレクを捜します。…家に帰れ(笑)

アレクを見つけられずに帰宅する永遠とフラン。
フランからも"人間に戻るよりも久遠の方が大切ではないのか?"と言われますが、

【永遠】「フランにはわからないかもしれないな」(中略)
【永遠】「俺はくーの兄としていたい。ただ、それは人間としての
兄だ」(中略)
くーなら例え俺の状況を知ったとしても、今までと変わら
ず俺のことを見てくれるはずだ。(中略)
でも、人間ではない存在になって初めて気づいたんだ。
人間か、そうでないかの違いはあまりにも大きすぎると。
外見とかの問題じゃない。
心のファクターが強すぎた。

本当に何を言っているのか意味が分かりませんね(笑)
ようは気分が乗らないってことですか(笑)?

人間としての兄でいたいなら真実を告げなければ良いだけなのに、
心のファクターがなどと言ってグダグダしているのは自分の事しか考えてないのでは?
と思われても仕方がないのではないでしょうか。

くーの為に(という言い訳で)人間に戻りたい

妹に朝起こされたり、妹と弁当を食べるといったイベントをこなしつつ、
放課後にアレク捜索のルーティンワークを行う永遠。
アレク捜索の最中に商店街で会った沙希にくーと永遠が最近一緒にいないと指摘され、
"自分は一体何がしたいんだ?"と自問しながらも家に帰ってからくーと顔も合わさずに就寝。
妹の為にとか言いながら肝心の妹は放置なのは流石です。

次の日も、収穫はなしに等しい もしくは収穫はなしだったアレク探索。
前者はフラン、後者は永遠の言ですが、どっちでもいいだろ(笑)

何故かまた病院で伊佐美先生を見つけて会話を交わします。
なお、伊佐美先生の苗字は宇野さんだそうです。くーの主治医という結構重要な人物なのに、
苗字の紹介もないのはスゲー(笑)
さて、伊佐美先生から最近のくーの様子を聞かれますが、
アレク捜索に集中していた永遠は、返答に窮します。そんな様子を見て伊佐美先生は

伊佐美】「あのね、久永。あなたは、自分のやりたいことをすれば
いいのよ」(中略)
伊佐美】「久永は久遠のために生きすぎよ。生きてきすぎたのよ」(中略)
伊佐美】「だから、私から与えられる答えを探すための……それも
ありかもという問題だけ」

すいません、本当に何言っているのか意味が分からないんですが(笑)
私が悪意を持って重要なテキストを抜いていると邪推されるレベルですね…

そして帰宅後、くーの自慰を目撃する永遠。したいこととは覗き行為ですか(笑)?

妄想メソロギヰ?

【久遠】「兄としてではなく、異性として……ひとりの男として…
…」
あの日記の文がくーの声で再生される。

読んでもいない日記ですが何か(笑)?

その日の夜、ようやく永遠たちはアレクと再会します。
当初の目的通り、永遠はアレクに人間に戻る方法を尋ねます。何故戻りたいかをアレクに聞かれて、

【永遠】「どうしてもクソもない、俺は人間に戻りたいんだ」(中略)
ただ、はっきりとしているのは、人間に戻り今まで通り普
通に……ただ普通にしたい。

"はっきりしていること"はあるのそれを答えない永遠くん(笑)

人間に戻る方法を教える条件としてアレクはとある魔物を倒す手伝いをすることを要求。
その魔物とは……

【アレク】「フェケテ」
【フラン】「フェケテだと!?」

フランさんの声が裏返るレベルで驚いているんですが、プレイヤーとしては誰だよそれ?な感じです(笑)
彼女によると何か高位な魔物だそうです。そして何故かやる気を漲らせた永遠くん、

【永遠】「やろう、その魔物、フェケテを絶対に倒そう」

謎のテンションです(笑)

対フェケテ

次の日の夕方、雑木林でアレクとフランと永遠の3人で作戦会議です。
フェケテをどうやって探すかですが、基本的に魔物はヴァンパイアの気配を感じると
襲ってくるらしいので、普段は押さえている魔の力とやらを解放しておびき寄せる囮作戦とのこと。
潜在能力は高いものの戦闘経験もない永遠が囮になるということで話はまとまり、
作戦開始の夜まで待機。

時間になり魔の力を解放した永遠のもとに見事おびき寄せられたフェケテさん。
誰かと思ったらヨダレ垂らしながら高速移動する魔物さんですね(笑)
この方はアレクの部下になったりフランと共に行方不明になったりと大活躍です。
今回もアレクとフランの襲撃をなんなくかわすなど、八面六臂です。
しかし永遠とフランをボコっていたところをアレクが再度背後から奇襲し、形勢は逆転。
フェケテは逃走を開始します。
逃げ出したフェケテの後を追う3人。追いついた先にはくーを人質に取るフェケテの姿が!
伊佐美先生と出掛ける約束をくーがしている描写はありましたけど、
夜まで病身のくーを連れまわすとか(笑)

そして永遠はフェケテの要求を飲み、自分の力をフェケテに渡そうとします。
力を渡した時点で人質の価値が無くなるんですけど、くーを守る気ありますか(笑)?
永遠がフェケテに近づいた時、
アレクが"永遠の父は強盗にではなくてフェケテに殺された"ことを暴露。
永遠は怒りのあまりヴァンパイアの力を使いフェケテを殺そうとしますが、
人質にされていたくーがダメェーーーと叫び永遠が正気に返ります。
その隙にフェケテは逃げようとしますが、アレクにあえなく殺害されます。
結局殺されるんかい(笑)、あとエリーシナリオでの苦戦っぷりとの差は何なの(笑)?

兎にも角にもフェケテを倒したので、永遠が人間に戻る方法をアレクに聞きますが、

【アレク】「そんな方法はしらん」

エリーシナリオでは教えてくれたのにくーシナリオでは冷たいアレクさん(笑)
永遠がフェケテをぶっ殺さなかったのがお気に召さなかったのか、そのまま何処かへ去るアレク。
そしてフランもアレクを追って姿を消します。
帰り道で伊佐美先生がアレク?と会話をしてたりと謎を残しつつも取りあえず次の日へ。

墓前で想いを告げる

両親の墓参へ来た永遠とくー。

12年前に強盗改めフェケテに殺されかけた時に助けてもらった時から
永遠のことが1人の男性として好きだったと告白するくー。
永遠も今回の出来事でくーに対して抱いていた気持ちを自覚し、くーの告白を受け入れます。
因みにこの間ずっとくーが跪いて墓に手を合わせている一枚絵がずっと表示されています(笑)

次の日、カップルとなった永遠とくーは長年の鬱屈故かイチャイチャっぷりを朝から発揮。
2人の関係は秘密にしておこうとか言いながら沙希には速攻バレてます(笑)

そしていつも通りの連続Hイベント(笑) 体調を崩して寝込んだ夜にするのはどうかと思いますが(笑)

吸血鬼ウイルス

伊佐美先生はなんとアレクと交渉して血液を入手し、吸血鬼の性質などを調べていたとのこと。
ゲーム開始時には人間と見たら死ね死ね状態だったのに、伊佐美先生との交渉に応じるとは、
アレクさんはどうしちゃったんでしょうか(笑)
さらにフランからも血液の提供を受け研究をした結果、以下の事が分かったとのこと。
・吸血鬼の異能は血液中に存在するウイルスによる
・ウイルスは悪性腫瘍などを死滅させる
・健康な細胞も死滅させる(のに何故か生体はヴァンパイアとして生き続ける)

これを活用すればくーの病も治療することができるかもしれないということで、
伊佐美先生の研究に望みを託す永遠。
しかし、個人で出来る研究の範囲を超えている気がしますが、それをやってのける伊佐美先生凄い(笑)

デッドオアアライブ

事態は風雲急を告げます。くーの容態が急変し、
くーを助ける為には、(人間に戻る方法は現時点では分からない)ヴァンパイアにするしかない、とのこと。

永遠はくーを助ける為にヴァンパイアにすることを決意し、それをくーに告げます。
が、くーはそれを拒否。

【久遠】「お兄ちゃんは神様なの?」

ええ?ここに来て電波受信?
くーは沙希は助けるのか?くーの友人は助けるのか?
赤の他人を助けるのか?犯罪者を助けるのか?と重ねて問い質し、

【久遠】「久遠が世界で一番大切な人に……神様のように命を選ん
で欲しくないの」
どれも等しく命だ。
くーを救うのなら、全てを救えと。
全て救わないのなら、救うなと。

ということで、くーをヴァンパイアにして助けるか助けないかでエンド分岐になります。
助けない場合は死後、伊佐美先生からくーの日記を読んで、
これからも生きていくみたいなエンドです。

助けるエンドの方は久遠の妊娠が分かってなおヴァンパイアになることを拒否するくーに
永遠がブチ切れて俺のやりたいようにする!と言ってくーの意志を無視してヴァンパイアにします。
というかお腹に子供を宿してもなお死にたいというのはちょっと理解に苦しみますね…
前掲のくー理論で言うと、子供を産む気もないのになんで子作り行為をしたんですか?
くー永遠は神様ですか~(笑)?

ということで今回はここまで。あとはフランを残すのみとなりました。ではまた次回!

こなかな2 konatayori kanatamade II(F&C) 感想 02

今回も2013年04月26日発売、"こなかな2 konatayori kanatamade II"をプレイしていきます。
前回はエリーを攻略。選択肢的にはフランシナリオをプレイするのが一番楽なのですが、
メインヒロインっぽいキャラは後に回すといういつもの私の習性に則り、
次は千香シナリオをプレイすることにします。

キャラ分岐で『常盤に……』を選択

続きを読む

前回のプレイでは誰にも打ち明けないを選択したところで、今回は千香を選びます。

無理だ。

一言で切って捨てられてワロタ
なお、くー(久遠)や沙希を選んでも同じテキストという…

脈絡なく次の日の夜、公園を散歩する場面へ遷移。
そこで脈絡なく巫女っぽい格好をした千香と遭遇する永遠。千香は退魔だそうです。

ついこの間、吸血鬼にされたと思ったら、クラスメイトが
関係者だったとは。
なんとも因果な世の中だ。

千香と別れた後の永遠の思考ですが、退魔師は吸血鬼の関係者とな(笑)?
関係者とするにはちょっと遠い関係性な気がするんですが…
そして"因果な"はここで使うところですかね?
あと、 "士" は男性を意味する漢字ですが、女性も含むなら "師" じゃないですかね?

退魔師について話があまり聞けなかった永遠は、次の日の夜も公園で千香に会いに行きます。
千香曰く"魔"との関わりがある職業とのこと。
では"魔"とは何かというと、通常の物理法則に当てはまらない別の法則で生きている生物を
魔物と定義しているらしいです。

【千香】「(前略)ヴァンパイアの力にしても、明らかな法則性がある」(中略)
【千香】「そーいう超常の法則を内包する存在が魔物ってわけなの。(後略)」

なるほど、小説や漫画などでよくある設定ですね。

【千香】「さっきの話に戻して細かく話すと、人間レベルの理性を
持たない、超常の法則で生きている生き物を、魔物と定義
しているわけ」(中略)

定義変わっとるやん(笑) 永遠は人間レベルの理性を持たないんですか(笑)?

次の日の朝、くーによると珍しく早起きな永遠。
兄妹2人暮らしでゲーム開始時には永遠が朝食を作る場面もありましたが、
フランによる催眠術により、記憶に混乱が見られるようです(笑)

場面が変わり昼休みに登校してきた千香と屋上で昼食を食べることにした永遠。
12月なので屋上は寒いですが、何故そんな所で昼食を食べるのかというと、
ヴァンパイア関連の話をするために、千香が気を使って屋上で食べようと提案したのでした。
そして話の中で何故、ヴァンパイアを嫌うのかという千香の問いに、
ヴァンパイアは人を襲って殺す化け物で、そんな化け物に無理矢理にヴァンパイアにされた。
そんなヴァンパイアが憎らしい、と怒りを吐露する永遠。
ここは千香の答えよりも前回取り上げたアレクの言葉の方が面白いので再掲。

【アレク】「酷いと思わないか?(中略)命の恩人(=フラン)に対して化け物とは。(中略)」
【アレク】「私たちヴァンパイアは、仮にも命を救ってくれた者に対
して化け物だとは、決して言わないぞ?」

また、繰り返しますが、永遠は自分の意志でヴァンパイアになってますからね(笑)?
無論、死にかけの状況で正常な判断ができなかった、ということはあるでしょうが、
それにしても永遠を助けるために治療行為としてヴァンパイアにしたのを"無理矢理された"
というのは流石に無理筋じゃないかと思います。

千香には良い奴もいれば悪い奴もいる。それは人もヴァンパイアも関係ないと言われ、

【永遠】「そんなんで……いいのかな」(中略)
それくらい、さっきまでの悩みがちっぽけに見えていた。

解決早(笑)

美琴(先輩なのに呼び捨て)

その日の晩も特に用はないですが夜の公園に出向く永遠。
千香と話していると、先輩退魔士である美琴(みこと)とやらが現れます。千香によると

【千香】「(前略)美琴は魔物だけじゃなくって、ヴァンパ
イアも敵視してるんだ」(中略)
【千香】「ヴァンパイアだけじゃない。美琴はこの世の理にそぐわ
ないもの全てを敵視してる」

"魔物"と"ヴァンパイア"と"この世の理にそぐわないもの"は複雑な関係性を持つようですね(笑)
ところで、既にこの世に存在しているのに理にそぐわないんですかー?

次の日は魔物に襲われて骨折して入院中の弘一君とやらをお見舞いに行く千香と永遠。
弘一の怪我の直接原因は、魔物共存派である千香は魔物を説得しようとしたものの、
暴走状態であった為、説得は失敗して弘一が襲われたというもの。
結局は千香が魔物を倒して弘一を助けたのですが、
もう少し早く魔物を倒していれば、弘一が怪我をしなくても済んだ、
自分のしていることは間違っているのかと永遠に問いかける千香。ベタやな
永遠はそんな悩める千香にこう言って励まします。

【永遠】「今の俺には……正直に言って、判断できない……けど」(中略)
【永遠】「(前略)今の俺にさっきの質問の答えは出せない。(中略)
【永遠】「常盤は絶対に間違ったことはしてないと思うぞ」

判断できないのに絶対に思えるんだ(笑) というか"絶対"なのに"思う"(笑)
確信を持っているのかそうでないのかどっちですか?

病院からの帰り際に何故千香が永遠を病院に連れて行ったのかが語られます。
弘一の怪我の原因は千香の思想の瑕疵によるものであり、それを永遠に知ってほしかったとのこと。
負の面も伝えるのは良いことだとは思いますが、
そういったことは同業者で先輩である美琴に言った方が良いんじゃないですかね?

ヴァンパイアに戻る方法を秘匿する退魔士協会

昼休みに冬休みの予定を永遠と練りながら、
ヴァンパイアから人間に戻る方法についてまだ見つかっていないことを
唐突に謝罪してくる千香。"協会でもかなりの極秘"らしく彼女の権限では見られないそうですが、
永遠曰く”吸血鬼を倒す冴えたやり方”(笑)とやらを秘匿するのは。
退魔士協会にとっては悪手だと思うんですがいかがでしょうか(笑)?

さらに千香曰く数百年前には"退魔士協会に協力していた吸血鬼"が居たらしいとのこと。
自分自身を敵視する組織に協力する不思議(笑)

本作中で『魔物』の定義が曖昧というか変遷しているのでこんな感じでおかしくなってしまっていますが、
恐らく作者の中では『理性を持たない超常的な力を持つ生物=魔物』で、
人間と話が通じるレベルの理性・知性を持つ超常的な力を持つ生物については、
魔物という定義は当てはまらないという認識でいるんだと思います。

…分かってて当てこするのは私の性格が悪いからですが(笑)、
そもそもそういう設定に齟齬が出るテキストは精査して無くしていくというのは、
物語の完成度を上げる為には重要なことだと考えます。
もちろんそういった整合性を無視する作品を作るのも自由ですが。
そうして数多のクソゲーが世に出ているわけですね(笑)

人より一回り大きい体躯だが、まともな生き物に見えるシルエット

永遠くんアイズは節穴さん(笑)
2足歩行の生物で人より一回り大きい時点でまともじゃないだろ(笑)
道端でゴリラやオランウータンがうろうろしてるんですかね?

通行人を襲撃する魔物と遭遇した千香は、"人を襲った魔物は処分"という退魔士の掟に則り、
この魔物を討とうとします。魔物共存派である千香は心情を慮り、千香に代わり魔物を討つ永遠。
結局倒してんじゃん(笑) というツッコミはしてはいけません(笑)

先輩退魔士である美琴さんは出て来ませんでした(笑)

この魔物とのバトルによる吊り橋効果のためか、永遠と千香がそれぞれ名前呼びの関係性にLVアップ。
魔物討伐の次の日の放課後は、
間近に迫った模試対策の為に永遠に文字通り泣きついてきた千香と一緒に帰ります。
涙をぼろぼろと流している立ち絵はこの場面で使うのはちょっと(笑)
前回取り上げませんでしたが、リリーシナリオでも"からかわれて涙目のフラン"という描写で、
同じような雰囲気の立ち絵を使っていて微妙な感じでした(笑)

帰り道にて何故千香は遅刻が多いかの話になり、協会の仕事のせいだと言う千香。永遠は、

千香の遅刻にはそんな理由があったとは……。

と内心驚いていますが、普通に考えたらわかるだろ(笑)

今までは頑なに場所すら教えなかったのに恋人になったら即入れるようになった千香の家に
腰を落ち着けた永遠。ここで千香との出会いを思い起こします。

今も通う学園の入学式に遅刻する永遠、カバンを置きに教室に行き、そこの扉を開けると、
着替え中の千香が!!みたいなベタな感じです。
その後に着替えを終えた千香が教室のドアを開けて永遠を睨みつけるんですが、
カットインでドアが真っ黒なのはワロタ 闇の中から出でし千香(笑)

こうして俺は、以来、腐れ縁となる大切な彼女と初の邂逅
を果たしたのだった。

"腐れ縁で大切な彼女"って何か表現ヘンじゃね(笑)?

このシーンで、千香の足が無くなったり、千香が恥ずかしがっている場面で
セーブしたデータをロードすると赤面部位が顔面から頭頂部に遷移するなど、
色々と表示がおかしなところがあったりするんですが、
Windows10/64bitがそもそもこのゲームの動作保障OSではないので、
XP/Vista/7(32bit)だと問題ないかもしれません。
というわけで、我が家にあるXpパソコンを久しぶりに起動して本作をやってみました。
はい、再現しました(笑)
そして今更ながら修正ファイルがあるかどうかを調べてみますと、ありますね。Ver1.02が。

ver.1.00 -> ver.102の場合
大変申し訳ございませんがフラグ周りの修正がございますので、
現在お使いになっているセーブデータはご利用になれません。
ゲームインストール先フォルダ内の[savedata]フォルダを
削除していただきますようお願いいたします。

なん…だと…(笑)
仕方がないので、アップデートを適用し、最初からプレイ。
選択肢の文字左寄せなのは変わってなくてワロタ
"足なくなり"は直っていますが"赤面部位遷移"の方は直ってなくてワロタ

あとXPでプレイするにあたって気付いたんですが、
ロードやらゲームエンドを選択した際の"はい/いいえ"のメッセージで、
カーソルを強制的に"いいえ"に持っていくのはやめれ(笑)
普段はペンタブレットでパソコンを使っているので気付きませんでしたよ…

アップデートに絡む話はこれまでとして千香シナリオ本編についての話に戻りましょう。

終業式を終えて

模試はどうした(笑)
彼女の家で勉強するというイベントであれだけ引っ張って肝心の本番は

模試も終わった終業式。

という一言だけで済まされる適当っぷり(笑)

その後はプール施設でのデートを楽しんだり、クリスマスイブに退院する弘一君を祝うついでに
他の入院患者の子たちへの慰問としてクリスマスパーティを企画して皆と準備したりと、
お仕着せ順調に仲を深める永遠と千香。
かと思いきやいきなり情緒不安定になった千香を慰める為に濡れ場に突入。
千香が情緒不安定になった原因は、彼女の言によると
魔物の声が聞こえるから話し合いをすべきという自分の考えのせいで弘一が怪我をした。
この考えは独り善がりでこれからも傷付く人が出てきてしまうに違いない、とのこと。
それ、前に同じこと言ってませんでしたか(笑)?

事後、病院からクリスマスパーティの準備に参加したフランや久遠たちと家に帰ります。
…片付けを放ってナニしてるんですかおふたりさん(笑)
家に帰る途中、何故か同居人の久遠たちと別れて千香とコンビニに寄った永遠が家に帰ってくると、
玄関の前にフランが待ち構えています。敵対意識を持った気配の残り香とやらが漂っていたらしく、

【フラン】「おそらくは……退魔士だろうな」(中略)
そう言われて思い浮かぶものは、もはや千香ではない。

もはや(笑)?

さて、読者諸賢の想像通り敵対意識を持った人は先輩退魔士美琴さんですが、
魔物全員殺すな勢いで、ちょっとついていけませんね(笑)
いや、ホント、アレクさんと同じようなこと言ってるんだからお互い仲良くできるんじゃね(笑)?

何か超常能力を持ってる千香

え、超常的な能力を持っている存在が魔と定義されるとか言ってましたよね?
それなのに退魔士なんですかー(笑)?
さらに美琴によれば、千香の身体を本人の同意なくいじくって千香の能力を誰でも使えるように
する薬を開発したとのこと。美琴さんクズ過ぎてワロタ

千香を魔物に与するものとして殺害しようとしてくる美琴さんと戦おうとする永遠ですが、
"吸血鬼の力を使って人を傷つけたらもうヒトではない"と千香に諭されます。
いや、吸血鬼なんだから既に人じゃないっしょ(笑)

そして多分エンド分岐の選択肢が出て来ます。

【千香】「ねぇ、永遠くん……あたしと一緒に、世界の敵になって
くれますか?」
世界の敵にはなれない。
世界を敵に回しても、千香の味方でありたい。

退魔士協会=世界という認識なんですかね…?意味が分からんぞ(笑)
あと、殺されそうになって抵抗するのは当たり前の話だと思うのですが(笑)

さて、ヘタれるとバッドエンドのようですね。
美琴さんは千香さんに廃人にされ、千香さんも記憶喪失になり入院生活を送る感じです。
エンディングでの永遠のモノローグによれば吸血鬼まで敵視していたのは美琴だけだそうです。
つまりは尚のこと、美琴に抵抗しても世界の敵なんかじゃないですね(笑)

エンディング後、おまけモードが開放されました。Ver1.02の恩恵のようです。

世界の敵になる場合

選択肢後美琴さんが"退魔士"呼びになってるんですが、せめて名前で呼んであげて下さい(笑)

こっちの選択の場合は退魔士(美琴)を適当にいなして逃亡生活を送るみたいなエンドです。
美琴も廃人にならずバッドエンドとの落差が笑えるぐらいに手抜きな感じですね(笑)
こっちのエンドでも退魔士(美琴)が何故魔の付く連中皆殺し思想になったのかの説明がなく、
廃人要員単なる底の浅い悪役レベルなのが残念。
普通、こういう時のグッドエンドでは退魔士(美琴)が何故そのような考えになったかも掘り下げて、
その蒙からも啓くというのが求められるものではないのでしょうか。

他のシナリオで退魔士(美琴)が出てきてその辺りも掘り下げてくれればいいのですが…
ところでアレクは何処へ行ったの(笑)?

というわけで今回はここまでと致します。流石はエフアンドシー、一筋縄では行きませんね。

こなかな2 konatayori kanatamade II(F&C) 感想 01

今回はF&Cの名作…の続編である、2013年04月26日に発売されました
"こなかな2 konatayori kanatamade II"をプレイしていきます。
なぜ"こなたよりかなたまで 2"としなかったのかは謎ですね。
名作の続編を名乗るのに憚られるような内容だったからかもしれません(笑)

私は前作をプレイして結構気に入っていたので、ライターが違うのを承知の上で購入しましたが…

あらすじなど

普通の学生であった「永遠(とわ)」が、ヴァンパイアの争いに巻き込まれて
ヴァンパイアになってしまう。人間に戻る方法を求めて悪戦苦闘する感じのお話です。

システム・インターフェース

本作は前作がビジュアルノベル形式だったのを意識してか、メッセージの送り形式を
通常のADV(下側のウインドウにテキストが出る)方式か、
画面いっぱいに文字が出るビジュアルノベル方式かどちらかユーザーが選べます。
ただノベル方式を選んでいると、選択肢が出て来た時に文字が選択肢のウインドウで隠れます(笑)
改行のレイアウトなども考慮するとちょっとノベル形式との混在はやめた方が良かったですね…

立ち絵は目パチ口パクの簡易アニメーションがあります。
だったら猶更ノベル形式だとキャラのアニメーションが目立たなくなるから駄目だろ…
個々の仕事が優秀でもプロダクト全体としてみると微妙になる好例かも知れませんね(笑)

プレイ開始。

続きを読む

オカルトの面白さを説諭する永遠。

徳川埋蔵金について
松尾芭蕉の正体について

オカルトのチョイスとしては微妙な上にそれぞれ数クリックで説明は打ち切り(笑)
このゲームの雰囲気が伝わる一幕です(笑)
直前までの語りで"強盗と刺し違えて亡くなった父"、"余命幾ばくもない妹"、
"兄妹だけの家族"、"近所で連続して起こる猟奇殺人事件"という重めなネタからいきなり
"松尾芭蕉はスパイだったと言われている"などと言い出す永遠くん(笑)

登校後、教室に入るとクラスメイトが自分の席に寝ているのを起こしてから、
ワンクリックで放課後です(笑)。

放課後は久遠(くおん)の通院の付き添いです。
久遠の病を慮り落ち込み気味な永遠君を励ます女医先生、良い先生ですね。
妹は名前呼びで永遠は苗字呼びなのは何故なんでしょうか?違和感凄いんですけど(笑)

12月 4日

12月と4日の間の謎の隙間が気になります(笑)
選択肢のテキストも若干左寄りだったりしますし、もうちょっとレイアウトを考えた方がいいのでは(笑)

学園に課題のプリントを忘れたことに気付いた永遠君は、夜に学園に向かいます。
その道すがら女性が謎の男に襲われている場面に遭遇。
そして男に何かされて瀕死になる永遠。遠のく意識の中、良く分からない理由で男は立ち去り、
謎男に襲われていた女性が"死にたくなければ私と契約しろ"と言ってきます。
薄れゆく意識の中永遠は契約を結んだっぽいです。
あらすじを予め見ていなかったらちょっと展開についていけなさそうですね(笑)

次の日は朝から「女性と契約した」影響によりやたらと身体能力が挙がっていることに
戸惑いを覚える永遠くん。プリントはどうした(笑)

体育での持久走や50m走りでも驚異的な記録を打ち立ててしまい、
自分はどうしてしまったんだと混乱して早退する永遠くん。
4日にも50m走の記録を取ってたんですが、毎回記録取ってるんですかね永遠君の学校は(笑)?

早退後街を彷徨っていたところ、昨日の襲撃現場で件の女性と再会します。
そこで前日にこの場所であったことを思い出す永遠。
簡単に思い出すなら放課後まで引っ張らずにさっさと思い出してほしいですね(笑)

永遠を助けた女性はフランチェスカ・バートリ。永遠君に倣い以後フランと記載します。
永遠がアレク(謎男)から呪いを掛けられて死にかけていたので、ヴァンパイアにして助けたと語るフラン。

【永遠】「なんだよそれ、ふざけんなよ」
どうして俺がそんなのにされなきゃいけないんだ。(中略)
【永遠】「何でそんなこと、したんだよ……」

キレっキレ永遠くんですが、一応自分の意志で契約結んでるんですけどね(笑)

その後は状況の整理ということで、フランが今現在どのような状況に置かれているか、
そもそもヴァンパイアとはどういう存在か?などといったことを永遠に話してくれます。

【フラン】「普通にしていれば死ぬことはないが、殺されれば流石に
ヴァンパイアも死ぬからな」

殺されれば死ぬ(笑)
いや、言わんとするところは分かりますけど、それは当たり前だろと思わずツッコミたくなります(笑)

初めての吸血衝動

ヴァンパイアになって初めて永遠を襲う強烈な吸血衝動。
永遠が外へ出るとフランが待ち構えていて、永遠はフランの首に牙を突き立て吸血…
普通、ヴァンパイア同士では吸血しないと思うんですが…そういう作品・説話もあるんですかね?

吸血後、衝動が収まった永遠。

【永遠】「俺、本当に……血を吸っちまったんだな……」(中略)
【永遠】「本当に……化け物だな」

ヴァンパイアの目の前で吸血行為をした自分を "化け物だな" と言ってのける永遠くんがステキ(笑)

さて、人間に戻る為の手掛かりを求めてアレクサンドル・ドゥミトレスクことアレクを毎夜探す永遠。
捜索開始2日目にして遭遇します。アレクとの会話の中でヴァンパイアを化け物呼ばわりしていると、
アレクから人間の方がよほど化け物に思えるぞと反論されます。

【アレク】「貴様は戦争という言葉を知っているか?」(中略)
【アレク】「貴様は環境破壊という言葉を知っているか?」

何かいきなりレイヤーが違う話をしてきてワロタ 混乱する永遠に言葉を畳み掛けてくるアレク。

【アレク】「酷いと思わないか?(中略)命の恩人(=フラン)に対して化け物とは。(中略)」
【アレク】「私たちヴァンパイアは、仮にも命を救ってくれた者に対
して化け物だとは、決して言わないぞ?」

さらに混乱する永遠。

あいつは俺を混乱させようとしているだけだ。
きっとそうに違いない。間違いない。
脳ではそうわかっていても、脊髄が付いてこない。

脊髄がどうあろうが脳で分かっていたら混乱はしないと思うのですが、それすらも分からないという、
まさにドグラ・マグラ脳髄論の世界でワロタ

その後は謎の存在が近づいているとのことで会話が打ち切られます。
意味深なセリフを残して去っていくアレク。

【アレク】「ファハハ……よく聞け、人間。私は貴様が気に入った」(中略)
【アレク】「それでも本当に、人間に戻りたいと思うのならば私を探
せ。戻りたいと思うのならな」

"ファハハ"て(笑)
最初は人間と見れば「死ね」とか言ってたのに何で気に入ってるんですか(笑)?
自分たちを化け物呼ばわりしてくる永遠を気に入るとかマゾですか(笑)?
"人間"という呼びかけをする相手に人間に戻りたいっておかしくないですか?
既に人間じゃねーか!みたいなツッコミが入りそうですよ(笑)

アレクさん最高過ぎでしょ(笑)

自宅前に戻ってきても懊悩する永遠を見かねて慰めの声をかけるフラン。
永遠は強がるも、誰かに悩みを打ち明けるべきだろうかと内心で悩みます。
…誰に打ち明けるかの選択肢がここで出てくるんですが、
この場面でただのクラスメイトの女子の名前が入ってるのはおかしくないですか(笑)?

誰にも打ち明けない

選択肢の一番下から選んでいきます。…フランシナリオっぽいですね。
まあ、フラン以外全員の名前が出ていましたから予想はしていましたが。

あくる日、人間に戻る方法を模索して自室にあるオカルト本を漁る永遠。
途中からフランも参加して本を眺めますが、どれもでたらめばかりだと切って捨てられます。
やはりアレクから話を聞くしかないという結論に至りますが、永遠は一度殺されかけていますので、
アレクへの恐怖心はなかなか拭い去れるものではありません。
その様子を見て取ったフランは"怖いのか?"と永遠に尋ね、素直に怖いと答える永遠。

なんでこいつは俺の心が読めるんだ……。

などと内心吃驚している永遠ですが、誰でも分かるだろ(笑)

中庭に魔の気配あり

途中選択肢が出てきて寝ずに真面目に授業を受けると、
フランルートからエリールートに行くようです(セーブデータのキャプションから推測)。
というわけでフラン攻略のつもりでしたが、予定を変更してそのままエリーを攻略することにします。

昼休みに、急に魔の気配とやらを感知する永遠。フランもその場に駆け付け、
彼女は"間違いなくヴァンパイアが中庭にいる"と断言します。その時、中庭にいたのは、
・妹の久遠
・幼馴染の姉代わり・沙希(さき)
・クラスメイトの千香(ちか)
・初登場のエリー(この時まだ永遠は彼女の名前を知りません)
ヴァンパイアは誰だ…!?みたいな感じで緊迫した雰囲気の永遠くんですが、
この中でヴァンパイアが誰かとか誰でも分かるだろ(笑)

結局エリーがヴァンパイアだということが判明します。
彼女の目的は"仲間を得ること"です。つまり悠久の時を生きる同胞を求めてやってきたわけです。
最初は頑なに人間に戻ることにこだわっていた永遠ですが、
エリーに言いくるめられて説得されて、悩み始める永遠。
数日悩んでもどうするべきか答えが出ない永遠は、エリーと暫く行動を共にして、
ヴァンパイアと生きるとはどういうことかを体験してみたいとエリーに提案します。
エリーは(永遠は)すでにフランと生活しているのではないかと言ってきますが、

【永遠】「フランとエリーは同じヴァンパイアでも、同じヴァンパ
イアじゃないだろ?」

何言ってんだコイツ(笑)?
フランが所謂"真祖"でエリーが"眷属"で違うということを言いたいのは分かるんですが、
表現としておかしいとは思わなかったんですかね?
エリーも当然、"どういうこと?"と聞いてきます。

どうやら、本当にどういうことか理解していないらしい。

永遠くん、その言い方で理解できると思う方がどうかしていますよ(笑)?

To be or not to be.

人に戻るべきか、人に戻らずヴァンパイアとして生きるべきか。
アレク捜索をしながら、フランやエリーと問答をする永遠。人間の良い所・悪い所の考察を進めます。
エリーは人間嫌いのようですが、その原因は"戦争"、"環境破壊"…またそれかよ(笑)
フランから人間の良い所は何か?と問われた永遠は

【永遠】「命に限りがあること、じゃないか」(中略)
それはどの生物でもあるし、一応ヴァンパイアにだってあ
るものだ。

"命に限りがあること"が"ある"という不思議な言い回しはともかくとして、
どの生物にも共通する点を挙げて、それが特定の生物(今回はヒト)の良い所だというのは
意味不明ですね(笑)

次の日も同じような状況でアレクの捜索を続ける3人。
エリーは命に限りがあることが何故良いのか分からないと永遠に問いかけてきます。
"ヴァンパイアにも一応ある"ものだから"命に限りがあること"に関して分からないことがあっても、
人間とヴァンパイアとの比較においては問題ないですよ(笑)

さて、エリーの問いに対する答えに自身の母の受け売りと断ったうえで永遠は

【永遠】「命に限りがあるからこそ、精一杯、生きられる」

どういった条件下であろうとも精いっぱい生きたらいいじゃん(笑)

いまいちピンとこないエリーに、
好きな食べ物と言えどもずっとそれだけ食べてたら飽きる。
だから無限に好きな食べ物があっても微妙で、有限でたまに食べるのが良い。
というような例え話で説明を試みる永遠。話のチョイスが微妙過ぎる(笑)
飽きないようにローテーションすればいいだけの話ですし、主食は毎日食べても飽きませんし(笑)
そもそもそれは対象とする食べ物か有限か無限かで変わるような話じゃないですよね(笑)

エリーの仲間との邂逅

とある日に永遠のもとにやってきたエリー。最初は軽い気持ちで話をしていた永遠ですが、
エリーは何やら重大そうな話がある雰囲気です。

俺は若干、身をしめる。

魚でも締めてたんですかね(笑)?

夜に公園で仲間に会うという約束を永遠と交わすエリー。
そして永遠はアレクと再会します。そう、エリーはアレクの眷属だったのです。
アレクと永遠との間で繰り広げられる珍問答。
人間は悪だから滅ぼすとアレクが言えば、ヴァンパイアは死なない種族だからダメだとか言う永遠。
最初から議論が嚙み合っていません(笑) 議論は進んでいきます。

【アレク】「人間は、限りがあるから愚かなのだ」(中略)
【アレク】「限りというものが、人間を愚行に走らせているのだ」

だから滅ぼす、というのは些か短絡的ではないかと思うのですが。
赤ん坊やこれから生まれてくる人類もそうであるかは分からんでしょ(笑)

【永遠】「それは、違う……」
否定するが、俺の中で答えは出ていなかった。
アレクの言うことは正しい。だが、認めたら何もかもが俺
の負けになってしまう。

"アレクの言うことは正しい"という答えが永遠の中で出てんじゃん(笑)
それなのに反射的に否定するというのは理性的に議論を行う姿勢に欠けていると言えましょう(笑)

【アレク】「それに、人間は弱い。だから他の生物を排除しようとす
る」

弱い種が他の生物を排除しようとするなら人間を排除しようとしている
ヴァンパイアは弱いってことですか(笑)?

【エリー】「そして人間は、同族をも信用できなくなり、殺し合う」

アレクさんは初登場時にフランを殺そうとしていましたが、何か(笑)?
そしてアレクさんの人類殲滅に手を貸せないと永遠君が断ると、

【アレク】「消し炭になれ」

"弱い生物は他の生物を排除しようとする" Byアレク
"同族をも信用できなくなり、殺し合う(からそういった種は滅ぶべき)" By エリー
舌の根の乾かぬ内にアレク、お前は何をしようとしてるんだ(笑)?

あと、シナリオ分岐直前に"人間に戻りたいのなら自分を探せ"と言っていたアレクさんですが、
人間に戻す方法を教えるつもりもないのに前述のようなことを言って自分を探させた挙句に
永遠が人間に戻りたいと言ったら"消し炭になれ"とか言っちゃうのは、
彼らの文脈で言う所のまさに(愚かな)人間らしいふるまいではないでしょうか(笑)

アレクの殺気に反応して公園にやってきたフランとエリーに止められ、
"永き時を生きればエリシュカ(エリー)の様に人を憎むようになる"みたいな
捨て台詞を残してその場を去るアレク。
話の流れから、何故人間に憎悪を抱くようになったかをエリーの口から聞くことになります。

詳細については省きますが、気持ちは分かりますが関係のない他の人間まで一緒くたにするのは
筋が違うだろうという感想しか抱けないエピソードですね。
つうか戦争や環境破壊などとは全然別の話ですやん(笑)

ところでエリーの悲しい体験に感極まった永遠くんは思わずエリーを抱きしめてしまいますが、

俺は、当然のことをしたのだ。

何でドヤ顔風味な雰囲気なんですか(笑)?

エリーの人間(永遠)観察

ヴァンパイアになってからの期間が長かったため、人間とは何か良く分からなくなっているエリー。
人間を知る為、永遠と行動を共にして、見極めたいとのこと。

昼は屋上で一緒に食べるようです。
総菜パンを見て顔を綻ばせているエリーに永遠は総菜パンは初めてか?と聞きます。
エリーは来日してからはお米ばかり食べていて総菜パンは初めて、とのこと。

【永遠】「ならよかった」
本当に人間とはほど遠いんだなと痛感する。

総菜パンを食べてなかったら人間じゃないんですか!?意味が分からんぞ(笑)

さて昼食がてら永遠はこれからのことをエリーに話します。語ったことは大略次の通り。
・アレクの誘いを断った永遠はきっと近いうちに殺される
・殺されるまでにエリーに人間の良さを教える
…昼食がてらにする話じゃないだろ(笑)

放課後に立ち寄った喫茶店『つむぎ』では、くー(久遠の愛称)の好物であるフローズンヨーグルト
エリーに勧める永遠。彼女もお気に召したようで、また来たいと永遠に語ります。

【エリー】「また行きたい」
エリーはなんてことを言う始末で、俺はそれが嬉しい。

なんてことを言うんですか(笑) 明らかに"な"じゃなくて"そ"ですよね…
若しくは"エリーは"を"…"のような直前の台詞を受けるような構成にするかですね。

次の日は猫好きなエリーにおあつらえ向きの場所ということで猫カフェへ行きます。
永遠くんは自分でも来て早々に悪いがと前置きしつつも

【永遠】「猫カフェって、結構めんどくさいんだな」

自分で誘っておきながら本当に来て早々なんてことを言うのか永遠くんは(笑)

猫カフェの利用にあたって色々と注意点がある、という話の流れで、
フランは規律があるから人間は面倒くさいと言っていたなどという捏造記憶を披歴したり、
エリーの猫好きな理由を深堀りしたりします。自分を傷つけない動物は好きって、
ヴァンパイアになったら無類の強さになってるから人間も好きになれるんじゃね(笑)?

魔物が湧く

どういう生態なんですかね魔物さん(笑)?
まだ説明していませんでしたが、魔物は人間含めヴァンパイアすらも捕食する存在だそうです。
…仮に人類を滅ぼしたら魔物のターゲットはヴァンパイアだけになるわけで、
ヴァンパイアの種の生存戦略としても人類を滅ぼすのは間違ってないですかねアレクさん(笑)?

湧いた魔物の近くにエリーの気配があるのをヴァンパイアの力で感知した永遠は
おっとり刀で魔物の元へ急行。エリーを襲っていた魔物は永遠の方が美味そうということで、
永遠にターゲットを変更して攻撃をしてきます。
ヨダレを垂らしたままの立ち絵ですが、高速っぽい感じの表現で迫ってくる魔物(笑)
そして永遠に反撃されて尻尾を巻いて逃げていく魔物。弱くてワロタ
吊り橋効果か、それとも元々好感度が上がっていたのか、
お互いを支え合うことを誓い合う永遠とエリー。早くね(笑)?

対アレク方針策定

過去の出来事により人類への復讐心を募らせ、滅ぼすことを決意しているアレクをどうするか。
エリーは人間として永遠と生きることを、つまりアレクと訣別することを決意します。

エリーが人類について悪い人もいれば良い人もいる。だから一律に滅ぼすのは間違っている
という結論に至れたのは母親の言葉の重みがあったからと語る永遠。

【永遠】「たぶん俺が、どんだけ詭弁な台詞を並べてもだめだった
んだろうな」(中略)
薄っぺらい人生を歩んできた俺が、人間は命に限りがある
から素晴らしいんだと言っても、説得力はない。

どんだけ詭弁(笑) まるで詐欺師のような台詞を仰る永遠さんですね。

そこから夜までエリーと公園で話し込んでいた永遠に唐突に襲い掛かる2度の吸血衝動。

今、俺の性器はエリーの口の中にある。

唐突ですね(笑)

エリーとデート

あくる日はそんなこんなは忘れて、次の日のクリスマスイブに備えて色々と準備する日です。
冬でもプールが楽しめるレジャー施設が近隣にあるということをくーから聞き、
明日のイブはそこへ行こうかという話になりますが、エリーは水着を持っていませんでした。
そこで、久遠・沙希・千香の水着を貸してもらう為にそれぞれの水着を試着。
胸のサイズでエリーに敗北してぐぬぬする千香。
結局水着を買いに行くことになりますが、仲間外れにされ血の涙とやらを流す永遠。
そしてデート当日になります。

【永遠】「ようやくこの日がやってきたか……ククク」(中略)
遠目から見たら俺たちは変なやつらに見えるだろう。

距離は関係ないだろ(笑) "遠目"じゃなくて"傍目"でしょ…
というか、水着試着の辺りから登場人物の行動がおかしくて萎えるんですが(笑)

さて、エリーに泳ぎを教えるなどひとしきりプールを楽しんだ後にちょっとしたトラブルが発生します。
永遠とぶつかった拍子に水着のトップが外れてしまった女性を永遠がガン見してしまったせいで、
エリーがおかんむりになってしまいます。

【エリー】「むぅ……」
ようは話をまとめると……。
俺が女性をずっと見てたらしいから、怒っているのだ。
それはもしかして……。
【永遠】「……嫉妬?」
【エリー】「違う」
【エリー】「嫉妬って何……?」
なるほど。きっとエリーは、どうして自分が怒っているの
かもわからないのだろう。

まず、ここの場面のBGMがアレク"消し炭"シーンと同じというのは微妙(笑)、
ちょっとぶつかっただけで水着のトップが外れる謎(笑)、
"見てたらしい"と自身の行動で推測が入る永遠さん(笑)
"嫉妬?"とド直球で聞く無神経な永遠さん(笑)、
嫉妬という概念を知らないのに否定するエリー(笑)

アレクと魔物 VS 永遠とエリーとフラン

捕食対象に隷属する魔物(笑)

舌戦と実戦が交互に繰り返される展開です。フランは魔物と戦うということで、早々に退場。
アレクは真祖である自分を殺せば眷属は人間に戻ると言って、エリーの動揺?を誘います。
そして永遠も混乱したのか、"俺はアレクを殺したりしない!"と言いつつも、
"お前を倒せばエリーは元に戻るんだな!?"と倒す気満々になったりします。
信念と信念の戦いは何とか永遠が勝利。
薄っぺらい人生しか歩んでいない詭弁しか述べない永遠に負けるアレクの信念とは(笑)

そして真のラスボス・魔物(名前はまだ不詳)とのバトル。
そこで明かされていくアレクと永遠、フランと永遠との過去。
うーん、こういうのはクリアフラグ形式にしといた方が良いのではないですかね…
攻略中のヒロインにあまり必要のない情報は出さない方がシナリオの雰囲気が壊れないので、
プレイヤーのシナリオ・設定の認知コントロールはもう少し意識した方が良いと思いました。

アレクは最後に改心?し、自分を犠牲にして魔物を葬り去ります。
昔からよく使われる悪役が善玉化する手法ですが、昔から使われるということは
つまりはそれだけ効果的であるわけで、
ただの頭悪いキャラという印象からは脱却できているんではないでしょうか。

エンディング後

トップメニューに戻っても回想が出て来ません…
キャラコンプ後だと出るのかな?

ということで今回はここまでと致します。また次回!