其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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ぱられるAKIBA学園(panache) 感想 02

今回も前回から引き続き、数多くの駄作から生まれる揺るぎない名作を見つけるADV
panache(パナシェ)ブランドより2021年05月28日に発売されました、
"ぱられるAKIBA学園"をプレイしていきます。

4巡目

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4巡目の1人目も惰性でスノウです。
2回目の漫画(どうやって製本して配布してるんでしょうねぇ…)では、
作品を通して伝えたいスノウの主張が読者に伝わらず、批判的な感想が結構来て、
落ち込み気味なスノウを励ますために吾阿斗がデートに誘うみたいな感じです。
ウインドウの枠の色が少し違うのでスノウ視点での語りのチャプターっぽいですね。

相変わらず何を言っているのか良く分かりません。吾阿斗語録とか作ったら面白いかも(笑)

【吾阿斗】「夢にも見ない夢を俺は見てきたんだ」
【吾阿斗】「俺が感じたモノはいつだって本物なはずなんだ。そこに邪魔は入らない。
だって、夢にも見れなかったんだから」

それに対する天才魔導師スノウの思考はコチラ

【スノウ】「(夢にも見れない。想像さえもできない認知不可能なもの。完全な無ですか)」
【スノウ】「(それは思い悩むことさえもできるわけがない。故に、本物。ですか)」

夢にも見ない夢とはいったいどういう意味なんでしょうか?
吾阿斗が夢にも見られなかったモノはいつでも本物なのは何故なんでしょうか?
邪魔が入る若しくは入らないということが本物かそうでないかに必要な情報でしょうか?
認知不可能であれば"完全な無"なのでしょうか?
"完全な無"故に本物、思い悩めない故に本物…意味不明です(笑)

【スノウ】「このやりちんが!」
【吾阿斗】「え?びっくり。このタイミングで褒められるなんて」

褒め言葉なんですかそれ(笑)?

さて、スノウのチャプター終了後のキャラクター選択画面ですが…
残念なことにここから個別シナリオに突入するようです。
3巡目まではキャラを選択した後はそのキャラのウインドウが消えて選択出来なかったんですが、
今回はスノウを選択した後も、スノウのウインドウが出て来ています。
つまり、連続して同じヒロインが選択出来るようになったということなので、恐らくここからは
特定のヒロインを選び続けて個別エンドか複数選んでハーレムエンドか…ということなのでしょう。

3巡目のここまでで毎チャプターセックスを繰り広げてサブヒロインも巻き込んで3Pとかこなしてて
ここからは1人の女性を愛します~とか嘘臭いと思うのは私だけですか?

あどけなさと艶やかさの隙間をすっと抜けてくる笑顔のスノウ

仕方がないので次のチャプターもスノウを選択します。
うん、チャプター冒頭での意味不明な笑顔から始まって、その後も同様に意味不明な文章が続きますね。
意味不明ながらも吾阿斗の主張がゴミみたいな感じであることは伝わるのは凄い(笑)

このチャプターをこなした後、女子会チャプターにて資本主義を学びます。
吾阿斗式資本主義とはどのようなものか説明してほしかったのですが、
これから勉強しよう!みたいな話で終了。実に残念です。

その次のチャプターではスノウではない作者の漫画に吾阿斗が感動しているシーンから始まります。

【吾阿斗】「びぇ~ん!!(後略)」

びぇ~ん(笑)

こんなヤツですが異世界転生時に女神による祝福を受けているので、
女神への信仰があつい人間には吾阿斗への魅了効果が発揮されるそうです。

【ガーベラ】「吾阿斗様の子供を授かりたいです♡」

女神じゃなくて別のものの祝福を受けていそうな雰囲気ですね(笑)
というかスノウさん、"もうスノウだけ見ててくださいね?"とか自分で言っといて、
何でガーベラさんを巻き込んでるんですかね?
スノウxガーベラで絡んだ後、気を失ったガーベラさんを横目にスノウx吾阿斗からの~
アネモネさんと3Pを敢行してチャプターは終わります。
"子供を授かりたい"と哀願していたサファイアの幼馴染であるところの隣国の姫・ガーベラさんは
放置です(笑)

その次のチャプターへ進みましょう。

スノウはすでにマンガ家としての第一線を退いていた。

引退早すぎだろ(笑)
ということでエンディングです。吾阿斗によるとスノウの功績に詳細はないとのこと。
pretty vacant?(笑)

エンディング後、おまけモードが出現。ハーレムモードも出て来ました。
別モードでハーレムがあるのに個別シナリオに入っても他のヒロインが選択可能って…(笑)

フリージア

豊かになりつつある国で労働に勤しみすぎて子供が放置されている!これは問題だ!
ということで吾阿斗流解決を図ります。
まず、労働時間を制限。…豊かになるために対価を得る労働をしているのに、その手段を奪う吾阿斗(笑)

次のチャプターはエルフの国と国交を樹立し、若いエルフたちが学園にやってくるお話です。
代表のキャラウェイとかいう人が吾阿斗のもとにやってきて挨拶を交わします。
"キャラウェイさんはニコニコしている"とのことですが、
キャラウェイさんは鉄仮面をしていて顔が分からないんですが? 笑声(えごえ)ですかね(笑)?
ところで国を開梱して作ったって語っていますが、ジオラマでも作ってるんですか(笑)?

どんどん次に行きまして、エルフの国と国交を樹立したことにより、
"世界で俺たちの存在は確実に高まったと言えるだろう"…
高まる俺たちの存在、存在感ではなくて存在そのものが高まるってどういう現象ですか(笑)?

キャラウェイさんによると実はフリージアは王位継承権第1位で国に帰らないといけないとのこと。
しかし、フリージアの歌に対する熱意に感じ入り、100年ぐらい後に迎えに来るといって去っていきます。
ところで、エルフの寿命は最低でも500年らしいです。
"最低"寿命500年ということは乳幼児の死亡は0だということで、エルフスゲー(笑)

最後のチャプターは歌手引退でプロデューサーをやるらしいです。相変わらず引退が早い(笑)

サファイア

人知れず戦争を無血終了に追い込む事に成功した俺達は、魔王を倒した時と
似て非なる高揚を前に、子供のようにはしゃぎあうのだった。

相変わらず表現がおかしいですね(笑)
そして上記テキストのワンクリック後即Hシーン突入(笑)その次のチャプターもHシーンの方が尺が長くて、
スカーレット3rdチャプターで"シナリオは大事"とか語っていたゲームなのにと思うことしきりです(笑)

幕間チャプターではまた名言(?)が。

サファイア】「そうですよ!作る側が楽しくなかったらクリエーターをやっちゃダメっ
て言ってましたものね」

このゲームの製作者に「楽しかったですか?」と聞いてみたいですね(笑)

次のチャプターではもう勇者領にAKIBA文化が根付いちゃってます。早すぎ(笑)
最後のチャプターではサファイアから子供が出来ちゃった報告…から20クリックでHシーンです。
あらゆる意味で早いですね(笑)

スカーレット

勇者領の人口が増えてきて人々を魔物から守る人を増やすことが必要ということで、
近くのダンジョンで学園の生徒たちに魔物狩りをさせてレベルアップを図ることになります。
なぜ町の人全員からでなくて学生だけで行うのか?というスカーレットの疑問に吾阿斗くんは

【吾阿斗】「ウチの学園における創作科連中のレベルが一気にまとめて10上がったら、
それこそアニメなんかも作れるようになると思わないか?」

思いません(笑)
相変わらず会話や思考の流れが整然とつながっていなくて、プレイヤーが混乱しますね。
吾阿斗くんがドヤ顔でわけのわからないことを言うのを楽しむゲームと化しています。

その日の夕方、活躍できなかったことで落ち込むスカーレットが吾阿斗の部屋にやってきます。
他人のレベリングで自分が活躍していないことに落ち込むってどういう意味なんですかね?
そして「強さ」とは何かという問いかけを吾阿斗にするスカーレット。いやだから(以下略)

次のチャプターでもスカーレットが自分の力に悩むという前チャプターと同じ流れです。

【スカーレット】「吾阿斗様を見ていると、全知全能であるあの方を見ていると、自分がやっ
ている事は本当は意味のない事なんじゃないかなって思うんです」

全知全能である吾阿斗様とな(笑) 真面目なシーンでボケ要素はいりませんから(笑)

幕間を挟んで次のチャプターは勇者領内に領事館を建てるというお話です。
ここではサファイアの父である国王が意味深な台詞を独り言で述べます。

【王】「戦わずして本当の平和など掴める筈があるまい……そんな理想が掴める世
界ならワシは自らの娘を死地になどやってはおらん」

いや、そんな世界だからアナタの娘さんが死地に行って魔王と「戦って」倒して
平和を勝ち取ったんでは?

戦った人に"戦わずして…"などと語るのは意味が良く分かりません。

次のチャプターで感動のエンディングですね。
自分自身が楽しむために異世界にAKIBA文化を広めたかった吾阿斗の意を汲んで、
他のパーティメンバーとも協力して同人誌即売会を開催するスカーレットさん。
吾阿斗も異世界で即売会を堪能できて大満足。
途中の描写で「全知全能に最も近い吾阿斗様」と微妙にランクダウンしていたのはウケました(笑)

まとめ

それらしい表現をちりばめて深い内容があるように思わせて
実は意味不明なだけという作品ですね(笑) 間違いなく万人にはオススメできないです。

ぱられるAKIBA学園(panache) 感想 01

今回はpanache(パナシェ)ブランドより2021年05月28日に発売されました、
"ぱられるAKIBA学園"について述べていきます。
…DVD2枚組って容量大きすぎでしょ(笑) しかも、2枚合わせて6GBぐらいで、
片面2層のDVD-9(8.5GB)1枚でおさまったんでは…DVD2枚の方がコストが安かったのかな?

あと、マニュアルのトラブルシューティングの項目は字が小さすぎて読みづらいです(笑)

ストーリー

オタクなゲームクリエイター異世界転生して魔王を倒した後の平和な世界で
AKIBA文化を広めるぜみたいな感じのストーリーです。
主人公は過労で亡くなった権能院 吾阿斗(けんのういん ああと)くんです。読めません(笑)

システム

とりあえず、全角のアルファベットでフォルダを作るのはやめて下さい(笑)
コンフィグは流石に2021年のソフトだけあってきめ細かな設定が可能ですね。
電動オナホまで対応してるし(笑)
私は対応商品を持っていませんのでそちらについてはコメントできませんのであしからず。

おまけはCGモード・シーン回想・BGM鑑賞と、当然完備しています。

バックログは相当前まで記録されているようですが、記録が多過ぎて、
スクロールバーの操作がしづらいのは難点ですね。少しスライドさせただけで、
相当前のログまでさかのぼってしまいます。少し前のログが見たい場合は、
キーボードのPageUpとPageDownキーを使うと良いでしょう。
なおスクロールバーの上下に三角のボタンがありますが、それぞれログの最初に戻る、最後に戻る
に割り当てられており、1ページ送り用のボタンが存在しないのは残念です。

ゲームのUIのフォントもちょっとシャギーがある昔のゲームを意識した感じでこだわりを感じますね。
こういう細かいこだわりがあるゲームはなかなか期待が持てますね。
中古の値段は暴落してますが(笑)

ところでホームページを見ても必要動作スペックが載っていないんですが、
箱に書いてあるスペックを見るにWindows8/8.1/10 日本語版が快適に動けば大丈夫だと思います。
ただ私の環境ではスクリーンセーバー起動後は音声だけ送られてCGが更新されなくなったり、
ペンタブレットだとクリックの反応が何かおかしかったりとちょっと微妙な感じですね…

フォントは装飾として縁取り・影付き・装飾なしが選択でき、
フォント自体も等幅日本語フォントのみのようですが選択できます。
ただ設定を変更すると時々表示がおかしかったりするので、既定のままの方が良いかもしれません。
この辺りはシステム側の問題も絡むのでソフト側が全部悪いというわけではありませんが、
対処できないなら設定は変えられないようにしておいた方が良いと思います(笑)

スキップは色々あって10クリック分進む"10SKIP"、50クリックの"50SKIP"、シーンスキップなど
通常のスキップ以外も色々ありますが、バックログが消失したりしてしまうので、
10SKIPと50SKIPは使わない方が良いです。おそらくスキップ後の画面がキャラ選択画面以外だと
ログが消失すると思われます。なお、アプリのバージョンは1.01(=最新)です。

プレイ開始

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物語冒頭でいきなり魔王との最終戦です。一応苦戦っぽい雰囲気を出しますが、
バトルが主眼ではないのでサクっと魔王は死亡。平和が訪れます。

一番最初の勇者とのセックスシーンで挿入時にピキーンみたいな擬音がなるのはナイス(笑)

……序盤の展開ダルくね?
魔王を倒した勇者パーティに下賜された元魔王がいた土地で、AKIBA文化を広めるための
園都市を造る、ということでまずは住人集めや金策の為の貴族への挨拶回りなどから始まります。
それはいいんですけど、コツコツ行くのかと思えば「食料調達ならお任せ」とかいう人物が現れて
食料問題が解決したり、かと思えば貴族と諍いを起こして取引を止められて困窮したり、
ご都合主義っぷりと登場人物の要領の悪さに苛々しますね(笑)
あとは貴族の賭け事でのイカサマに憤っていたサファイアさん、
吾阿斗のイカサマはオッケーとかいう思考回路はちょっとどうかと思います(笑)

色々あって半年後には学校が出来上がり、OPムービー後はキャラ選択画面に移行。
一番最初はキャラ全員が出てくるチャプターのようです。…って勇者パーティしか出て来ませんが、
出て来た選択のサムネイルにはサブキャラ含め全員描かれているんですが…
というか学校設立にあたっての苦労譚とか一切ないんですけど、それでいいの?

さて全員登場チャプターを読んだ後のキャラ選択は勇者パーティの4人から選ぶ形ですね。
今更ですが、勇者パーティについて紹介をしておきますと、
勇者スカーレット、聖女サファイア、エルフ・フリージア、魔導師スノウの4人となっております。
まずはスノウを選択してみます。…冒頭からスキップしたくなる文章は久しぶりですね(笑)
そしてスノウ選択後は残り3人から選ぶ選択肢へ移行。
つまりシナリオは一本道で、今のところ個別シナリオ分岐は存在しないということですね。
…個別シナリオがなくてシナリオが薄そうであることを嘆くべきか、
スキップしたくなる文章を読むノルマが減ったと喜ぶべきか、それが問題だ。
というかこのゲームをやめてアンインストールするのが一番良いと思います(笑)

知識とそれと対峙する感性

いいとも。時間が敵にもなれば味方にもなる。教育は時間。
だったら付き合ってやるまでだ。

主人公・吾阿斗くんの言葉を並べてみましたが、意味が分かりません(笑)

俺は本物のコンテンツしか欲しくない。

この作品自体が吾阿斗の言う本物のコンテンツではないという意見はさておき
独自定義語で語り過ぎ…一般的な意味が認知されている単語で解説なく独自定義で文章を作ると
如何に分かりにくくなるか本作が如実に示してくれています。

閑話休題。キャラ選択毎に1チャプター?進むような構成になっていまして、
4人・1サイクルをこなした後のシナリオ進捗状況は以下の通り。
勇者スカーレット:16.6%
聖女サファイア:16.7%
エルフフリージア:16.5%
魔導師スノウ:16.4%
小数第1位の微妙な違いは絶対適当ですよね(笑)

2巡目は特に順番を変える理由もないので1巡目と同じスノウを選択します。

何故なら、おっぱい、見てたから。

こゆとき、気まずい、良いシーン。

何故なら、おっぱい、見てたから。

何故カタコト?そして何故2回言った(笑)?
そしてその後の展開は正直微妙ですね。吾阿斗くんの対応ゴミ過ぎ(笑)
それはともかくとして、このチャプターにおける話のキモをまとめると、
「批判者の目は曇っていてコンテンツの真意を理解していない」

これってこのゲーム自体に対する批判への置き論破ですかね(笑)?
冗談はさておいて、
自分の作品は高尚過ぎて理解できない連中がいるなどという認識は良いことなんでしょうか?
今までにない文化を根付かせようという時期にその文化に対する
門戸を狭めるのって正しいんですかね?

【スノウ】「私は学校よりも、まずは学ぶことになれること、
文字になれること、伝えるを覚えること。それが必要だと思う」

必要な個所では漢字を使用すること、品詞を適切に使用することは確かに必要ですね(笑)
そして、学校こそ学ぶことに慣れ、文字に慣れ、コミュニケーションについて学ぶ場だと思うんですが、
学校以外の何かが必要だと言う理由は一体なんなんですかね?
ついでに言うと、スノウの漫画をdisったのは"文字が読める"子なんですけど、
それって識字率が上がったらdisられ率も上がるってことじゃないんですかね(笑)?

何故かって?歌は歌を聞く人がいてこその歌なのだから。

"歌の優劣は歌い手のパワーによるわけじゃない"という台詞の説明として
見出しの文章が述べられているのですが、相変わらず何を言っているのか意味が分かりません(笑)

その後の展開もツッコミどころしかなくて、もう何が何やら(笑)
フリージアの歌(スキル付)により植物の生育が良くなり、収穫が増える。
・歌声がうるさ過ぎてスノウの漫画執筆に支障が出ている。
・AKIBA文化定着が至上命題の吾阿斗はスノウの漫画執筆の為の対策に乗り出す。
で、その対策とは街で歌合戦を行うというもの。
フリージアの歌を歌いたいという要請に答えつつ、歌合戦と銘打つイベントを行うことによって、
我こそはと歌い手になろうとする人が出てくることを期待しての対策らしいですが、
植物の生育はどうした(笑)
あと、歌合戦の会場は防音の結界を張ってうるさくないようにしたみたいなことをスノウが言いますが、
じゃあ、それをスノウの部屋に施せばいいんじゃね?

お次はサファイアのチャプターで、下着を普及させるみたいなお話です。
自作した下着を自ら着けて見せてくれるという成人向けPCGらしいシナリオなんですけど、
立ち絵時にはブラしてなくてイベントシーンではブラしてるのは何でなんですかね?

さて次はスカーレットのチャプターですね。
オタク文化に興味がない人はどうする?という話です。

そういったものに興味がないのであればスポーツ系だろうということで、
ドッジボール大会を開催する吾阿斗。大会は成功裡に終わりスカーレットも喜色満面です。

【スカーレット】「吾阿斗様……オタク文化って凄いですね」

ス ポ ー ツ も オ タ ク 文 化 ら し い で す オタク文化の範囲広いなー

チャプターを2巡した所で再び全員集合チャプターです。
今回はサブキャラも全員登場してきて、ようやくサムネイル画像の通りとなってくれました。
サブキャラのアネモネさんはキャラ変わり過ぎです(笑)

問題は識字率にある

吾阿斗とスノウの組み合わせでの漫画読み聞かせと、
別の修道女2人の同じ漫画読み聞かせで観衆のウケがまるで違うことの原因を、
見出し通りに低い識字率にあると考察する吾阿斗。
識字率の問題なら誰が読み聞かせても同じ結果になるはずですが?

さて漫画が駄目なら紙芝居だということで、学園都市に帰還して作戦を練ることにする2人。
紙芝居と漫画とで識字率の高低がどのような影響があるかは分かりませんがとにかく紙芝居です(笑)
この作戦会議にはフリージアも参加します。

フリージア】「なんだって!?私も参加したい!!」
【吾阿斗】「まあ別にいい良いけど」

なにどもってるんですか(笑)?

フリージアはワイワイが大好きで、何かと俺とスノウの作戦会議に参加したがる。
邪魔もするが、時より的確だ。

この文章だと"ワイワイ"の後に"やるのが"とかを付けた方が良いと思います。
あと、時さんという謎キャラ(笑) 次兄かな?

スカーレット3rdチャプターでは名言が飛び出してきました。

(前略)実際シナリオは大事。

お前が言うな。という台詞がこれほど適切な場面は他にないでしょう(笑)

さてチャプター3巡した所での進捗度は以下の通りです。
勇者スカーレット:50.0%
聖女サファイア:49.9%
エルフフリージア:49.8%
魔導師スノウ:50.1%

丁度半分まで来たようですので、最後に吾阿斗くんの名言を紹介して今回はここまでと致します。

数多くの駄作から揺るぎない本物の名作が生まれる瞬間を見たくてたまらないっ!

本作はどっちかな?結論は次回にて。…え?もう結論は出てるだろって(笑)?

Floating Material(biscotti) 感想 04

今回も引き続きFloating Material -The hill where the star born.-をプレイしていきます。

桜、伊歩、風夏と攻略してきましたが、次は悠奈を攻略していきます。

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クラブ見学に向かう途中で会った悠奈と歩いているときの俊の台詞が面白いです。

「その場合はどうしようもないな。そういう人は、
自分の主観と正義で生きてるからね。論破とか
しても無駄だしね」

ライターさんは制作現場内で何か鬱憤が溜まっていたんでしょうか(笑)?

道すがら悠奈は前に通っていた男女共学の学校で物がよく無くなったりしていたとのことですが、
俊は悠奈に憧れの感情を持つ女の子が記念として悠奈のものを持っていたかったんだろうと推測。
いや、何で断定できるんですかね?…自分の主観と正義で生きてるからですね(笑)

備品の買い出し

毎度お馴染みの"90度立ち絵"の場面からクラブ参加打診のイベントを経て備品の買い出しです。

俊は免許を取って4、5年で無事故。違反は駐車違反1件だそうです。
なお、駐車違反の件は俊の心の傷となっていて内容を話すのに心の準備が必要だそうです。
どんな駐車違反なんですかね…

その話から免許取得にかかる費用の話になり、学園生と庶民の金銭感覚の差についての話へシフト。
どういう話の流れでこうなった(笑)

悠奈を乗せて街へ買い物ということで、安全運転で行こうと俊は決意します。

「そりゃまずい。こりゃ死ぬ気で運転だな」

死んだら駄目でしょ(笑)

時は流れピクニックイベントです。今回は石膏像は運んでいないそうです(笑)。
今回は石膏像に代わり防災セットが不用品としてノミネート。
西崎先生は"供えあれば憂いなし"とあくまで防災セットを持っていくことを主張しますが、
俊の"僕や学園生を信じてください"の言葉に説得され、車に置いておくことになりました。
ところで、防災セットは道祖神へのお供えですかね?

その後は悠奈と取り留めのない会話を続ける俊。
ピクニックで登っているこの場所は"星の生まれる丘"だそうです。
俊曰く"数年前の流星群のベストスポットだった"そうで、それでこのような名前が付いたとのこと。
…"流星群"から"星の生まれる丘"の名が導き出される論理が良く分からないんですが、
論破とかしても無駄なので、スルーせざるを得ないですね(笑)

本作の副題である"The hill where the star born."の由来がこれで分かりましたね。
なんでストーリー途中で登る丘の名前が副題になっているかの謎は解明されるのでしょうか(笑)?

ところでブルーシートの使い方を教えるとか言ってそれを地面に敷いて、
学園生と密着して横になるのは理事長に啖呵を切った教師としてはいかがなものでしょうか?
あと一枚絵で描かれているブルーシートがブルーシートに見えない点と、
"ビニールシート" とか俊が言い出してしまっている点も気になりますね(笑)

悠奈よりマドレーヌが振舞われる

部室に1番乗りの俊に2番手の悠奈。
調理部で作ったまだ温かいマドレーヌを俊に振舞ってくれます。
そのすぐ後に他のヒロインたちも現れ、全員ご相伴に預かることになります。

まぁ、こういう茶会を部活でやるのもたまにはいいだろう。
何より悠奈の作るお菓子もお茶もうまい。

調理部でマドレーヌを作った後に部室を訪れた悠奈より後に部員が現れる不自然さや、
クラブなのか部活なのかはっきりしない表記の揺らぎも気になりますが、
設立時に茶会などを通じて学園生の交流を図るクラブで申請している部活で、
"こういう茶会を部活であるのもたまにはいいだろう"というのはどういうことですかね?
クラブの目的そのものなのに"たまに"という頻度でいいんですかね?

小鳥を保護してからの

学園敷地内でケガをしていたっぽい小鳥を保護する悠奈からの~、
折柄の台風で小鳥を心配して豪雨の中出て行った悠奈が遭難して俊が助けるテンプレです(笑)
ところで季節感というか時節を示すような話や単語が一切出てこないので、
ここでいきなり台風とかいうワードが出てくるのは違和感がありますね。

さて、学園の敷地内とは言え日が落ちた後、足場の悪い林の中、さらに豪雨ということで
案の定木の根に足を取られ転倒し、足を痛めてしまう悠奈。
彼女が気を失ったところで悠奈のルームメイトである七瀬からの連絡を受けて悠奈を探していた
俊が颯爽と現れて救助します。そして自室に連れ込みます(笑)

悠奈が俊の部屋で目覚めて、2、3会話を交わしたところで選択肢が出現します。

僕も悠奈のことが心配だった……
いやなんでもない……

なお、どちらの選択肢を選んでも

いや、今はそんなことより……

じゃあ選択肢出すな(笑)

その後は自身の想いを自覚した悠奈が俊に告白してキスをします。
そして前日の夜に足を痛めているのに普通に自室に戻る悠奈。脅威の回復力ですな(笑)

そしてまたどちらを選んでも同じテキストになる選択肢が出現します。
何でこんな短いスパンで同じことを繰り返すの(笑)?

1日後、俊も自身の想いを自覚し、悠奈の告白を受け入れます。
理事長に啖呵切ったくせに、学園の敷地内で外でヤッっちゃう俊さん(笑)
後、2回目のシーンは朝立ちを見られて…というよくある流れなのですが、
平日の朝っぱらから全裸になってるのはワロタ
普通のゲームでは服を脱がないであろう場面で全裸になる独自性は買いたい(笑)

悠奈と風夏

前回の風夏シナリオ感想では触れませんでしたが、俊と風夏が初めて会った時とほぼ同時に
悠奈と風夏は顔を合わせていて、その時のある出来事により悠奈は風夏に負い目を感じています。
そして風夏の俊に対する視線から悠奈は
"風夏は俊に好意を抱いている"
"風夏には俊しかいない"
と思い詰め(何でやねん…)、特に理由も告げず

「私たちは……」(中略)
「別れましょう」

いやだから何でだよ(笑)

しばらくグダグダした後、クラブの部員から激励を受け、このままではいけないと一念発起した俊。
悠奈と風夏に何か因縁があり、それを知ることがまず必要だと考えた俊は一路、理事長室へ。
関係者から話を聞くという搦め手から入る俊(笑)
そんなんだから水面さんから

「そうですね、品性の欠片もないですね」

とか言われちゃうんですよ(笑)

さて、因縁の核心について話をする理事長。
"大分前に行われた本家の大きな会合"でのとある出来事が原因だと語ってくれます。
ところで俊はこの集まりに自身も出席していた旨を発言しますが、
本家と関わりがなかった状態で生活が苦しかったとか物語冒頭で悠奈に言ってたよな(笑)?
風夏シナリオでもこの時はずっと離れにいたと語っていましたし、一体何が真実なのでしょうか…?

最後は教師らしく悠奈と風夏の仲を取り持ち大団円。

悠奈が幸せになれば僕はそれで結構嬉しいと思うから。

↑の"結構"という言い回しの使いどころと、
悠奈と風夏が1対1で語り合うシーンのCGがやたらドアップだったのが面白かったですね(笑)

ひまりシナリオ

講義中にクラブを見に行こうとしている俊は、
グラウンドで皆とソフトボールをしているひまりを発見します。
伊歩、桜、森都も参加していますが、森都だけバストアップが制服(笑)
ところで、ここからひまりの所属するクラブに見学に行こうという話のつなげ方は無理がないですか?
相変わらず日本語も怪しいですし…"おけらである"とか"二人きっり"とかどういう表現ですか(笑)

さて、西崎先生に頼んで自動車部の見学に行くことにした俊。
そこに飛び入りでひまりも参加し、2人から自動車部の説明を受けます。

「(前略)その子たちにBライやAライも受けさせたんでしょ。(後略)」

何の説明もなく一般的でない言葉をいきなり略語で使うのは駄目だと思います(笑)
多分、国内競技運転者許可証BならびにAのことを言ってるんだと思いますが…

その後は横たわり、クラブ設立…と他のシナリオと同様の流れで星の生まれる丘へピクニック。
昼食の場面で"よ~しっ、くうぞ~"の台詞からワンクリックで

「ここの丘、何て呼ばれてるか知ってるかい?」

と、別の場面に遷移する唐突さや俊の良く分からないご高説や微妙な使いまわしテキスト…
本作の駄目なポイントが凝縮されている場面ではないでしょうか。
相変わらずハイキングからの帰路ではなくて岐路についてるし(笑)

情報ソースとしてまとまっているのは書籍

最近はネットでばかり情報を仕入れているからなぁ。

学園内はインターネット環境はない筈なんですが…
まあ、そんな細かいことに突っこみだすとキリがないゲームなんですがね…

ピクニックで俊が作った卵焼きに感銘を受けたひまりは悠奈に教えを乞うことにします。
それはいいんですが、その話の中で繰り広げられる会話が、酷い(笑)
"わけわかんなしい"、"もうまんたん"
いや、本当に酷い(笑)
敬語とフランクな口調が混ざるひまりも、遅れるなと言いつつ自分が遅れてくる俊も酷い(笑)

さて、この辺りのシナリオは正直構成が稚拙で、
つながりのない個々の出来事を羅列しているだけといった風情です。
農業経済学の講義を受けているとか、個別シナリオ中盤で語るべきことなんでしょうかね?

その中でも光るのは「限界効用逓減の法則」について語っているところです。
最初の選択肢から横たわる立ち絵で1人語りするシナリオの流れは全ヒロイン同じというゲームで
「限界効用逓減の法則」について云々するのは最高に皮肉が利いていますよね(笑)

クラブ活動報告

他のシナリオでは特に言及がなかった「クラブ活動報告」への動きが始まりました。
というか友人を集めてダベる部にどんな活動があるんだよ(笑)
結局悠奈の友人である七瀬をクラブに呼んで交流を深めるということになりました。
…それ本来の活動であって「クラブ活動報告」の準備じゃないよね?
換言すると活動報告なんて取ってつけたようなイベントをいきなり出してこなくても、
クラブ活動をいよいよ本格化させるぞ!みたいな話でいいんじゃないかと思います。

打診を快諾した七瀬は、ひまりと待ち合わせして俊が待つ釣り部の活動場所へ。
ひまりと俊だけで七瀬と交流してどうするよ…
ところでここで七瀬の台詞が少しウケたので紹介しておきますね。

「ほら、逢坂先生って気が利いて優しいでしょ。
今まで来た若い先生は大抵大柄おうへいで偉そうな人が
多かったから。なおさらなんだって」

気が利いて優しいとか学園生の目は節穴ですか(笑)?
あと、ルビは実際のボイスでそう言っているので"おうへい"と振りましたが、
その漢字はどう見ても"おおがら"ではないでしょうか(笑)

悩める俊

読者諸賢はお忘れかも知れませんが、俊はひまりから告白を受けています。
この段階に至るまで未だまともな返答を返していない俊は悩みます。
理事長に啖呵切った身としては返答は一択だと思いますが(笑)

その悩みを抱えながら講義を行ったせいか、ひまりと風夏から指摘を受けてしまいます。

「あのねセンセ、今日の講義ちょっと変じゃなかった?」

「…へん…」

俊は講義だけじゃなくていつも(以下略)

ようやく自身の感情に整理をつけ、ひまりの告白を受け入れることにした俊。
夕方の湖畔にひまりを呼び出し、"1人の女の子として好きだ"と告げます。
しかし、ひまりの告白から大分スパンが空いたため、なかなかひまりはそれを信じられません。
俊の気持ちを証明するため、

「(前略)僕の部屋でいいかい?」

自室に連れ込んでナニをする気ですかね(笑)
その後はめでたく2人は恋人関係に。とりあえず、自室に避妊具を常備している俊は(笑)

独占欲の強いひまり

森都と俊が話しているだけでヤキモチをやいてしまうひまり。
俊のクラブに所属するヒロインたちと俊が会話しててもキレないのに、何故か森都にはキレるひまり(笑)

そしてその森都キレ事件が原因でひまりの実家に学園を退学にさせられそうになるも、
理事長と俊が頑張ってそれを阻止!…ってなにこの流れ(笑)

まとめ

登場人物の受け答えが不自然な個所が多く、誤字の多さも含めてもう少しブラッシュアップしてから
世に送り出すべき商品だったのではないかと思います。

あと、敢えて取り上げませんでしたが、
桜のエンドのCGの構図や学園の遠景、廊下のCG、学園の名称や立地、風夏のキャラクター設定、
そして両親に問題があった主人公(男性教師)のスーツがグレー
とか遙かに仰いで作ったゲームですな(笑)