其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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こなかな2 konatayori kanatamade II(F&C) 感想 04

今回も2013年04月26日発売、こなかな2 konatayori kanatamade II をプレイしていきます。
エリー、千香、沙希、久遠と攻略してきましたので、最後のフランに取り掛かりましょう。

再び誰にも打ち明けない

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アレクと会ってファハハ笑いを聞いてから出てくる攻略ヒロイン分岐選択肢で、
エリーシナリオ攻略時と同じく、『いや、誰にも……』を選択します。
同じテキストなので端折ろうかとも考えましたが、一つ紹介したいテキストがあったので、
改めてこの場面の辺りから詳述していくことにいたします。

翌日に永遠がアレクを恐れていることをフランが喝破(笑)する場面で、
永遠はアレクが最近起きている連続殺人事件の犯人ではないかと考えますが、

ただ、アレクが犯人なら犯人としても、そうなると余計に
怖いな……。

相変わらずですね(笑)
"ただ、アレクが犯人だとしたら、余計に怖いな……。"
という表現では駄目だったんでしょうか(笑)?

何日か経過後、エリーシナリオ分岐の選択肢が出て来ます。
前回は真面目に授業を受けましたが、今回は『悩んでいても仕方ないので寝る』
選択します。

考えるのがつらい……。
寝るか……。

寝るな(笑)

模擬試験

ヴァンパイアから人間に戻る為の対策に時間をかけすぎたせいか、模試の存在を忘れていた永遠。
沙希から模擬試験の日が近いということを言われてようやく思い出したので、
この日の放課後はアレク捜索を中止し、試験勉強に集中することにします。
ところで、成績には関係ないらしいのですが、赤点だと補習になるらしいです。
教育熱心な学園なんですかね……?千香シナリオでそんな事は言ってませんでしたが

勉強不足の状態でしたが、ヴァンパイアの眷属ぅになった影響で、記憶力がバツグンになった永遠。
教科書をささっと読むだけでどんどんと中身が頭に入っていきます。

【永遠】「半永久的に生きるから、記憶力がいいのか」

ベニクラゲ(不老不死のクラゲ)の記憶力はいいのか(笑)?

ベニクラゲ的な存在が持ちうる能力を駆使して一夜漬けで模試対策は終了。
…ヴァンパイアの記憶力スゲーというだけのイベントでした(笑)

アレクと再会

フランは体調が思わしくなく、部屋から出て来ません。
この日はくーの検査をする日だということで、病院まで付き添いに行きます。
くーを病院に送り出した帰りに買い物をすることを決めた永遠は商店街方面に足を向けます。
検査を終えたくーは放置っすか?検査結果とか伊佐美先生から聞いたりしてませんでした?

買い物を終えた後、何気なく公園を訪れた永遠。そこにはなんとアレクの姿が。
だからくーがいないんですね、理解しました(笑)

姿を現したアレクはどうも永遠に用があって出て来たようです。
仲間にならないか?と、永遠を誘ってきます。

人間を嫌っているアレクがどうして俺を。
前回との態度の違いに、俺は驚きを隠せない。
【アレク】「何、簡単なことだ。私は貴様のことが気に入っている」
【永遠】「嘘つけ」
【アレク】「ククク……そう怒るな。こちらが寛大な態度をとってい
るんだぞ?」
【永遠】「……」
つまりアレクはこう言いたいのだ。
自分のしもべになれ、と。
貴様には選択の余地はない、とも。
遠まわしに、そう言っているのだ。

言ってねぇよ(笑)

徹頭徹尾噛み合っていない2人。当然永遠はアレクの要求を拒否。
アレクさん、なら灰になれと襲い掛かってきますが、

【アレク】「それに、人間は弱い。だから他の生物を排除しようとす
る」

という、自身が過去に仰った"弱い存在と同じ行為"を相も変わらずなさいますね(笑)

途中フランも来て2対1となりますが、それでもアレクには敵わない2人。
何故同じヴァンパイアでフランとアレクではこうも力の差があるのか?
それは、フランがヴァンパイアに力を与えるという吸血行為をしていないから、
永遠とフランとの間にあった過去の出来事により、フランが吸血行為をやめたからだったのです。

アレクに流し込まれた魔の力により失われし記憶が蘇り、
永遠は吸血鬼としての力を覚醒させアレクを退却させます。

何で過去の記憶が戻ったらパワーアップするのかは謎です(笑)

噴水の前で見つめ合う2人

【永遠】「俺……俺は……俺はフランが……」
【フラン】「永遠、私は……私は、永遠のことが……」
気がつくと、俺たちは見つめ合っていた。
公園の静けさが、俺たちを包む。
俺たちは、ゆっくりと時間をかけ、距離が縮んでいく。

動く歩道上にいるのかお前らどっちかは?(笑)
このあと距離がゼロになり~みたいな描写が続くんですが、
フランさんはちゃんと顔を赤らめてるのに永遠は普通の顔色でワロタ

その後はくーたちに2人の仲をからかわれたりするなどドタバタとイチャイチャなストーリーですね。
ただ、裸で添い寝しながら濡れ場が発生しないとかR-18ゲームとしては許せませんね(笑)

恋人同士になってもアレク捜索は続ける2人。
永遠は自分が人間に戻ったらヴァンパイアであるフランとはずっと一緒にいられなくなる、
人間に戻ってもいいのか悩んでいるとフランに打ち明けます。
その悩みに対し、フランは悩むことなく即答します。

【フラン】「人間に戻る方法があるのなら、私は永遠と一緒に人間に
戻る、ただそれだけだ」

別のシナリオでフランは生まれながらのヴァンパイアだと言ってたのですが、
どっちなの(笑)?

ハンガリーの料理やお菓子を食す

ハンガリー出身のフランにソウルフードを食べてもらったり一緒に食べたりしようの巻ですね。

ハンガリーの料理であるグヤージュというスープ。

gulyás [ˈɡujaːʃ] …グヤー"シュ"じゃないですかね?
日本語の文字で外国語の発音を完璧に表現は出来ませんが、
流石に「シュ」を「ジュ」と書くのはどうかと思います(笑)

さらに次の日には喫茶店『つむぎ』で行われていたハンガリーフェアで2種のケーキを食べます。
ドヴォシュトルタリンツァートルテだそうです。
えーと、フランの母は1610年頃に亡くなった史実の人物ということになっていまして、
フランの母が亡くなった年の前後でフランはハンガリーを離れている、
ということになっているのですが、どっちも1610年ごろには無かったお菓子っぽいです(笑)
あと、リンツァートルテはドイツ・オーストリアチェコ辺りのお菓子みたいですね。
時代も場所も違うのに感じるノスタルジー。これがコスモポリタニズムです(違)

夜のデートへ繰り出す2人

星空が好きなフランが唐突に流星群が見たいと言い出し、夜に星見に行くことになりました。
場所は自分たちが通っている学園の屋上がいいだろうということで、
警備員さんに暗示をかけて鍵を受け取って屋上に到着。

昔よりヴァンパイアの力を使うことに、嫌悪感を抱かな
い。
この力を使って悪事を働こうなどとは微塵も思っていない
から、たまには許してくれるだろう。

永遠たちの行為は建造物侵入罪と窃盗罪に該当しそうですが、
悪事とは微塵も思っていないようです(笑)

さて、永遠とフランが見ようとしている流星群はふたご座流星群だそうです。フランさんによると、

【フラン】「私がふたご座流星群を初めてみたのは、今からだいたい
200年ほど前だった」

ふたご座流星群が初めて観測されたのは1862年のことらしいので、
フランさんのだいたいが±50年のアバウトさを含むということか、
こなかな2は2060年以降の地球を舞台としているのか…
そもそもヴァンパイアとか出てくる架空の世界だから時代考証とかどうでもいいじゃん
と作者が思っているのかも…(笑)
それにしてはこのイベントでもカストルポルックスの神話の話をしたり、
フランの母親に実在した人物を宛がったり歴史からネタを用いているのは
物語全体の整合性が取れていない気がしますね。
まあ、そんなメタ的なことについて気にする以前に永遠の思考がぶっ飛んでいる方がアレなんですが(笑)

定番のプレレフア

いつも通り温水プールをそなえたアミューズメント施設『プレレフア』にデートに行こう、
ということになりますが、フランは水着を持っていないといことで、早速買いに行きます。
水着姿を披露してくれるフランに永遠の目は釘付けです。

【永遠】「この場合、衣装にも馬子ってやつだ……」
【フラン】「衣装にも馬子?」
【永遠】「どんな衣装でも、フランが着れば最高の衣類になるとい
う意味だ」
【フラン】「な、何を言ってるんだ……それはちょっと意味が違うだ
ろう……」
【永遠】「うるさい。俺が今作ったんだ。(後略)」

もはや暗号レベルだろ(笑)
弘法筆を選ばずあたりが近いのかなと思います。水着を着用した弘法大師を想像してみて下さい(笑)

その後は水着の着せ替えショーさながらで色んな水着を着ては永遠に見せて、
最後は永遠が試着室に押し入り、吸血してからのセックスといつものコースです(笑)

さて、プレレフアに来た2人。公衆の面前でキスをするカップルを見て、
永遠も同じことがしたいなどと言ってフランにキスをせまります。
フランも永遠が望むならとキスを受け入れようとしますが、直前に恥ずかしくなってしまい、
永遠を突き飛ばしてしまいます。

【フラン】「すまなかった……あまりにもはずかしすぎて……」(中略)
【永遠】「本当に申し訳ないと思っているなら、キスさせろよ」

良心の呵責を利用して自分の欲望を充足させようとしている永遠さん(笑)

クリスマスパーティ

クリスマスイブではあるが、みんながそろったクリスマス
パーティが始まった。

家族で過ごす人々もいると思うので、ではあるがというつなぎ方だと、
意味が分からない人も出てくると思いますよ(笑)

そして途中からフランと永遠で2人きりでボート・デートに洒落込む流れに。
じゃあなんで最初にみんなでパーティをやったの(笑)?

対アレク

自宅にいた永遠とフランは、まるで2人を誘うかのような力の気配を感じ、
二手に分かれてこの気配を探すことにします。
公園に来た永遠の前に現れたのはエリーです。このシナリオでは初登場ですね。
アレクのもとに案内しようとするエリーを前に永遠はフランを呼ぼうとしますが、

【エリー】「気配を放ったら、駄目だから」(中略)
【エリー】「呼んだらダメ。ひとりでついてきて。アレクにそう言わ
れてるから」

とエリーに止められ1人でアレクの元に向かうことになります。
そして奥の雑木林でアレクが姿を現します。

【アレク】「貴様と出会うのは、ほんの数時間前のことのように感じ
るが……それでも久しく感じるくらいに私は待った」

永遠と会う時はいつだって数時間前のように感じるという謎の感覚(笑)

アレクが永遠に仲間になることを誘い、それを断るいつもの流れ。

(前略)俺たちは……生物の代表として今ここで相対
しているわけだ。

人間代表永遠(笑) VS 吸血鬼代表アレク(笑)
彼らの主張は相容れず(何ら具体的な論戦はしていませんがお互いにそんな認識)、
最後は勝った方が正義という『Might is right.』の理論でお互い拳を交えます。
…それ人間と主張・行動が一緒じゃん(笑)

【アレク】「最後にもう一度問う」
【永遠】「何だ」
【アレク】「私たちの仲間になる気はあるか?」(中略)
【永遠】「くどい」(中略)
【アレク】「永遠!!!」
【永遠】「アレク!!!」

何だよこのバトル漫画なノリは(笑)

初撃は地力に勝るアレクが押し勝ち、永遠を吹き飛ばします。
木に激突する永遠ですが、ここでフランが現れ2対1となります。しかしアレクは余裕で、

【アレク】「今の貴様らならば、ふたりがかりでも私を止めることは
できんぞ」

じゃあなんで最初は永遠1人だけ呼んだんですか?
・永遠の方が頭悪そうだから説得する際にアドバイスをしてきそうなフランが邪魔だった
・手傷を負っていない永遠とフランならアレクは負ける可能性が高かった
さあ、どっちですか(笑)?

To be or not to be.

衆寡敵せずという言葉がないかのように永遠とフランを圧倒するアレク。
"血液の温度を自由に操る能力"と言いながら物理的に永遠を殴って(笑)、
永遠の背骨を折る瀕死のダメージを負わせます。
身体能力がアップしているヴァンパイアの脊椎を破壊するアレクのパワー(笑)

そして何やかんやあってフランから人間に戻りたいか?と最後の問いかけをされる永遠。
どうやらエンド分岐の選択肢のようです。

一緒なら、戻れなくても構わない。
やっぱり俺は人間に戻りたい。

まずは明らかに恋愛ADVにおいてはバッドっぽい選択肢であるやっぱり俺は人間に戻りたい。
を選択してみましょう。

【アレク】「フゥーハハハ……!!」

フゥーて(笑)

【アレク】「人間に戻る。それがどういうことかわからないみたいだ
な貴様」(中略)
【アレク】「教えてやれ、フランチェスカ。人間に戻るということが
どういうことなのか」(中略)
【フラン】「人間に戻る方法は……」
【フラン】「契約したヴァンパイアが死ぬことだ」

つまり、永遠が人間に戻るには契約者であるフランが死ぬしか方法がない……
嗚呼、なんて悲しき運命哉………………
人間に戻る方法を最初から知っているのに教えてないのはワロタ
特にフランに聞いたら分かることを俺を捜せとか言って永遠に無駄足を踏ませた
アレクの悪質さが光ります(笑)

最後は永遠の血を吸って力を取り戻したフランがアレクと刺し違えます。
フランの身体を貫いたアレクの腕をフランが掴み、アレクの能力により発生した炎が2人を包みます。

【フラン】「死んでも離さないぞ……」
【アレク】「なら殺すまでよ!」

緊迫した場面で何言ってるんですかアレクさんは(笑)
死んでも離さないが殺されたら離すんですか(笑)?

2人のヴァンパイアの死を胸に人間として生きていくことを永遠が決意した場面でエンド。
エリーのことはアウトオブ眼中ですか(笑)?

To be as vampire.

永遠の血を吸い、においを操ることができるという能力を取り戻したフランは、
アレクを余裕で無力化します。
別選択肢で刺し違える必要は全くなかったんじゃない?
永遠が人間に戻る為という理由付けは可能ですが、嘘つきの言うことを素直に信じたらいかんよ(笑)?
現にエリーシナリオで語られていたこと(本サイト未言及の事柄です)が真実だとしたら、
フランが死んだとしても永遠はヴァンパイアのままですし。
シナリオの整合性のためだけに刺し違えさせられたフランとアレクかわいそー(笑)
あと、においで無力化できるロジックも良く分かりません。
身体が動かなくなるにおいをアレクに嗅がせたとのことですが、身体能力が高いヴァンパイアに効く
においとはどれだけヤバい代物なのか(笑)

最後はテキストだけでくーは天国へ召され、桜並木を歩く永遠とフランがヴァンパイアとして
これから生きていくみたいな決意をする場面でエンド。

【永遠】「どこか行ってみたいところとか、あるか?」
【フラン】「それなら、いいところがある」
【永遠】「いいところ?」
【フラン】「私の故郷だ」

母親を殺されて、自身も迫害されて逃げ出したところを"いいところ"と言える
善性を我々は見習わなければならないですね(笑)

まとめ

意味の通らない表現は見直すべきですが、
本作でそれを行うと単なる凡ゲーになってしまいそうで、悩ましい(笑)

やはり定命の儚さみたいなことを扱うゲームで選択的に不老長生になれるという設定は、
あまりよろしくないということなんじゃないでしょうか。
特に久遠のシナリオでそれが如実に表れたように感じました。
あと、廃魔士美琴さんの頭がおかしい感じだったのもマイナス(笑)

こなかな2 konatayori kanatamade II(F&C) 感想 03

今回も2013年04月26日発売、こなかな2 konatayori kanatamade II をプレイしていきます。
前回にも触れましたが、途中からVer1.02でのプレイに切り替わっております。

さて、エリー(Ver1.00)、千香(Ver1.02)とクリアしてきましたが、
今回は沙希姉(沙希)とくー(久遠)を攻略していきます。

人間に戻ることが先決問題。

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やはり永遠はヴァンパイアに忌避感があるということで、引き続き人間に戻る方法を模索します。
しかし、永い時を生きるヴァンパイアであるフランが知らないのは不思議だなぁ(笑)
朝からフランと一緒にアレクを捜そうと出かけようとした所に沙希がやってきて、
永遠に何処へ行くのかと聞いてきます。

【永遠】「いや……ちょっと」(中略)
正直、ヴァンパイアから人間に戻ってきます、なんて言え
るわけがない。

"人間に戻る方法を知っている(かもしれない)アレクを探す"ということは、
すなわち人間に戻るということと同義なのであります。By永遠
…流石にそれは論理の飛躍が過ぎませんかね?

フランとお出かけということで明らかに苛立っている風な沙希を振り切って外に出る永遠。
玄関先で待っていたフランは沙希に真実を告げなくていいのかと永遠に問いかけますが、

【永遠】「……ヴァンパイアになったなんて、言えるわけないだ
ろ」

と、けんもほろろな感じの返答です。
永遠が沙希に催眠術を掛けて"フランが永遠の親戚だ"と思い込ませていることは、
永遠、フラン双方忘却の彼方のようです(笑)
その後、無言で歩き出した永遠たちは適当に街を散策し、アレクを探します。
人間に戻ろうと必死な筈の永遠が手掛かりをてきとうに探しています(笑)

適当に探して見つかるはずもなくこの日は成果なしで帰宅。
そして次の日も同じ行動をして沙希姉に詰められます(笑)
何処へ行くのかくらいは教えて欲しいと詰めてくる沙紀に永遠は、

ヴァンパイアから人間に戻るから。
絶対に言えない。
言いたくない。

ということで、教えることを拒否します。
何処へ行くか言ったらヴァンパイア関連の行動と分かっちゃうんですか(笑)?
ヴァンパイアは意外とメジャーな存在だったんですね(笑)

大事な幼馴染みである沙紀にヴァンパイアに関わってほしくない永遠は、
弁当を一緒に食べるのも駄目なのかと詰め寄る沙希をとにかく拒否します。

【永遠】「う、うん。だからさ……か、帰ってくれない、かな?」(中略)
言ってから後悔した。
流石に言葉が悪かった。(中略)
【永遠】「ごめん……でもさ、沙希姉にはあんまり関わって欲しく
ないんだよ……」

一言目の後で"言葉のチョイスをマズった"みたいなことを思いながらも、
二言目もあまり言葉の酷さが変わってない永遠さん(笑)

そんなこんなでこの日もアレクは見つからず。次の日は平日なので学園です。
登校時に会った沙希と永遠は双方言葉が悪かったと謝罪し合い、問題解決かと思われましたが、
"何故自分を避けているのか?"という沙希の重ねての問いかけに答えられない永遠さんに、
フランと永遠がよろしくやっているに違いないと誤解して沙紀は怒りながら去っていってしまいます。
そしてその日の放課後。

今日も特に何事もなく終了。

え!?沙紀姉の事は大事な幼馴染みなのに、特に何事もなくなんですか(笑)?

放課後、気分が沈みがちな雰囲気を察してフランが永遠を気晴らしに商店街に連れていきます。
沙希と良く行った喫茶店『つむぎ』に行き、沙希とよく食べたチョコレートパフェを食す永遠とフラン。
よろしくやってると誤解されている相手と喫茶店に行く永遠さん(笑)
というか12月にパフェとか寒くならないですかね(笑)?

月曜の次の日は…週末!?

学園ものでありながら学園の存在が不要であるかのように土曜まで日が進んでしまいました(笑)
永遠が通っている学園は土曜は休日だということなので、この日もアレク捜索をすることに。
しかし、その前に沙希が5日ぶりに来襲してきます。
が、永遠も慣れたもので、用事があると言って沙希を追い返します。
大切な故に真実を伝えられないジレンマみたいなテーマなんだと思いますが、
既に使っちゃってる催眠術をもう1回使ったらいいじゃん(笑)

捜索の道すがら、"沙希に真実を語ったらどうか?"と永遠に再度提案するフラン。
さらにフランは"沙紀は永遠がヴァンパイアだと知っても変わらないのではないか?"とも語ります。
そんな提案を永遠は一蹴にします。

【永遠】「わからないだろ、それは。嫌悪感を示す可能性だって十
分にある」

永遠、お前の今までの対応は嫌悪感を示されるには十分なほどの酷さだから(笑)
"真実を語って嫌われる"と"嘘をついて嫌われる"となら前者の方がいいと思うんですけどね。

週明けの朝も沙希の家の窓を見つめて物思いに耽る永遠。何か考え事をしていたのかとフランに聞かれ、

【永遠】「別に何も考えちゃいないよ。気にするな」

頭カラッポ発言(笑)

その日の昼休みではすれ違う沙希と永遠を描いた場面…なのはいいんですが、
沙希のモブ友人2人は青い影でちょっと怖いんですけど(笑) 怪しい影(笑)

ぼっち飯の永遠を哀れんだのか、フランがやって来て一緒に弁当を食べてくれます。
きんぴらを咀嚼する音すら聞こえるほどの静寂で食べているらしいので、
正直ぼっちと変わらない気がします(笑)
もしくは咀嚼音が大きく聞こえるような固い具材のきんぴらだったのかもしれませんね(笑)

そんな食事を終え教室に戻る最中、フラン作の弁当から沙希作の弁当を連想する永遠。

沙希姉の弁当か……。
懐かしい気すらしてしまうな。
でも、もうそんなことはない。
断定は出来ないけど、しばらくはないだろう。

何を言っているのか良く分かりません(笑)
言いたいことは何となく分かるんですが、もうちょっと表現を考えた方が良いのでは?

終業式

学園最後の日、何となく気が抜ける自称"気持ちがぶれぶれ"な永遠くん。
このままではいけないと気を引き締めます。

q休みに入っても、引き続きフランに手伝ってもらってア
レクを捜しに行かないと。

q休み(笑)?
コンシューマで先に出て約半年後に出たPC版も2回修正が入っていて表現がこのままということは、
製作者はq休みで正しいと言いたいのですね(笑)?

さて、放課後に謎の男にナイフを突きつけられ襲われそうになっていた沙希を間一髪で助けた永遠。
気を失っていた沙希に告白された永遠は、自身がヴァンパイアであることを告げるも、
フランの予想通り沙希は特に気にしなかった為、2人はめでたく恋人同士となります。
沙希の個別シナリオに入ってずっと同じネタで引っ張ってきたくせにあっさり風味ですね(笑)

なお、沙希は幼少期にもナイフを持った男に襲われて永遠に助けられており、
その時からほのかな想いを抱き続けていたとのこと。不審な男を惹きつける沙希(笑)

恋人同士になった後は定番の温水プールへ。
冬に使わないので奥にしまい込んでいた水着を取り出す永遠。

しまい込んでいたので、どことなく湿気がかった匂いがす
るが、どうせプールに入るんだ。問題ないだろう。

夏以降使ってなかったと仮定すると、約半年は湿っていた水着ということに(笑)

そしてプールで遊んでいる最中に突如永遠を襲う吸血衝動からの~発情というコンボですね。
エリーと千香でも同じネタを使っていましたが、3人目ともなるとちょっと同じネタで飽きてきますね…
残り2人も同じネタを使うのでしょうか?

クリスマスイブ

イブと言えばやはり定番のデートということで、公園に繰り出す永遠と沙希。
"ヴァンパイアになった経緯を詳しく話しておいた方がいい"と思いつつ

【永遠】「かいつまんで話すね」

詳細を話すのか概要を話すのかどっちですか(笑)?

後は定番の濡れ場というか、
コンシューマからの移植のせいか、エリー・千香と今までのヒロイン全員
連続でHシーンになるのはちょっと気になりますなあ(笑)

ヴァンパイアになりたい女の子

永遠と永遠に共に居たいが為に同じ種族になろうとする沙希。
それを思いとどまるよう説得する永遠。彼は論客としてはヘボもいい所ですね(笑)

永遠の説得を受け流し、夕食の買い出しに商店街に繰り出す2人。
楽しそうに買い物を続ける沙希を見ながら、永遠は黙考し続けます。

改めて見ると、可愛いな……。
見失いがちになっていた気がする。
こんなにも可愛い表情。
沙希姉の一挙手一投足がたまらない。

たまらんばい(笑)

そう思っていたはずなのに、最近はどこかへ吹き飛んでい
た。
これがもし、沙希姉がヴァンパイアになったらどうなるん
だろうか。
これまでと変わらず、こういう光景が見られるのか。
ヴァンパイアになっても、普段の生活は変わらないのか…
…どうなのか……。
少なくとも、精神的には影響が出るだろうし……。

"変わらない光景"で過ごすために沙希はヴァンパイアになると主張しているので、
永遠の望み通りじゃないんですかね(笑)?
あと、精神的影響を心配していますが、永遠が沙紀にとっとと帰れとか言ってた時の方が、
沙紀さんはダウナー状態になってたと思います(笑)

永遠はともかくフランは寿命が違うことにより人間と社会的に共存できないことや、
ヴァンパイアを付け狙う魔物、さらに魔即斬のファンダメンタル退魔士とかの存在などを沙希に
伝えることができた筈ですが、ちゃんと説明しているんでしょうか?

エピローグ

謎の魔物に襲われ意識不明の重体に陥るも、愛の力で沙希の意識を取り戻す!!
…意味分かりません(笑)

アレクも出てこないし廃魔士も出てこないし、何なら 直前に沙希を襲っていた魔物も
フランとバトルしてその後はフラン共々行方不明ですが何か(笑)?

色々端折り過ぎてて微苦笑しか浮かべられませんわ(笑)

くー(久遠)シナリオ

余命幾ばくも無い妹に吊り下げられたヴァンパイアという蜘蛛の糸
それに永遠と久遠がどう向き合うのか。それが本シナリオのテーマになるでしょう。

共通シナリオ分岐直後はくーに真実を伏せつつ、永遠が人間に戻る方法をフランと共に
探すチャプターから始まるのは他のヒロインと同じですね。

その辺りのお話を適当に何やかんやした後、病院への定期検査へ出向く久遠と付き添いの永遠とフラン。
久遠が女医先生と共に診察に向かった後、
待合所で永遠と二人になったフランは不老長生のヴァンパイアが故の疑問を発します。

【フラン】「(前略)治らない病というものは、数多
くあるんだろう?」(中略)
【フラン】「治らないとわかってて、なぜ治療するんだ?苦しみを
長引かせるだけじゃないのか?」

治らなくても症状が緩和(QOLが向上)するなら治療を望む人はいるでしょうし、
治療薬が開発されて不治の病じゃなくなる可能性もゼロではないでしょうし、
さらに永遠くんも少しだけ近いことを言っていますが、
苦しんででも生きたいという信念を抱かせる何かがそのご当人にあれば、言わずもがな。

というかフランだって孤独に苦しみながら何で生き続けてるんです?苦しみを長引かせる(以下略)

病院から帰った後も人間に戻る方法が載った本を求めて自室の本棚を漁って夜更かしする永遠。
永遠の部屋の本棚はアカシックレコードかよ(笑)
次の日の朝に永遠は当然寝不足になり、そんな永遠を心配する久遠。

【久遠】「この前からだけど……何を調べてるんですか?」
【フラン】「なに、大したことではないよ。心配は無用だ」
眉根を下げるくーに、フランは優しく微笑みかける。
くーは本当に花のようだと思う。
周りの人間の、小さな感情の機微すら感じとって萎れてし
まう。
繊細だがその満開の笑顔には、確かに人を元気にする力が
ある。

小さな感情の機って同語反復じゃね(笑)
そして笑ってるのはくーじゃなくてフランですが、何故くーの笑顔について語ってるの(笑)?
ひょっとしたら"周りの~"のセンテンスまではくーについての描写で、
"繊細だが~"からはフランについての描写なのかもしれないですが、そうだとしたら分かり難過ぎ(笑)
ところで、繊細だが満開ってどんな感じの状態なんですかね…?

早く人間に戻りたい

前日の夜、永遠が寝た後も一人で本を探し続けてくれたフランさん。良い人過ぎですね。
そしてそんな心優しきフランに永遠はどんな労いの言葉をかけてくれるでしょうか。

【永遠】「で、あのあと結局なにか見つけたか?」

こいつ最高にクズ(笑)

放課後もフランを伴ってアレクを探すも全く見つからず。

【永遠】「だぁあああああっー!」

シャウトしとるでこいつ(笑)

次の日も学園からの帰りの途中にアレク捜索を続行します。
病院の近くでくーの主治医である伊佐美先生と会ったので挨拶を交わします。

伊佐美】「こんばんは」
【永遠】「こんばんは」
伊佐美】「若い子がこんな時間にどうしたのかしら?」
【永遠】「伊佐美先生だって充分、若いじゃないですか」
伊佐美】「あら、ありがと」
まるで社交辞令のようなやりとりだが、俺は心の底からそ
う思っていた。
それは恋とは違う感情だが。
両親みたいなものだろうか。

要約すると、
伊佐美先生は充分、若い
・そう思っているが恋愛感情ではない。
・親に対する感情に近い。 …意味が分かりませんね(笑)

若さへの言及ではなくて、"伊佐美医師は永遠にとって大事な人"みたいな説明があれば
意味が通りますが、そのような描写もありませんしちょっと説明不足かと思います。

この時の会話で伊佐美先生から"久遠の事も気遣ってやれ"と言われる永遠。
それに触発されて、日付が変わる直前までアレクを捜します。…家に帰れ(笑)

アレクを見つけられずに帰宅する永遠とフラン。
フランからも"人間に戻るよりも久遠の方が大切ではないのか?"と言われますが、

【永遠】「フランにはわからないかもしれないな」(中略)
【永遠】「俺はくーの兄としていたい。ただ、それは人間としての
兄だ」(中略)
くーなら例え俺の状況を知ったとしても、今までと変わら
ず俺のことを見てくれるはずだ。(中略)
でも、人間ではない存在になって初めて気づいたんだ。
人間か、そうでないかの違いはあまりにも大きすぎると。
外見とかの問題じゃない。
心のファクターが強すぎた。

本当に何を言っているのか意味が分かりませんね(笑)
ようは気分が乗らないってことですか(笑)?

人間としての兄でいたいなら真実を告げなければ良いだけなのに、
心のファクターがなどと言ってグダグダしているのは自分の事しか考えてないのでは?
と思われても仕方がないのではないでしょうか。

くーの為に(という言い訳で)人間に戻りたい

妹に朝起こされたり、妹と弁当を食べるといったイベントをこなしつつ、
放課後にアレク捜索のルーティンワークを行う永遠。
アレク捜索の最中に商店街で会った沙希にくーと永遠が最近一緒にいないと指摘され、
"自分は一体何がしたいんだ?"と自問しながらも家に帰ってからくーと顔も合わさずに就寝。
妹の為にとか言いながら肝心の妹は放置なのは流石です。

次の日も、収穫はなしに等しい もしくは収穫はなしだったアレク探索。
前者はフラン、後者は永遠の言ですが、どっちでもいいだろ(笑)

何故かまた病院で伊佐美先生を見つけて会話を交わします。
なお、伊佐美先生の苗字は宇野さんだそうです。くーの主治医という結構重要な人物なのに、
苗字の紹介もないのはスゲー(笑)
さて、伊佐美先生から最近のくーの様子を聞かれますが、
アレク捜索に集中していた永遠は、返答に窮します。そんな様子を見て伊佐美先生は

伊佐美】「あのね、久永。あなたは、自分のやりたいことをすれば
いいのよ」(中略)
伊佐美】「久永は久遠のために生きすぎよ。生きてきすぎたのよ」(中略)
伊佐美】「だから、私から与えられる答えを探すための……それも
ありかもという問題だけ」

すいません、本当に何言っているのか意味が分からないんですが(笑)
私が悪意を持って重要なテキストを抜いていると邪推されるレベルですね…

そして帰宅後、くーの自慰を目撃する永遠。したいこととは覗き行為ですか(笑)?

妄想メソロギヰ?

【久遠】「兄としてではなく、異性として……ひとりの男として…
…」
あの日記の文がくーの声で再生される。

読んでもいない日記ですが何か(笑)?

その日の夜、ようやく永遠たちはアレクと再会します。
当初の目的通り、永遠はアレクに人間に戻る方法を尋ねます。何故戻りたいかをアレクに聞かれて、

【永遠】「どうしてもクソもない、俺は人間に戻りたいんだ」(中略)
ただ、はっきりとしているのは、人間に戻り今まで通り普
通に……ただ普通にしたい。

"はっきりしていること"はあるのそれを答えない永遠くん(笑)

人間に戻る方法を教える条件としてアレクはとある魔物を倒す手伝いをすることを要求。
その魔物とは……

【アレク】「フェケテ」
【フラン】「フェケテだと!?」

フランさんの声が裏返るレベルで驚いているんですが、プレイヤーとしては誰だよそれ?な感じです(笑)
彼女によると何か高位な魔物だそうです。そして何故かやる気を漲らせた永遠くん、

【永遠】「やろう、その魔物、フェケテを絶対に倒そう」

謎のテンションです(笑)

対フェケテ

次の日の夕方、雑木林でアレクとフランと永遠の3人で作戦会議です。
フェケテをどうやって探すかですが、基本的に魔物はヴァンパイアの気配を感じると
襲ってくるらしいので、普段は押さえている魔の力とやらを解放しておびき寄せる囮作戦とのこと。
潜在能力は高いものの戦闘経験もない永遠が囮になるということで話はまとまり、
作戦開始の夜まで待機。

時間になり魔の力を解放した永遠のもとに見事おびき寄せられたフェケテさん。
誰かと思ったらヨダレ垂らしながら高速移動する魔物さんですね(笑)
この方はアレクの部下になったりフランと共に行方不明になったりと大活躍です。
今回もアレクとフランの襲撃をなんなくかわすなど、八面六臂です。
しかし永遠とフランをボコっていたところをアレクが再度背後から奇襲し、形勢は逆転。
フェケテは逃走を開始します。
逃げ出したフェケテの後を追う3人。追いついた先にはくーを人質に取るフェケテの姿が!
伊佐美先生と出掛ける約束をくーがしている描写はありましたけど、
夜まで病身のくーを連れまわすとか(笑)

そして永遠はフェケテの要求を飲み、自分の力をフェケテに渡そうとします。
力を渡した時点で人質の価値が無くなるんですけど、くーを守る気ありますか(笑)?
永遠がフェケテに近づいた時、
アレクが"永遠の父は強盗にではなくてフェケテに殺された"ことを暴露。
永遠は怒りのあまりヴァンパイアの力を使いフェケテを殺そうとしますが、
人質にされていたくーがダメェーーーと叫び永遠が正気に返ります。
その隙にフェケテは逃げようとしますが、アレクにあえなく殺害されます。
結局殺されるんかい(笑)、あとエリーシナリオでの苦戦っぷりとの差は何なの(笑)?

兎にも角にもフェケテを倒したので、永遠が人間に戻る方法をアレクに聞きますが、

【アレク】「そんな方法はしらん」

エリーシナリオでは教えてくれたのにくーシナリオでは冷たいアレクさん(笑)
永遠がフェケテをぶっ殺さなかったのがお気に召さなかったのか、そのまま何処かへ去るアレク。
そしてフランもアレクを追って姿を消します。
帰り道で伊佐美先生がアレク?と会話をしてたりと謎を残しつつも取りあえず次の日へ。

墓前で想いを告げる

両親の墓参へ来た永遠とくー。

12年前に強盗改めフェケテに殺されかけた時に助けてもらった時から
永遠のことが1人の男性として好きだったと告白するくー。
永遠も今回の出来事でくーに対して抱いていた気持ちを自覚し、くーの告白を受け入れます。
因みにこの間ずっとくーが跪いて墓に手を合わせている一枚絵がずっと表示されています(笑)

次の日、カップルとなった永遠とくーは長年の鬱屈故かイチャイチャっぷりを朝から発揮。
2人の関係は秘密にしておこうとか言いながら沙希には速攻バレてます(笑)

そしていつも通りの連続Hイベント(笑) 体調を崩して寝込んだ夜にするのはどうかと思いますが(笑)

吸血鬼ウイルス

伊佐美先生はなんとアレクと交渉して血液を入手し、吸血鬼の性質などを調べていたとのこと。
ゲーム開始時には人間と見たら死ね死ね状態だったのに、伊佐美先生との交渉に応じるとは、
アレクさんはどうしちゃったんでしょうか(笑)
さらにフランからも血液の提供を受け研究をした結果、以下の事が分かったとのこと。
・吸血鬼の異能は血液中に存在するウイルスによる
・ウイルスは悪性腫瘍などを死滅させる
・健康な細胞も死滅させる(のに何故か生体はヴァンパイアとして生き続ける)

これを活用すればくーの病も治療することができるかもしれないということで、
伊佐美先生の研究に望みを託す永遠。
しかし、個人で出来る研究の範囲を超えている気がしますが、それをやってのける伊佐美先生凄い(笑)

デッドオアアライブ

事態は風雲急を告げます。くーの容態が急変し、
くーを助ける為には、(人間に戻る方法は現時点では分からない)ヴァンパイアにするしかない、とのこと。

永遠はくーを助ける為にヴァンパイアにすることを決意し、それをくーに告げます。
が、くーはそれを拒否。

【久遠】「お兄ちゃんは神様なの?」

ええ?ここに来て電波受信?
くーは沙希は助けるのか?くーの友人は助けるのか?
赤の他人を助けるのか?犯罪者を助けるのか?と重ねて問い質し、

【久遠】「久遠が世界で一番大切な人に……神様のように命を選ん
で欲しくないの」
どれも等しく命だ。
くーを救うのなら、全てを救えと。
全て救わないのなら、救うなと。

ということで、くーをヴァンパイアにして助けるか助けないかでエンド分岐になります。
助けない場合は死後、伊佐美先生からくーの日記を読んで、
これからも生きていくみたいなエンドです。

助けるエンドの方は久遠の妊娠が分かってなおヴァンパイアになることを拒否するくーに
永遠がブチ切れて俺のやりたいようにする!と言ってくーの意志を無視してヴァンパイアにします。
というかお腹に子供を宿してもなお死にたいというのはちょっと理解に苦しみますね…
前掲のくー理論で言うと、子供を産む気もないのになんで子作り行為をしたんですか?
くー永遠は神様ですか~(笑)?

ということで今回はここまで。あとはフランを残すのみとなりました。ではまた次回!

こなかな2 konatayori kanatamade II(F&C) 感想 02

今回も2013年04月26日発売、"こなかな2 konatayori kanatamade II"をプレイしていきます。
前回はエリーを攻略。選択肢的にはフランシナリオをプレイするのが一番楽なのですが、
メインヒロインっぽいキャラは後に回すといういつもの私の習性に則り、
次は千香シナリオをプレイすることにします。

キャラ分岐で『常盤に……』を選択

続きを読む

前回のプレイでは誰にも打ち明けないを選択したところで、今回は千香を選びます。

無理だ。

一言で切って捨てられてワロタ
なお、くー(久遠)や沙希を選んでも同じテキストという…

脈絡なく次の日の夜、公園を散歩する場面へ遷移。
そこで脈絡なく巫女っぽい格好をした千香と遭遇する永遠。千香は退魔だそうです。

ついこの間、吸血鬼にされたと思ったら、クラスメイトが
関係者だったとは。
なんとも因果な世の中だ。

千香と別れた後の永遠の思考ですが、退魔師は吸血鬼の関係者とな(笑)?
関係者とするにはちょっと遠い関係性な気がするんですが…
そして"因果な"はここで使うところですかね?
あと、 "士" は男性を意味する漢字ですが、女性も含むなら "師" じゃないですかね?

退魔師について話があまり聞けなかった永遠は、次の日の夜も公園で千香に会いに行きます。
千香曰く"魔"との関わりがある職業とのこと。
では"魔"とは何かというと、通常の物理法則に当てはまらない別の法則で生きている生物を
魔物と定義しているらしいです。

【千香】「(前略)ヴァンパイアの力にしても、明らかな法則性がある」(中略)
【千香】「そーいう超常の法則を内包する存在が魔物ってわけなの。(後略)」

なるほど、小説や漫画などでよくある設定ですね。

【千香】「さっきの話に戻して細かく話すと、人間レベルの理性を
持たない、超常の法則で生きている生き物を、魔物と定義
しているわけ」(中略)

定義変わっとるやん(笑) 永遠は人間レベルの理性を持たないんですか(笑)?

次の日の朝、くーによると珍しく早起きな永遠。
兄妹2人暮らしでゲーム開始時には永遠が朝食を作る場面もありましたが、
フランによる催眠術により、記憶に混乱が見られるようです(笑)

場面が変わり昼休みに登校してきた千香と屋上で昼食を食べることにした永遠。
12月なので屋上は寒いですが、何故そんな所で昼食を食べるのかというと、
ヴァンパイア関連の話をするために、千香が気を使って屋上で食べようと提案したのでした。
そして話の中で何故、ヴァンパイアを嫌うのかという千香の問いに、
ヴァンパイアは人を襲って殺す化け物で、そんな化け物に無理矢理にヴァンパイアにされた。
そんなヴァンパイアが憎らしい、と怒りを吐露する永遠。
ここは千香の答えよりも前回取り上げたアレクの言葉の方が面白いので再掲。

【アレク】「酷いと思わないか?(中略)命の恩人(=フラン)に対して化け物とは。(中略)」
【アレク】「私たちヴァンパイアは、仮にも命を救ってくれた者に対
して化け物だとは、決して言わないぞ?」

また、繰り返しますが、永遠は自分の意志でヴァンパイアになってますからね(笑)?
無論、死にかけの状況で正常な判断ができなかった、ということはあるでしょうが、
それにしても永遠を助けるために治療行為としてヴァンパイアにしたのを"無理矢理された"
というのは流石に無理筋じゃないかと思います。

千香には良い奴もいれば悪い奴もいる。それは人もヴァンパイアも関係ないと言われ、

【永遠】「そんなんで……いいのかな」(中略)
それくらい、さっきまでの悩みがちっぽけに見えていた。

解決早(笑)

美琴(先輩なのに呼び捨て)

その日の晩も特に用はないですが夜の公園に出向く永遠。
千香と話していると、先輩退魔士である美琴(みこと)とやらが現れます。千香によると

【千香】「(前略)美琴は魔物だけじゃなくって、ヴァンパ
イアも敵視してるんだ」(中略)
【千香】「ヴァンパイアだけじゃない。美琴はこの世の理にそぐわ
ないもの全てを敵視してる」

"魔物"と"ヴァンパイア"と"この世の理にそぐわないもの"は複雑な関係性を持つようですね(笑)
ところで、既にこの世に存在しているのに理にそぐわないんですかー?

次の日は魔物に襲われて骨折して入院中の弘一君とやらをお見舞いに行く千香と永遠。
弘一の怪我の直接原因は、魔物共存派である千香は魔物を説得しようとしたものの、
暴走状態であった為、説得は失敗して弘一が襲われたというもの。
結局は千香が魔物を倒して弘一を助けたのですが、
もう少し早く魔物を倒していれば、弘一が怪我をしなくても済んだ、
自分のしていることは間違っているのかと永遠に問いかける千香。ベタやな
永遠はそんな悩める千香にこう言って励まします。

【永遠】「今の俺には……正直に言って、判断できない……けど」(中略)
【永遠】「(前略)今の俺にさっきの質問の答えは出せない。(中略)
【永遠】「常盤は絶対に間違ったことはしてないと思うぞ」

判断できないのに絶対に思えるんだ(笑) というか"絶対"なのに"思う"(笑)
確信を持っているのかそうでないのかどっちですか?

病院からの帰り際に何故千香が永遠を病院に連れて行ったのかが語られます。
弘一の怪我の原因は千香の思想の瑕疵によるものであり、それを永遠に知ってほしかったとのこと。
負の面も伝えるのは良いことだとは思いますが、
そういったことは同業者で先輩である美琴に言った方が良いんじゃないですかね?

ヴァンパイアに戻る方法を秘匿する退魔士協会

昼休みに冬休みの予定を永遠と練りながら、
ヴァンパイアから人間に戻る方法についてまだ見つかっていないことを
唐突に謝罪してくる千香。"協会でもかなりの極秘"らしく彼女の権限では見られないそうですが、
永遠曰く”吸血鬼を倒す冴えたやり方”(笑)とやらを秘匿するのは。
退魔士協会にとっては悪手だと思うんですがいかがでしょうか(笑)?

さらに千香曰く数百年前には"退魔士協会に協力していた吸血鬼"が居たらしいとのこと。
自分自身を敵視する組織に協力する不思議(笑)

本作中で『魔物』の定義が曖昧というか変遷しているのでこんな感じでおかしくなってしまっていますが、
恐らく作者の中では『理性を持たない超常的な力を持つ生物=魔物』で、
人間と話が通じるレベルの理性・知性を持つ超常的な力を持つ生物については、
魔物という定義は当てはまらないという認識でいるんだと思います。

…分かってて当てこするのは私の性格が悪いからですが(笑)、
そもそもそういう設定に齟齬が出るテキストは精査して無くしていくというのは、
物語の完成度を上げる為には重要なことだと考えます。
もちろんそういった整合性を無視する作品を作るのも自由ですが。
そうして数多のクソゲーが世に出ているわけですね(笑)

人より一回り大きい体躯だが、まともな生き物に見えるシルエット

永遠くんアイズは節穴さん(笑)
2足歩行の生物で人より一回り大きい時点でまともじゃないだろ(笑)
道端でゴリラやオランウータンがうろうろしてるんですかね?

通行人を襲撃する魔物と遭遇した千香は、"人を襲った魔物は処分"という退魔士の掟に則り、
この魔物を討とうとします。魔物共存派である千香は心情を慮り、千香に代わり魔物を討つ永遠。
結局倒してんじゃん(笑) というツッコミはしてはいけません(笑)

先輩退魔士である美琴さんは出て来ませんでした(笑)

この魔物とのバトルによる吊り橋効果のためか、永遠と千香がそれぞれ名前呼びの関係性にLVアップ。
魔物討伐の次の日の放課後は、
間近に迫った模試対策の為に永遠に文字通り泣きついてきた千香と一緒に帰ります。
涙をぼろぼろと流している立ち絵はこの場面で使うのはちょっと(笑)
前回取り上げませんでしたが、リリーシナリオでも"からかわれて涙目のフラン"という描写で、
同じような雰囲気の立ち絵を使っていて微妙な感じでした(笑)

帰り道にて何故千香は遅刻が多いかの話になり、協会の仕事のせいだと言う千香。永遠は、

千香の遅刻にはそんな理由があったとは……。

と内心驚いていますが、普通に考えたらわかるだろ(笑)

今までは頑なに場所すら教えなかったのに恋人になったら即入れるようになった千香の家に
腰を落ち着けた永遠。ここで千香との出会いを思い起こします。

今も通う学園の入学式に遅刻する永遠、カバンを置きに教室に行き、そこの扉を開けると、
着替え中の千香が!!みたいなベタな感じです。
その後に着替えを終えた千香が教室のドアを開けて永遠を睨みつけるんですが、
カットインでドアが真っ黒なのはワロタ 闇の中から出でし千香(笑)

こうして俺は、以来、腐れ縁となる大切な彼女と初の邂逅
を果たしたのだった。

"腐れ縁で大切な彼女"って何か表現ヘンじゃね(笑)?

このシーンで、千香の足が無くなったり、千香が恥ずかしがっている場面で
セーブしたデータをロードすると赤面部位が顔面から頭頂部に遷移するなど、
色々と表示がおかしなところがあったりするんですが、
Windows10/64bitがそもそもこのゲームの動作保障OSではないので、
XP/Vista/7(32bit)だと問題ないかもしれません。
というわけで、我が家にあるXpパソコンを久しぶりに起動して本作をやってみました。
はい、再現しました(笑)
そして今更ながら修正ファイルがあるかどうかを調べてみますと、ありますね。Ver1.02が。

ver.1.00 -> ver.102の場合
大変申し訳ございませんがフラグ周りの修正がございますので、
現在お使いになっているセーブデータはご利用になれません。
ゲームインストール先フォルダ内の[savedata]フォルダを
削除していただきますようお願いいたします。

なん…だと…(笑)
仕方がないので、アップデートを適用し、最初からプレイ。
選択肢の文字左寄せなのは変わってなくてワロタ
"足なくなり"は直っていますが"赤面部位遷移"の方は直ってなくてワロタ

あとXPでプレイするにあたって気付いたんですが、
ロードやらゲームエンドを選択した際の"はい/いいえ"のメッセージで、
カーソルを強制的に"いいえ"に持っていくのはやめれ(笑)
普段はペンタブレットでパソコンを使っているので気付きませんでしたよ…

アップデートに絡む話はこれまでとして千香シナリオ本編についての話に戻りましょう。

終業式を終えて

模試はどうした(笑)
彼女の家で勉強するというイベントであれだけ引っ張って肝心の本番は

模試も終わった終業式。

という一言だけで済まされる適当っぷり(笑)

その後はプール施設でのデートを楽しんだり、クリスマスイブに退院する弘一君を祝うついでに
他の入院患者の子たちへの慰問としてクリスマスパーティを企画して皆と準備したりと、
お仕着せ順調に仲を深める永遠と千香。
かと思いきやいきなり情緒不安定になった千香を慰める為に濡れ場に突入。
千香が情緒不安定になった原因は、彼女の言によると
魔物の声が聞こえるから話し合いをすべきという自分の考えのせいで弘一が怪我をした。
この考えは独り善がりでこれからも傷付く人が出てきてしまうに違いない、とのこと。
それ、前に同じこと言ってませんでしたか(笑)?

事後、病院からクリスマスパーティの準備に参加したフランや久遠たちと家に帰ります。
…片付けを放ってナニしてるんですかおふたりさん(笑)
家に帰る途中、何故か同居人の久遠たちと別れて千香とコンビニに寄った永遠が家に帰ってくると、
玄関の前にフランが待ち構えています。敵対意識を持った気配の残り香とやらが漂っていたらしく、

【フラン】「おそらくは……退魔士だろうな」(中略)
そう言われて思い浮かぶものは、もはや千香ではない。

もはや(笑)?

さて、読者諸賢の想像通り敵対意識を持った人は先輩退魔士美琴さんですが、
魔物全員殺すな勢いで、ちょっとついていけませんね(笑)
いや、ホント、アレクさんと同じようなこと言ってるんだからお互い仲良くできるんじゃね(笑)?

何か超常能力を持ってる千香

え、超常的な能力を持っている存在が魔と定義されるとか言ってましたよね?
それなのに退魔士なんですかー(笑)?
さらに美琴によれば、千香の身体を本人の同意なくいじくって千香の能力を誰でも使えるように
する薬を開発したとのこと。美琴さんクズ過ぎてワロタ

千香を魔物に与するものとして殺害しようとしてくる美琴さんと戦おうとする永遠ですが、
"吸血鬼の力を使って人を傷つけたらもうヒトではない"と千香に諭されます。
いや、吸血鬼なんだから既に人じゃないっしょ(笑)

そして多分エンド分岐の選択肢が出て来ます。

【千香】「ねぇ、永遠くん……あたしと一緒に、世界の敵になって
くれますか?」
世界の敵にはなれない。
世界を敵に回しても、千香の味方でありたい。

退魔士協会=世界という認識なんですかね…?意味が分からんぞ(笑)
あと、殺されそうになって抵抗するのは当たり前の話だと思うのですが(笑)

さて、ヘタれるとバッドエンドのようですね。
美琴さんは千香さんに廃人にされ、千香さんも記憶喪失になり入院生活を送る感じです。
エンディングでの永遠のモノローグによれば吸血鬼まで敵視していたのは美琴だけだそうです。
つまりは尚のこと、美琴に抵抗しても世界の敵なんかじゃないですね(笑)

エンディング後、おまけモードが開放されました。Ver1.02の恩恵のようです。

世界の敵になる場合

選択肢後美琴さんが"退魔士"呼びになってるんですが、せめて名前で呼んであげて下さい(笑)

こっちの選択の場合は退魔士(美琴)を適当にいなして逃亡生活を送るみたいなエンドです。
美琴も廃人にならずバッドエンドとの落差が笑えるぐらいに手抜きな感じですね(笑)
こっちのエンドでも退魔士(美琴)が何故魔の付く連中皆殺し思想になったのかの説明がなく、
廃人要員単なる底の浅い悪役レベルなのが残念。
普通、こういう時のグッドエンドでは退魔士(美琴)が何故そのような考えになったかも掘り下げて、
その蒙からも啓くというのが求められるものではないのでしょうか。

他のシナリオで退魔士(美琴)が出てきてその辺りも掘り下げてくれればいいのですが…
ところでアレクは何処へ行ったの(笑)?

というわけで今回はここまでと致します。流石はエフアンドシー、一筋縄では行きませんね。