其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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あやめいろの夏(BiT) 感想 04

今回も前回に引き続きまして、BiTより2004年05月28日に発売されました、
あやめいろの夏をプレイしていきたいと思います。

前回で2人のシナリオを読了しましたので次は未来のシナリオを進めていきます。

プロローグ~場所移動フェーズ直前

未来は山守家の縁者であるせいか、プロローグからテキストが多めですね。

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序盤では恭司の未来に対する感情が家族に対してのものか、
若しくは恋愛対象としてのものかという若き恭司の悩みを描写。

昨日、自慰を見られた事も未来のこの反応に関係があ
るのかも知れない。

俺は広間に戻ってからも一気にやる気が失せて、怠惰に
掃除機を動かしていた。

少々無神経だったかも知れないが、あのような目で見られ
ると胸の苦しみを感じてしまうのだ。

未来に冷たい態度を取られだけでやる気無くしすぎててワロタ
このシーンの前にも夕食前に"手を洗った?"という未来の問い掛けにも、
『チ〇コいじった手で飯食うんじゃねぇぞ』と言われてると邪推しててワロタ

次は未来が入浴しようとしているタイミングで停電が発生し、恭司が駆けつけるシーンです。
読者諸賢の予想通り恭司の足がもつれて転倒。未来と抱き合った状態になります。ベタやな

子供の頃とは違う柔らかい体に思わず勃起してしまった恭司に未来は

【未来】「本当に嫌だったら突き飛ばしてるよ……お兄ちゃんの
だもん、嫌じゃないよ」

【恭司】「未来……」
未来の事をこういう感じに愛しいと思ったことはこれまで
に無く、俺によりそっている未来の意志を確認する為、
俺は少し強く未来を抱きしめた。

【未来】「お兄ちゃん……」
未来はそっと瞼を閉じていき、自らの意志を示した。

そんな素振りはなかったんですが(笑)
このシーンではこの直後電気が復旧し、怪しげな雰囲気が霧散して何もなく終了。

数日後には未来の自慰を目撃した恭司が

(前略)俺はあくまで妹としか見ていなかった。
先ほどの情景を思い出すと痛い程に股間の物が主張し
ている事に気づいた。

【恭司】「最低だな……妹の自慰を覗き見て欲情するなんて…
…」

妹のような存在だが、あくまで従兄妹で何の問題もない
んだという考えを俺は封じ込める為に欲望を処理する事
なくコップに残った水を飲んで布団に潜り込んだ。

かなり長い間、股間の男の標が主張し続けたが、未来
のこれまでの苦しい思いを考えると、とてもそんな気分
にはなれなかった。

あくまで妹なのに、停電時の一幕では少し強く未来を抱きしめたのは何故(笑)?

このような感じで、ブレにブレている恭司の心が描写されている序盤でございました。
ブレているのはプロットでは?

場所移動フェーズ~

この期間は他ヒロインと同様の日常会話が中心ですが、
未来は恭司の家に出入りしている為か、イベントが多く配されている印象です。

8月13日は教え子たちを恭司宅に招いて勉強会をすることになっており、
彼女たちが来る前に掃除をするという場面が起点となるイベントです。

【未来】「え?机の上はもう拭いたから床をお願いって言った
じゃない」

【恭司】「確かに机の上をお願いって……」

【未来】「そんな事言う訳無いじゃない……雑巾湿ってたらおか
しいと思ってよ……」
俺は未来のその言葉にむかっ腹を立て、雑巾を流しに
叩きつけて居間を出た。

指示の行き違いっぷりもおかしいですが、雑巾を叩きつけるキレっぷりもおかしい(笑)

この後も恭司が不貞腐れながら床の掃除をした後、雑な仕上がりになっていて
未来に文句を言われます。

【恭司】「へーへー……そりゃ、悪うござんした……」

【未来】「もう~ちゃんとしてよ……二度手間じゃない……」
そう言い残して未来はすたすたと俺の部屋を離れて
いった。

【恭司】「何なんだ……あいつは……確かに机の上をお願いっ
て言ったくせに……」
家庭教師のバイトを引き受けていなかったら、こんな家
飛び出して下宿先に帰る所であった。

床の掃除について文句を言われているのに未だに"机の上…"とブツブツ言っててワロタ
下宿先に帰るレベルのキレっぷりなのもワロタ

昼食を用意して自室に呼びに来てくれた未来に対して、未だに恭司の怒りは収まりません。

【恭司】「うるせー!好き勝手言いやがって……俺は確かに机
の上を掃除してくれって聞いたんだよ!」
俺は大声で怒鳴り返して食事に行かない事を示した。

【未来】「そんな訳ないじゃない……もう……勝手にしてよね…
…」

未来はぶつぶつ言いながら帰っていった。
俺は勉強会が始まる直前までふて寝を続けていた。

うるせー(笑)
未だに"机の上…"と言っててしつこいですね(笑)

このワンクリック後は共通イベントの勉強会が始まります。

【恭司】「ふう……こんなもんかな」
床は未来が掃除してくれていたので、俺は机の上を濡れ
雑巾で拭いた後、もう1枚の雑巾で空拭きしていっ
た。

何回机の上を拭くの(笑)?というかブチ切れてなかったの(笑)?
そして床を掃除しないといけなかったんじゃなかったの(笑)?

勉強会終了後もお怒りモードが継続中の恭司。

朝飯以外では勉強会の休憩の時のデザートぐらいしか
食っていなかったが、未来が呼んでも今日はもう飯を食
わない事を決める程、俺は腹を立て続けていた。

深夜に至ってもまだ苛々している恭司。
未来が寝ている時間帯と見越して彼が食べ物を求めて居間にやってくると、

【恭司】「ん?」 分家の居間には俺の分だと思われる食事がラップをか
けられたまま残されていた。

【恭司】「食えるかよ……こんなの」
後でお腹が減って食べに来るのを見越したかのような
その膳を見て、俺は意地でも食べない事を決意して、空
腹をごまかす為に水道の水を飲み始めた。

心が狭すぎてワロタ

水を飲んでいる恭司の元に未来がやってきて、
"自分の勘違いだったかもしれないのに恭司が間違ったと決めつけた"ことを謝罪。
…字面で見ると恭司の心の狭さがまざまざと見せつけられますね(笑)
さらに付け加えると、未来の台詞は勘違いじゃなかった可能性が高い言い回しですね。
馬鹿恭司の勘気を解く為取り敢えず謝っておく高度な戦略です(笑)

謝罪を受けて恭司は

【恭司】「おまえを……未来を嫌いになる訳ないじゃないか」(中略)

【恭司】「ああ……俺こそ、子供みたいだったな……すまん」
俺は未来に素直に謝った。

ブチ切れて電話にも出ないのに嫌いになる訳ないじゃないかとは(笑)?
というか翻意早過ぎだろ(笑)

【恭司】「ありがとうな……未来」
俺は未来にお礼を言ってお茶を飲み始めた。
未来は安心したのか、椅子に座ったままうとうとしてい
た。

どうやら、俺との事が原因で眠れなかったのだろう。
俺はもう未来を心配させるような事をしない事を心に
誓った。

些細な事でブチ切れた男の決意(笑)

この恭司ブチ切れ事件以外は、
普通のADVゲームの日常テキストといった塩梅で特に印象に残っている場面はありません。
それだけにこのいきなりキレ出す一連のイベントで恭司の異常性が際立っています(笑)

御山祭

場所移動フェーズを終え、次は誰を祭りに誘うかの場面です。
山守本家当主の運命を知った恭司は、誰も御山祭に誘わないことを決意。

【恭司】「これまで数え切れない犠牲を強いて来た御山様に
も、それに唯々諾々と従って来た山守本家も……もう沢
山なんだよ……」

直前までの話で御山様が数えきれない犠牲を強いたというくだりは出て来ていませんが(笑)?
この後に恭司は山守本家の闇を暴露。

【恭司】「当主の座を譲った前当主は次代の当主の誕生を祝う
為に、生け贄に……つまりは、殺されていたみたいなん
だよ……」

書斎にあった本の1冊にそのような内容の書かれた手
紙を学園生の時に見つけてしまい、その時は一笑に付
してしまったのだが……今となっては充分信じられる内
容であった。

後付けで話を付け足している感がとてもするのですが(笑)

本の中に書かれた"手紙"という点も良く分からないですね。
歴史や民俗学の書籍のように当時の手紙を紹介しているということなのか、
手紙自体が本に挟まれていたのか…?

その手紙を書いたのは誰かもゲーム内で記述がないので判断できないのですが、
とりあえず出所が怪しい手紙を恭司が充分信じられると判断した理由は謎です(笑)

【恭司】「だけど、村の年寄りとか叔父さんのような伝統を守るの
が生き甲斐の人がいるからな……この事は秘密にしな
いといけない……わかるな?」

明らかになると俺の命が危ないと思ったのか、未来はこ
くこくと二度頷いた。

伝統を守らないことで人が殺される恐れがある山臥村は怖すぎでしょ(笑)

御山様の呪い

未来を偽装嫁として村人たちを誤魔化したものの、御山様は欺けなかったようです。
8月22日に家庭教師の為に奈美の家を訪れた恭司は、玄関先で眩暈・頭痛に襲われます。

【恭司】「頭が……急に……ぐぇ……」
俺は吐き気すら感じ始めて、腹に詰め込みすぎていた
ちらし寿司をお茶と一緒に吐き出してしまった。

嘔吐シーンのディテールを描きすぎではないでしょうか(笑)?

意識を失った恭司は病院に運び込まれ、院長による処置を受けて意識を回復します。
その際の院長の所見は以下の通り。

【院長】「(前略)多分、嘔吐の際に妙によじれた感じで麻痺したんだと思う」

ご、ごめんなさい…なにゆーてるかわかりません(笑)

意識を取り戻した後、症状を誤魔化して退院した恭司ですが、
次の日には恭子から無情な宿命を告げられます。

【恭子】「恭司!このままでは死ぬのですよ……わかっている
のですか」

当主になっても死、ならなくても死ぬ運命の山守本家当主は詰んでいませんかね(笑)?

その日の夜も体調が悪いままの恭司を心配して未来が部屋にやってきます。
恭司はこの体調不良の原因は御山様の呪いであると告げ、
山臥村から離れないと命が危ないとある人から警告を受けたと語ります。
なお、御山様の呪いが原因だとは恭子は一言も述べていません(笑)

未来は何故御山様が山守本家当主を呪うのかを問い質します。

【未来】「そんな……だけど、お兄ちゃんが死んだら、本家が続
かないんでしょ?どうしてお兄ちゃんを呪うの?」

【恭司】「だから、じわじわといたぶっていって思い通りにしよ
うってことだと思う……それもあっていったんここを出
て、もし救いの手があるのなら、研究してみようかとも…
…」

いたぶるのが目的なら死なないじゃん(笑)

冬の帰郷

村を出ていた恭司ですが、叔父からの『未来が妊娠している』との知らせを受けて帰郷を決意。

命を懸けてでも御山様の思い通りにはならないとまで言っていた恭司さんなのに、
あっさりと帰郷を決意(笑)

あやめが咲き誇っていた、あの夏の帰郷と違うのは……
この家に帰って来たのではなく、未来のいる所に帰って
来たという事だけであった。

未来のエンディングでようやくタイトルに関連するようなテキストが出て来ましたが、
あやめの見ごろは5月~6月ごろで、夏の花では無いのではないでしょうか(笑)?

最初から最後までグダグダでワロタ


今回はここまでと致します。ではまた次回。