其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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Skyprythem(Armonica) 感想 04

今回も、前回に引き続きArmonicaより2009年10月30日に発売されました、
Skyprythemをプレイしていきたいと思います。

今回は玲南のシナリオをプレイしていきたいと思います。

玲南シナリオ開始

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4月9日辺りまでは、
和希が玲南の持っているスコアに異常に興味を示して覗きまくるのに恐怖を感じますが(笑)、
概ね平和にストーリーが進んでいきます。

この日の放課後に『部活に行く』か『ちょっと用事がある』の2択があり、
玲南と会えるのは用事がある方の選択肢ですのでこちらを選択します。

部活を休んでまで優先すべき用事とは何かといえば

【和希】「なんでって…俺も買いに来たんだけど、CD」

千尋シナリオで"何かしなきゃ"と使命感に燃えてたのに、サボってるのはワロタ

この後も共通シナリオと玲南の個別シナリオを挟む退屈な展開です。
とりあえず、"クールな人の休日の過ごし方は想像もつかない"という意見は謎だと思いました(笑)

過去の玲南(5月1日)

和希の回想によると、千花子と玲南は同じ吹奏楽部だったそうですが、
吹奏楽部時代のとある日に盗難騒ぎがあり、
真犯人は別に居たものの一時玲南が疑われるというようなことがあったようです。

泣きながら必死に玲南を庇う千花子と、そんな千花子を目に涙をためてみつめる玲南。

その様子を見てから和希は、この2人は離れようのない2人なのだ
と思った。

言いたいことは何となく分かりますが、表現が微妙(笑)
あと、そんな2人を傍観しているだけの和希(笑)

時は移り5月3日。玲南をストーキングしていくとライブ会場です。
中が気になったのか入場料金を払って会場入りする和希。気合が入ったストーキング

夢でも見ていたような速さで、ライブは進んでいく。
一瞬何をしてたか分からなくなる。
音楽の中で何かがフラッシュバックしたのか。
やけに身体だけが解放感に溢れてる。
けれど、嫌な汗だ。
手のひらが滲んでいた。

和希の精神状態が少しおかしくなっています(笑)

冷静で大人な和希(6月2日)

音楽祭に向けて上手く行ってなさそうな雰囲気を醸し出している玲南。
軽音部の仲間に対して苛々が募っている様子です。
和希を物事を口に出す前にちゃんと考えていると評し、
同じような冷静さを持ってほしいと和希に愚痴ります。
…紫シナリオで遙にいきなり練習を聞きに来いと言うような和希が、
『ちゃんと考えている』とか言われると反発したくなりますね(笑)

次の土曜日に音楽祭のメンバーでライブをやるとのことで、
和希・千花子・紫・明日香のフェザー・パートナー4人衆で聞きに行く事になりました。
なお、音楽祭に向けてあまったメンバーで急遽結成したバンドっぽいんですが、
ライブハウスでライブしちゃいます(笑)

彼らの演奏を聴き、ギター以外はひどく雑で荒削りすぎると酷評する和希。
なおギターについては

(前略)高音を正確に爪弾いて天井を突き抜けていく。
格好いいの一言に尽きる。

と、謎表現も交えての高評価ですね。…天井を突き抜けるって何(笑)?

玲南たちの演奏終了後、何やら楽屋から言い争う声が聞こえてきます。

【玲南】「(前略)ろくに合わせてもいないのに、
舞台に上がろうってのが無理なのよ(後略)」

玲南より技術が劣っていて卑屈になっている他のメンバーと、
練習やる気なさげなメンバーに苛々している玲南という取り合わせで
何でライブに出ようという気になったんですかね(笑)?

口論はさらにヒートアップ。

『お前は女だから、舞台に出てればそれだけで様になるからいいよ
な』
誰かがそう言い放ったのが聞こえた。

ダサすぎな台詞すぎてワロタ

玲南は放言に激昂してしまいますが、ここは冷静に
『お前にはそういうアドバンテージがないんだからもっと練習しろよって話なんだけど』
などと言ってほしかったですね(笑)

色々言われてその場で衝動的に髪を短く切ってしまう玲南。
その後楽屋から飛び出して雨の中公園で独り佇む玲南を和希が慰めて一応は落着。

ようやく紫シナリオプレイ時に出て来た

あの時雨に濡れながら玲南が何を考えていたのかは分からない。

の謎が解けました(笑)
しかしこの時玲南は色々と複雑な心情の中身を吐露していたのに、
分からんとかいう和希の鈍感力は感嘆すべきものがありますね(笑)

練習に励む和希

フェザー・パートナー4人衆に玲南をメンバーに加え、音楽祭に向け練習に励みます。
久しぶりに兄から貰ったというベースを持ってきた和希ですが、
昔取った杵柄とはならず苦戦しているようです。

思ったようにコードが押さえられず音が飛んでいた。
恥ずかしさと悔しさで気持ちばかりが焦る。

ベースがコードを弾くとか尖った音楽センスっぽくてワロタ

そんな練習の最中、突如として
『ゆかりんの人見知り&あがり症を直すために(中略)デート(後略)』をする和希。
…紫シナリオの使いまわしイベントをここで挿入するのはやめれ(笑)

デート終了後、次の場面である『かき氷を皆で食すイベント』へ推移。
タイムスタンプは7月8日で先程の紫使いまわしデートイベントと同じ日付になっていますが、
服装が変わっていますし、その場にいるキャラも変わっていますし、
そもそも別シナリオで同じイベントでセーブしたデータのタイムスタンプは7月9日だったので、
かき氷イベントは別の日(7月9日)だという認識で良さそうです。
やっぱりタイムスタンプはいらないでしょ

このイベントは以下のテキストで始まります。

商店街に着いても、まだ時計の針は18時を回っていなかった。
いかにさぼったかも分かるが、初夏の日の長さも感じる。

シーンが変わって1クリックで商店街に着いてもいかにさぼった
などと言われてワケが分かりません(笑) 脈絡が無さ過ぎでしょ…

あと、春夏秋冬いつでも季節に関わらず18時は変わりなく18時ですが何か(笑)?
"陽はまだ高かった"という文意だと推察しますが、迂闊な表現だと思います(笑)
あと、7月9日は初夏じゃないですからね?
夏真っ盛りの時期に"初夏の太陽"に思いを馳せる不自然な和希(笑)

玲南シナリオ分岐

7月27日の選択肢が玲南シナリオへ分岐する為の最後の物となります。
この日、和希は携帯電話の着信で目が覚めます。

見てみると、つい最近手に入れたばかりの玲南の番号。
小林玲南、と着信履歴に残っていた。

玲南のものは何でも"入手"というのは怖い(笑)
使用済み下着とかもいずれ"入手"しそう(笑)

玲南に電話にかけ直す前にいきなり、
紫と使いまわしデート以降夏休み直前まで玲南に避けられているとか1人語りをしだす和希。
この後玲南と会って告白という流れなんですけども、
告白イベントを盛り上げる為か知りませんがとってつけたような話をするのは興ざめです(笑)

告白後に、玲南の親友である千花子も和希のことが好きだということで、
親友には嘘をつけないと玲南は千花子に和希と恋人関係になったことを告げ、
千花子も祝福してくれたとのこと。美しい友情に乾杯ですね。

でもその経緯を話した後に濡れ場に突入するのはどうかと思いますよ(笑)
次のイベントも濡れ場で連続でそういうのもどうかと思いますよ(笑)

音楽祭へ

今までプレイしてきたシナリオでも感じていたのですが、
音楽祭に近くなればなるほど音楽的な話が少なくなっていくのは何でですかね(笑)?

千花子の歌唱力という懸念事項も必死のトレーニングにより払拭し、
音楽祭本番へ。流石にこのシナリオでは、
そこからの事は、よく覚えていない。などとは言いませんのでご安心ください(笑)

演奏後、明日香がかっぱらってきたクラスの皆様のご厚意の昼食を取る
フェザー・パートナー5人と菜々美と結衣。
…かっぱらったのか厚意でもらったのかどっちかハッキリしろ(笑)

音楽祭後、玲南は1人軽音部の打ち上げの場へ。
喧嘩別れした軽音部のメンバーと再度バンドを組んで頑張るそうです。
入賞した途端に擦り寄っててクズだな軽音部メンバーは

エンドロール後は、
音楽の道に邁進する玲南に置いて行かれないよう和希も頑張るみたいな短めのテキストで終了。
あっさりし過ぎ(笑)

千花子シナリオ開始

数個未読イベントがある以外はほぼ全てスキップで7月27日まで到達。
数少ない未読イベントについては過去の和希と千花子の関係についての示唆が主なもので、
見ても見なくても良さそうな感じですね。

ということで27日の玲南シナリオへ分岐の選択肢です。
折り返し連絡すると玲南シナリオに流れますのでコールバックはしない方を選択します。

…こちらの選択肢を選ぶと2クリックで次の日の海水浴です(笑)
次の日に行くのは早いですが和希と千花子の関係の進展はゆっくりです。
この時点でヤってる玲南シナリオがおかしい

と思いきや物語の尺の関係か次のイベントで告白です。
夏休みの教室に和希を呼び出し、言葉を尽くして想いを告げる千花子。
…ポカーンとした顔で告白しててワロタ
あと、千花子の目を瞑って赤面している立ち絵ですが、
上眼瞼付近が赤面していて変なアイシャドウみたいな感じです(笑)

9月9日はフェザー・パートナーが集まって音楽祭へ向けてトレーニングです。

【千花子】「あう…ち、ちかこね……ごめんなさい!
ちかこ、楽譜忘れて来ちゃった…」

ちかちゃんやる気なくてワロタ

千花子、声が出なくなる

やる気がなくて詰められたせいか風邪の病み上がりで無理をしたため、
声が出なくなってしまった千花子。千尋に連れられ保健室へ。
本番が迫る中、ヴォーカルが欠けてしまった和希たちの間に漂う暗い空気…
からの~

【千花子】「わぁ~みんな緊張してる?みんな緊張してるよね?
うわぁ、なんでこんなに静かなんだろ…!」(中略)
スタジオでのリハーサルから10日余り。
千花子の声はすっかり元通りになっていた。後から聞くと、ストレ
スもあったんじゃないかとさくら先生は言う。

回復早(笑)

君がいるから

ということでエンディングまで到達です。
超回復以降は(も?)イベントはほぼ玲南シナリオと同じで、
個別シナリオもちょっとこれは…というレベルで数が少ないので書くこともほぼありませんね。

唯一述べさせて頂きたいことは、
過去の部活動に関する話が元後輩の千花子や玲南のシナリオであまり出て来ないのは
残念というか何処で回収するのこの伏線?ということですね(笑)

菜々美シナリオで回収はしなさそうですしねぇ…
出来ればこの予想を覆して頂きたいですが。


ということで今回はここまでと致します。ではまた次回。