其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

当サイトは成人向けパソコンゲームソフト、所謂エロゲーについて主に扱っております。関心の無い方や否定的な意見をお持ちの方はご注意下さい。※ネタばれについては基本考慮していませんので、そちらについてもご注意願います。

ナツイロココロログ(Hearts) 感想

ここ最近はVRなゲームなどが話題となっておりますが本作はVRな空間において恋愛をしましょうなゲームです。と言ってもプレイヤー自身がVRでゲームするわけではなく(そういうのはイリュージョンとか作りそう)、あくまでゲーム内の登場人物がその空間で色々やり取りするということです。詳細は後に譲るとしまして、それ以外の部分についてまずは述べていきたいと思います。
システムまわりは特に不満点はないですね。スキップも高速で使い勝手がいいです。ただエンディングが各キャラ毎に既読管理されていてコンプには5回見ないといけません。そこはちょっと勘弁してほしいですね。個人的な事情ではありますが、積みゲーが大量で早く消化したい時とか、糞ゲーでとっとと終わらせたい時とかエンディングが飛ばせないとイラっとしますので(笑)
さてシナリオについてですが、全体としては特に問題はなく、無難な出来ではないでしょうか。ストーリー構成ではなく、キャラの魅力を前面に押し出した作りであり、Heartsブランド前2作とほぼ同様だと言えるでしょう。余談ですが第1作目のメルクリアは結構好きな作品ですが、2作目は微妙でした(笑)
しかしこのVRで恋愛シミュレーションである「リアルリンクプロジェクト」の最終目的から鑑みると妹シナリオの帰趨はそれからやや逸脱していますので、納得いかない方もおられるかもしれませんね。
あと共通シナリオで少し気になったのは夕方に行動を決める選択肢が序盤2回出ますが背景同じでテキストも全く同じという所ですね。手抜きじゃないかと思いました(笑)
ここからは個別シナリオについて述べていきたいと思います。以降ネタばれありにつきご注意。

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めいくるっ!(ASa-Project)旧レビュー

※本レビューは過去サイトからの転載です

HPのゲーム紹介が妙にツボだったもので(笑)

システム
CGモード・BGM鑑賞、シーン回想あり。バックログあり、主人公以外フルボイス。まあ最近のゲームのデフォルトですな。スキップはボタンを押してから開始するまで若干の遅延があり、ややストレスを感じますね。スキップの速度自体はまあまあ速いのでダメってわけではないですが。でも音声がブツブツ鳴っているのはどうかと(笑)

BGM
BGMは悪くないです。歌は・・・記憶を消去しました(笑)

ストーリー
主人公が通う学園にメイド・アカデミーからメイドさんの研修生がやって来た!メイドさんに幼馴染や悪友が加わり乱痴気騒ぎを繰り返すそんなゲームです(笑)乱痴気騒ぎの中にタマ(命)の取り合いがあったりしますが(笑)

プレイしてみて・・・
開始直後のメイドアカデミーでの一幕でこのゲームの本質が掴めますね。「プリーズ!プリーズデカパイシークレット!!」のイントネーションが最高です(笑)
このゲームはコマンド選択式のADVとなっております。難易度は・・・幼馴染が本編では攻略不可能であることに気づけば低いと思われます。最初に出てくる選択肢は

1. やっぱり購買に向かう
2. 依音(=幼馴染)と一緒に昼食をとる

思いっきりフラグ立ちそうな選択肢なんですが(笑)おかげで3~4回はノーマルエンドばかりでしたよ?このやる気を無くさせる選択肢配置はちょっと減点対象ですね。しかしこのゲーム、キャラクター立ちまくりですね。主役・ヒロインは勿論、チョイ役的な脇役でさえ誰?コイツ状態にはなりません。依音トラップに引っ掛かって何度も同じシナリオをプレイしたからという説もありますが(笑)  その立ちまくりキャラの中でもやはり注目すべきは主人公の友人・藤間陣(とうま・じん)でしょう。その言動・行動・立ち絵どれをとっても真面目な要素殆どナシ(笑)メイドの研修が終わってお別れパーティしてるところで 「精液」と発言するなんてあり得ません(笑) 陣以外にも依音や陣付きのメイド・ブランシェさんなど、他のキャラもなかなかのもの。声優さん方もなかなかの熱演で、他のゲームではありえないような野太い声が出まくりです(笑)依音が主人公にドロックキックをして主人公がパンツが見えたと指摘した時の「見せたんだい」や、水恋(メイドの一人)との料理勝負での「よっちゃんラブラブラブラブラーーーーーーー!!」など、本当に音声は色々必聴です(笑) そんなワケで、第8話までの共通シナリオ部分は非常に素晴らしい出来でした。だからこそ開発スタッフは依音トラップを仕掛けて共通シナリオで足止めしようとしたのかと思わせるぐらいの出来です(笑)

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ヤ・ク・ソ・ク☆ラブハーレム(Chien) 感想

本作は温浴施設「クアハウス八千草」を切り盛りする主人公と彼に想いを寄せる4人の少女とのやりとりを描いたADVです。
システムはちょっと難ありな所がありますね。前作でもそうだったのですが、ボイス音量がBGMなどと比してやや小さいので聞き取り辛いです。コンフィグで調整すればいいのですが、デフォルトでもう少し音量を大きくして欲しいと思いますね。メッセージウインドウもやや真ん中よりで左右と下に空間が出来てて少し気になります。段々と慣れてはきますが他のゲームをやってから本作をやると違和感バリバリです(笑) スキップ中の立ち絵の描画処理が通常の進行時の描画よりもジャギーが目立つのもちょっと気になります。あとバックログ表示時に現在のメッセージが表示されつつ半透明のバックログウインドウが重ねて表示されるので字が被って読み難いことこの上ないですね。システムについては上記以外には問題なく、スキップも高速で既読判定あり、セーブスロットも十分です。
しかしこのゲームは誤字が多いですね。私もこのブログで度々タイプミスしてるので大きな事は言えませんが(笑)、にしても「朝っぱ」などの新しいら抜き言葉を使用してみたり、「豆鉄砲をくらってしまう」と新諺を開発してみたりとなかなかのはっちゃけた誤字脱字誤用をしてくれてます(笑)
さて本作は4人のヒロインの各個別エンドとハーレムエンドが存在していますが、ハーレムエンドになかなか辿りつけません(笑) 勿論選択肢の組合せを総当りすればハーレムルートに到達できるでしょうがそこまでやる前に攻略サイトを見た方がいいと思います。実際攻略サイトのハーレムルートの選択肢を見てもどう言った基準で選ばれているか全く分かりません(笑) 多分全員の好感度が上がる様に選ぶんでしょうけど、2者択一の選択肢は本当どういう基準なのでしょうかね?
ここからはシナリオについて述べさせて頂きます。本作はタイトルから推察される通り個別ルートだろうが何であろうが強制イベントで全員とセックスします。4人の個別ルートとハーレムルートでつごう5回同じシーンを拝見する事となります。うん、飽きますね(笑) CGは使い回しですがテキストは微妙に変えてあって既読スキップだと途中で止まって微妙にイラっときます(笑)
個別シナリオについては正直あまり印象に残らないですね。濡れ場のおまけということでしょうか。
ところでかすみとのヤクソクは覚えてない筈だったのに「ちゃんと覚えてるって」などとのたまう主人公の記憶改竄力には参りますね(笑)

このゲームは全体的にこういう不整合性というかちぐはぐさが目立ちます。残念。