今回は、BiTより2004年05月28日に発売されました、
あやめいろの夏
をプレイしていきたいと思います。
本作は『宅配恋愛倶楽部 サファイア』『春待蜻蛉』『Angel Egg』という地雷原に引き続き、
"gamememo.xls"に記載されるも未レビューであった作品の内の1つとなります。
システム
回想モードはCG・シーン・BGMと3点セットは揃っています。
セーブスロットは10個x10ページの合計100個。
選択肢毎にセーブするとなると足りないです。選択肢多過ぎ(笑)
基本はビジュアルノベルでイベント絵の時はADV風のメッセージウインドウになる形式です。
ビジュアルノベル時のページ制御が甘いのか、
バックログを開くとまだ読んでいないメッセージが表示されます(笑)
あらすじ
御山(おやま)を代々守ってきた山守(やまがみ)一族の第58代当主・山守 恭司(きょうじ)。
教師となるべく大学で勉学に励んでいる彼は夏休みを利用して山臥村(やまがむら)に帰省。
そんな恭司の身に色々と伝奇っぽい感じの不思議な出来事が起こります。
村の因習がどうとか言って文句たらたらな割には俺にとって捨てきれない故郷
と、
村に対しての愛着を隠さない一貫性のない恭司の未来はいかに(笑)!?
本編プレイ開始
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セーブスロットのキャプションによれば、
本編を開始してから場所移動フェーズが始まるまでが"プロローグ"とのことですが、
プロローグが長いですね(笑)
そしてプロローグの時点で既に14個の選択肢が出現しています(笑)
難易度はヒロインによっては少々高めなので、素直に攻略を見た方が良いと思われます。
"gamememo.xls"を書いてた時は(多分)自力攻略しているので頑張ればなんとかなる、
というレベルには収まっている筈。
物語冒頭は恭司が御山に登っている場面からスタート。
両親の墓への詣でも済ませていざ下山しているところにアクシデントが発生。
落石がある個所に踏み込んだ途端に地盤が脆くなっていたようで、
崩れた足場もろとも滑落してしまいました。
…落石を保持できる安定ぶりなのに人が足を踏み入れたらすぐ崩れるの(笑)?
滑り落ちた先に見つけた祠の側で不快な耳鳴りを感じ、気を失ってしまう恭司。
そんな彼を抱き起こそうとしている女性の影を感じ、幼き日の思い出が蘇る--
想い出の彼女と実際に抱き起している彼女は同一人物とは思えないのですが(笑)
いい雰囲気の導入なのにぶち壊しててワロタ
家庭教師
滑落による怪我で4日間の入院となり、その費用を払った為貯蓄が無くなった恭司は、
叔父である恭平に何かアルバイトはないかと相談。
その結果、村の学生(女性のみ)に家庭教師のアルバイトをすることになります。
教え子たちはかつての後輩などで恭司とは面識のある面々で、
全員好感度は高めのようです。
教え子たちに加えて従姉妹の未来(みく)も好感度が高め。
そしてそんな教え子や従姉妹に接する恭司は…ちょっとアレな雰囲気です(笑)
彼曰く山守家当主の跡取りということで周りからチヤホヤされていて、
女生徒にもモテていたとのことですが、
地位を笠に着たくない考えであった恭司は女性と付き合うことは考えていなかったそうです。
ご立派ですね。
なお教え子の平山 規子と再会した時の感想はこちら↓
平山規子……隣町の学園の時の彼女の印象はあまりに
も薄かった……だが、今日会った彼女は俺を幻惑させ
るに足る姿態を誇っていた。
やや巨乳気味の胸を開放的な服で無防備に包みなが
らも、あまり男慣れのしていなさそうな彼女の振るまいが
俺を興奮させていた。
いつの間にか部屋着の短パンの下では痛い程に男の
標が存在を主張しており、俺は胸ポケットからティッシュ
を数枚取り出して畳の上に並べて欲望を処理しはじめ
た。
そういえば入院中はそれどころではなかったし退院して
から一度も処理をしておらず(後略)
ご立派なナニかですね(笑)
因みにプロローグにおいて他にも規子関連では面白イベントがあり、
何の脈絡もなく恭司がいつも君にはひどい事をしてるよね
と言い出したり、
いきなり土下座しだしたりと情緒不安定にもほどがあります(笑)
自慰のネタにしているのは確かにひどいですが
何やかんやあって規子の好感度が上がると
だいぶ打ち解けてきた平山さんの控えめな笑顔は俺を
密かに感動させていた。
家庭教師として会う機会はいくらでもあるのだが、もっと
2人の時間を持ちたいと俺は思い、後ろ髪引かれる思いで
平山さんの家を出た。
下心満載の恭司(笑)
この後も従姉妹の未来と停電中の真っ暗な更衣室で男の標を押し付けるイベントなどをこなし、
最後に教え子たちの1人である北川 郁が商店街で買い物をしているところを
恭司が目撃する場面でプロローグは終了です。
この場面はイベント絵があり、郁が八百屋さんの前に立っている情景なのですが、
八百屋さんの風貌は帽子にタオルを首に巻いて白い半そでのTシャツを着ている、
といういかにもな特徴です。
【店員】「はい、北川様ですね。かしこまりました」
その造形のキャラクターなら絶対そんな口調じゃないでしょ(笑)
脇役にも個性を追求する『あやめいろの夏』、なかなかやりますね(笑)
イベント絵の他に選択肢も用意されておりますが、その選択肢はこちら↓
「そういえば、生椎茸って何の料理に使うの?」
「生椎茸を買いに来たのかい?」
どうでも良すぎてワロタ
場所移動フェーズ:8月08日~
プロローグが終了すると、
特に何の演出もなくフェードだけで場所移動用のMAPが表示されます。
演出など必要ないぐらい素晴らしいシナリオだという主張なのでしょうか。
演出よりもシナリオを重視する硬派な『あやめいろの夏』、やりますね(笑)
さて、シナリオ重視と評価しておいて恐縮ですが、
場所移動フェーズ移行後のイベント群はぶっちゃけ退屈です(笑)
一応『受験に向けた勉強』が基底にあるシナリオになっているのですが、
それ以外は単発の日常のひとコマといった風情のイベントで、
そればかりだと流石に飽きてきますわな…
この場所移動フェーズの終了日がゲーム内日付の8月18日となっており、
その日以降は"御山祭"をメインテーマとして強制イベントが進行していき、
最終的にヒロインを選んで個別シナリオへ行く流れとなっております。
誰も選ばないのは可能か少し試してみましたが、
恐らくどのような条件でも従姉妹の未来は出て来るようですね。
今回はツインテールの元気っ娘ヒロイン・石沼 江美のシナリオを進めたいと思います。
江美
場所移動フェーズにおいては前述の通りで、基本的には退屈なシナリオなのですが、
その中で『あやめいろの夏』の非凡さを示すイベントをいくつか紹介していきましょう。
まずは8月10日の楽に受験合格させてよ!と江美が懇願するシーンです。
恭司は"そんな方法はない"と一喝します。
【恭司】「受験に近道なんか無い!それに、3学期の期末ぐら
いでは意地見せたいだろ」
【江美】「それもそうね!あいつの目をひんまわしてやるわ」
江美は目をクリクリさせて同意した。江美の扱い方には
自信があります……ってか?
夏休みの時点で2学期の試験は絶望扱いなのはワロタ
江美も特に反論していないし(笑)
お次は8月14日の川遊びイベントです。
【恭司】「なぁ、江美……お花つみがどうとか言ってたけど、花な
んか咲いてたか?
【江美】「もう~、本当にきょーじはデリカシーが無いんだから…
…トイレの事だよ……」
【恭司】「そうだったのか……それは知らなかったな……」
『お花摘み』の隠語を知らないってマジか(笑)
教育学部で教員目指してるのに(笑)
お次は8月15日の河原でのイベントです。
アイスを食べ過ぎてお腹を下した江美が悶えます。
【江美】「だめ……もう、我慢できないよぉっ!きょーじぃ……」
江美は少し潤んだ目で俺に哀願した。
ちょ(笑)
肝心の場面は描写されていませんが、何故このイベントを入れたのか(笑)
なお、この後で"恭司のズボンや靴などがぐしょぐしょになっている"描写がございますが、
人の少ない対岸で用を足させるために川を渡った時に濡れただけなのでご安心下さい(笑)
そんな交流を重ねて8月17日に
【江美】「あのね……ご褒美として……私にキスしてくれない?」
そんな風になるわけないでしょ(笑)
8月19日
実は8月14日に強制で出会うことになる、別人のような風貌の想い出の君・北山 恭子。
この日に彼女が再び登場。そして御山と山守家の秘密が唐突に明らかにされます。
秘密についてですが、江美シナリオにおいては関係が全くないとは言えないですが、
他のシナリオと比較してみた場合比重は低いので今回は触れません。
御山の秘密が明らかにされた後、"御山祭"がいよいよ始まります。
今回はここまでと致します。ではまた次回。