其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

当サイトは成人向けパソコンゲームソフト、所謂エロゲーについて主に扱っております。関心の無い方や否定的な意見をお持ちの方はご注意下さい。※ネタばれについては基本考慮していませんので、そちらについてもご注意願います。

アネイロ(ALcotハニカム) 感想 01

今回は、ALcotハニカムより2011年06月24日に発売されました、
アネイロをプレイしていきたいと思います。

以前にフルコンプしていましたが、特にレビューなどもしていませんでしたので再プレイ。

システム

当方の環境(Win10)ではパッチを当てないと起動しませんでした。
もしプレイしてみようという方がいらっしゃったらOHPで確認をお勧めします。
DL版も現在販売中ですが、パッチが当たっているかは書いてなくてちょっと困る(笑)

回想モードはCG・シーン・BGMと3点セットは揃っています。

セーブスロットは80個あるので足りなくなることはないでしょう。

オプションでフォントを変更できますが一部のフォントで表示の不具合があり、
文字の大きさや位置が不定になり新聞の切り抜きによる犯行声明のような感じになります(笑)
素直に既定のフォントを使用した方が良さそうです。

フォントを変更しても再起動しないと反映されませんのでご注意。

あらすじ

海外転勤した両親についていった日比野 航(ひびの こう)が学園への入学を機に帰国。
離ればなれになっていた姉や幼なじみと再会し、彼女らと何か色々やらかす物語です。

なおOHPでは航くんの紹介は

入学早々、姉達が所属している部活の存続を免れる為に
図らずもその手伝いをする事になった

とあり、部活を潰すために暗躍する雰囲気になっています(笑)

本編プレイ開始

続きを読む

物語は姉である日比野 薫子(ひびの かおるこ)と、
姉のような関係である樟木 瑛菜(くすのき えな)との再会、そして航の入寮から始まります。

弟にベタベタしてくるブラコン姉系と素直になれない幼なじみ(年上属性)のやり取りといえば
大体想像は尽きますでしょうか(笑)
特におかしい点はなく、まずまずな滑り出しでしょうか。

次の場面は航がこの学園に来て4日経過し、入学式を終えた次の日です。
クラスメイトにかつて航が一緒に遊んだという胡桃 ゆいな(くるみ ゆいな)がおり、
彼女との会話に華が咲きます。

【航】「……殴られたいか、ゆいな?」

怖い(笑)

お次は学園で有名な薫子と瑛菜とベタベタしていることがゆいなの手によってバラされて
クラスメイトに囃されている場面へ遷移し、軽口を交わして良い雰囲気であることをアピール。

【男子生徒A】「日比野、また明日な!あまり見せつけるなよこの野郎
っ」
【女子生徒A】「また今度、薫子先輩と瑛菜先輩の話を聞かせてね~」
【男子生徒B】「はぁはぁ、薫子先輩のパンツとか、手に入らないか……
?」
【航】「さっさと帰れ!」
ったく、なに考えてるんだ、こいつらは……。

パンツがどうとか言っている奴以外は普通の会話じゃないですかね(笑)?

OHPの紹介曰く航くんは気遣いの出来る人間だとのことですが、
この場面以降の行動を見る限りあまり気遣い出来なさそうな雰囲気ですね(笑)
まずまずな滑り出しと思いきや少しだけ怪しい雰囲気になってまいりました。

廃部の危機

前述のクラスメイトとの会話の後に薫子と瑛菜がやってきて各々の部活に誘われ、
いざ見学へとなったところで、
生徒会長・鷲見 さやか(すみ さやか)が3人の前に現れます。

さやかに生徒会室に連れてこられた薫子と瑛菜と航はCA(Club Assesment)により、
薫子と瑛菜が所属する部活が廃部の危機に瀕していると彼女から告げられます。

CA(Club Assesment)とは何かというと、
ゲーム内の説明によれば自主性を重んじるこの学園では部活を比較的自由に立ち上げられるが、
活動実績がないと判断された部活はCAで活動内容を評価され存続可否が決定されるとのこと。
※アセスメントの綴りは恐らく『Assessment』の誤りですが、ゲーム内表記のママとさせて頂きます

廃部が決定した部活は同好会に格下げになるとのことです。
薫子と瑛菜は"廃部になるわけにはいかない"と思いつめた様子ですが、
別に同好会で良くね(笑)?

なお、後日のゆいなとの会話での情報によると、
部活がCA対象かどうかは新学期のはじめに通告されるそうです。
そして通告を受けた部活は6月末の生徒総会での活動実績報告に向けて東奔西走するとのこと。
薫子と瑛菜は事前に自分たちの部活がCA対象だと認識していたっぽいのですが、
エスパーですか(笑)?

さて、廃部回避の為2人に協力することになった航。
薫子の目標は、

人間の意志で自由自在に動いてくれるロボットを(中略)造る

そして瑛菜の目標は、

霊を人間に見えるようにする

いきなりトンデモ系に話が飛んでワロタ

兎にも角にも薫子と瑛菜を助けて廃部回避に邁進することを決意する航。

【航】「一緒にCAを目指して頑張ろう!!」

CAじゃなくてCAで部活存続を認めてもらうのが目的だろ(笑)

それぞれの部活へ手伝い

3人の話し合いにより、各々の部活へ1日交代で手伝いをすることになった航。
初日は薫子の科学部へ向かい現時点で稼働状態である、
二足歩行ロボット・プロトタイプαアルファこと『あーくん』の試運転を行います。

このプロトタイプは中々の出来栄えで、

【航】「思ったんだけど、この『あーくん』を部活査定に結果と
して提出しても、大丈夫なんじゃないかな」

とのことです。これで薫子が"分かった!"となったら笑うのですが、
流石にそうは問屋が卸しません。

【薫子】「駄目だよ。これはまだ私の目標じゃないもん」
【薫子】「結果は認められるかもしれないけど、私は自分が納得し
たものを提出したいの」

意味が分からん(笑)
これがコンペティションに向けての話などであれば理解できるのですが、
活動状況を調べるCAでの発表に対してそんな拘りを持つ意味が分かりません(笑)

次の日は瑛菜の所属する占星術部です。

【瑛菜】「前に話したように、力は目に見えるものではないし、感
じるものが全てだから」
【瑛菜】「だからこそ、誰もが納得できるようにその力を具現化さ
せる……」

"力"なのか"霊"なのかハッキリしてくれませんか(笑)?

こういった関連に馴染みがない航に降霊術を実演してみせる瑛菜。
明らかに何か光ってる感じなんですが、目に見えないらしいです(笑)
一体瑛菜さんはCAへの成果として何を求めているのでしょうか…?

新聞部・ゆいなの取材

次の日の朝はゆいなから部活の取材をすることを告げられる航。

【航】「……あのな、ゆいな。自慢じゃないが、記事になる事な
んて何も無いと思うぞ」

と航が述べつつもゆいなはノリノリで取材する雰囲気です。
そんなゆいなの鼻息の荒さに航は、

【航】「いや、だからな?俺は取材をやめろって言ってるんだ
が……」

"やめろ"とはひと言も航くんは言ってないです(笑)

結局押し切られて科学部に取材にやってきたゆいなと、
科学部と占星術部の顧問を兼任している霧篠 涼(きりしの りょう)がやって来て
部活動を張り切る薫子と瑛菜のご両人。
しかし、薫子は電源をショートさせて停電を引き起こし、瑛菜の方は降霊術に失敗した余波の
ポルターガイスト現象により備品と窓ガラスを破損させてしまいます。

彼女たちは反省文を課せられ、部活関連を管轄している生徒会に反省文を提出。
さやかからこれ以上トラブルが続発すればCAの結果を待たずして廃部になると告げられ、

【薫子】「は、はいっ、以後気をつけますっ」
【瑛菜】「出来る限り、トラブルを起こさないように注意します」

と決意を新たにします。

…顧問の霧島先生や生徒会役員の話によれば、
薫子と瑛菜は1年生の時に隔週の頻度で同じようなトラブルを起こしていたとの事。
コイツら絶対反省してないじゃん(笑)

入学から1ヶ月間の日常

登場人物の人格破綻が良く分かるチャプターです(笑)
謝ってるけど絶対反省してない前節のイベントで片鱗は既に見えていますが、
さらに輪をかけてヒドくなっていきます(笑)

第1フェーズは薫子が涼に頼まれて女子寮にある掃除機の修理を行うシーンで、
この日は薫子の部活を手伝う日なので航も彼女について行きます。

男子禁制なのでは?と航が確認すると、
薫子によれば特別な理由があれば入っても良い事になってるとのこと。

女子寮には修理の監督役として涼が待っていて、彼女との対話の概要はこんな感じです。

涼:以前にも許可したし、航が入っても問題なし
航:その許可はさやかが却下したのでは?(中略)
涼:じゃあ厳しく行く。今ここに航がいることは明確な規則違反
厳格な規律に乗っ取り、甘んじて罰を受けるか?
航:見逃してください

特別な理由があれば入っても良い事になってると言って航を連れて来た薫子が
そのことを説明すれば良いのに何故か

【薫子】「航ちゃん……」

といった感じで役に立ちません(笑)
航くんも何故特別な理由があれば入っても良い事になってると涼に言わないのか、
そして寮長の涼が知らない筈はないのに何故そのことに触れないのか(笑)
あと、"乗っ取り"じゃなくて"則り"でしょ(笑)

無事修理が終わり、涼から謝礼として航の部屋の合鍵を受け取る薫子。
なお、航の合意は得ていません(笑)
"姉弟だから"や"女子は男子寮に自由に入れるから"などと色々言ってはいますが、
それらが合意なく合鍵を渡す理由にはならないんじゃないでしょうか(笑)?

次の日に早速合鍵を使って航の部屋で寝る薫子さん。
門限を守る気がなくてワロタ
さらに次の日の早朝に瑛菜が怒り心頭の様子でやって来て航を糾弾します。

【瑛菜】「どうして薫子を帰さなかったの!?自分で出来ないな
ら、私を呼べば良いだけなのにっ!」
【航】「ご、ごめんなさい、瑛菜さんっ!!これは仕方なかっ
たんだあぁぁっ!!」(中略)
【瑛菜】「……ほんとあなたたち姉弟は、勝手な事ばっかりするん
だから!」

仕方なかったんだあぁぁっ!!はワロタ
何でそんなに叫んでるんですかね(笑)?
あと、勝手な事をしたのは姉なので弟は除外してやってください瑛菜さん(笑)

第2フェーズは航と瑛菜の買い物イベントです。
このイベント自体は大まかには問題ないですが、大量に荷物を抱える羽目になった航の愚痴が
面白かったのでそこだけ取り上げます。

いや、別に良いんだよ?俺も男だし、荷物持ちくらいは
甲斐性だと思うから。
でも、こんなに荷物が多いんだから、個人的なものは別の
日に買ってほしかった……。

いちいち文句をつけたそうな雰囲気でワロタ

第3フェーズはまたもや薫子が航の部屋で寝ようとするも直前でさやかに見つかり、
ブチ切れられて反省文を書かされるシーンです。

【瑛菜】「そうよ、薫子は少し反省しなさい」
【薫子】「それを言ったら瑛菜ちゃんもそうだよ!あの時、一緒
に航ちゃんのベッドで寝ようとしたよね!?」(中略)
【薫子】「(前略)先生、瑛菜ちゃんも反省文を書くべきだと思います!」

反省してなさそうでワロタ

肝心の反省文の中身ですが、こんな感じです。

禁止されている男子寮に入り、しかも、夜に騒がしくし
てしまい申し訳ありません

女子が男子寮に入るのは禁止されていないんですが(笑)?
さらに反省文は"弟の為にそうした"というような言い訳が続き、
挙句の果てに弟の服の匂いを嗅いだなどと無関係なことを書いている始末。
微塵も反省してなくてワロタ

そして合鍵を渡した人間が他人事のような顔をしているのは全く理解できません(笑)
合鍵の回収すらしないのはおかしくないですかね?

ようやく書き上げた反省文を提出する薫子ですが、
一部を航が代筆したことがすぐさやかにバレて反省文の再提出を命ぜられます。
航も片棒を担いだということで、彼にも反省文が課されることに。

【航】「ちょ、ちょっと待ってください、どうして俺まで書かな
くちゃいけないんですかっ!?」

これは酷い(笑)

ゴールデンウイーク~テスト

ゴールデンウイークでは薫子たち3人でショッピングするイベントだけで、特筆すべきことは無いです。
平然と女子寮に入り浸っている航くんや変顔になる薫子さんが楽しいくらいでしょうか(笑)

次のテストはイベントとして取り上げる意味があるのか?と思うぐらいの無内容です。
"補習になったら部活も出来ない"、"頑張る"などのやり取りイベントからの~

ーーそして。(中略)
【航】「……あのな、ゆいな。テストが終わった途端、なんで俺
のところでいじけてるんだよ」

テスト終わるの早(笑)
クラスメイトたちとのくだらねぇ心温まるやり取りの後、
教室にやって来た薫子と瑛菜と共に部室に向かいつつCAへの決意を新たにする航。

部活査定まで一ヶ月ーー

関係者全員苦も無くテストを突破していて、
本当にこのテストイベント必要?という印象が強調されますね(笑)

さやかシナリオ

ここまでで選択肢が何個か出て来ていますが、
八方美人な選択肢を選んでいくとさやかシナリオが始まります。

ゆいなよりさらに接点が少ないさやかと航がどのように関わっていくのか?
どうやら生徒会活動を軸に物語が展開するようです。

優秀過ぎるが故に1人で多くの仕事を抱えて夜遅くまで生徒会室に残っているさやか。

そんなさやかに何か出来ないかと模索する航は、仕事の手伝いを彼女に申し出ます。
何故急にさやかにこんなに入れ込みだしたのかは、謎です(笑)

申し出に対してやんわりと断るさやかですが、航は諦めきれずに食い下がります。
しつこく食い下がることは仕事の手伝いどころか妨害になってそうな気がしますが、
航にとっては特に気にすることではないようです(笑)

途中でその場に現れた涼の説得もあり、生徒会役員として手伝うことになった航。
今まで頑なに1人で仕事をさばいていたさやかも他のメンバーに仕事を割り振るようになり、
生徒会活動が上手く回りだしたようです。

しかし、とある日にさやか以外のメンバーが騒いでいたせいで仕事は進まず
他の面々を帰してさやかが1人残るという事態が発生。
そんなさやかに対して忸怩たる思いを吐露する航。だからそれが仕事の妨害だろ

きっと、俺や高宮先輩がミスをしてしまうのが悪いんだろう。
【航】「確かに俺、足を引っぱるばかりであまり貢献できて
ません」

なるほど~

【航】「……でも、先輩が一人で仕事を抱え込んでしまうのって
……俺、そういうのは違うんじゃないかって思ったんで
す」

……え?
航たちがミスらなかったら彼女が仕事を抱え込まずに済んだのではないですかね(笑)?

【航】「(前略)一番は先輩を手伝いたかったから生徒会に入ったんです」(中略)
【航】「俺が生徒会に入る前と一緒です!俺が入った意味がな
いじゃないですか!」

生徒会に入っても意味がないというレベルで使えない航(笑)
というか自分たちが騒いだせいで仕事が遅れたのに、この言い草はいかがなものかと思います(笑)

さらに航くんはさやかに言い募ります。

【航】「だから……だから俺たちを……。もっと篝先輩や高宮先
輩を、信じてあげてください!手伝わせてください!」

じゃあ最初から騒ぐなと(以下略)

先輩に、この気持ちが伝わるだろうか?
これ以上どうしたらいいか分からない。俺は、お願いする
しかできない。
【航】(だから……だから、伝わってくれ)

まず足を引っぱらないようにどうすればいいか考えることから始めれば良いと思います(笑)

こんなグダグダな感じですがさやかは絆されて航のヘルプを受け入れます。
そして何故か距離が急接近。何でやねん(笑)

次の日に急接近を目ざとく察知した薫子と瑛菜が、
2人並んで航にファイティングポーズを取っている立ち絵は面白かったです(笑)

もう一回

航に絆されて他のメンバーに再度任せるようになったさやかですが、
さやかの伝達漏れもあり、書類のミスが発生。
適切な指揮命令が出来ていなかったということで、
1人手戻りの処理をすることにしたさやかですが、再度航が手伝わせろと主張。
何故他の人間に頼らないのかという以前と同じ主張を繰り返す航ですが、
人に任せた結果手戻りが発生してる状況でそれを言うな(笑)

今回も何故か航に絆されたさやかは他の人と協力して今回のミスを挽回することを了承し、
航に対する好感度はストップ高になり目出度く恋人同士へ。だから何でやねん(笑)

他のメンバーに足を引っ張られさやかが自分でどうにかしようとすると、
航が発狂して熱意を持って説得し皆で頑張るというこの天丼がハイライトだったらしく、
それ以後の展開はエンディングまで特に目を引くものはありませんでした。
薫子と瑛菜はあっさり祝福風味ですね(笑)


今回はここまでと致します。ではまた次回。