其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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Skyprythem(Armonica) 感想 02

今回も、前回に引き続きArmonicaより2009年10月30日に発売されました、
Skyprythemをプレイしていきたいと思います。

前回で1人目のヒロイン・遙のシナリオを読了しましたので、
次は土下座強要っ娘の結衣のシナリオをプレイしたいと思います。

「面倒くさいな…」

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このゲームをプレイするのが、ではなくて、
4月4日の選択肢でクラス委員をやるかどうかの選択肢で「面倒くさいな…」を選択しますと、
結衣シナリオに流れるようですのでこちらを選択します。

こちらの選択肢の場合は千花子が立候補してクラス委員になりますが、

千花子が本当にクラス委員をやりたかったのかは謎だが、いつまで
も決まらずHRが長引くよりはずっとスッキリする。

"HRの時間"という些事の方が千花子の意志より重要な和希くん(笑)

クラス委員決めのHR後は共通シナリオ部分でもある土下座強要です。
この場面では結衣がなかなかやりたい放題です。共用部のベンチに座っている和希に向かって

【結衣】「そこは私の席なのだけれど?」
【和希】「え?ここですか」
【結衣】「そうよ。どけて」

勝手に共用のベンチを自分の席にしててワロタ
そして和希に『どいて』ではなくて『和希をどけろ』と人でなくて物扱い(笑)

「それでも歌わない」

菜々美から一緒に歌おうと笑顔で誘われても断固拒否することにより、
結衣シナリオへの道が開かれます。
因みにこのシナリオでは菜々美が歌唱の練習に使用している楽譜をコピーして入手するという
ストーカー入り気味な和希を垣間見ることができます(笑)
他の個所でも度々ありますが、和希くんの行動がちょっとアレすぎですね(笑)

その後のシナリオは共通シナリオとなっているので飛ばしまして、4月16日の場面へ話を進めます。

子猫と戯れてご機嫌な結衣です。…土下座強要とギャップがあり過ぎて怖いです(笑)
結衣が弾みで噴水に落ちてしまうのですが、ここの一枚絵のみ夏服になる早着替えの結衣(笑)

何やかんやあって選択授業は楽器演奏コースを選択した和希。
曰く、生徒が想定より集まりすぎて、部屋と楽器が足りなくなったらしいです。

なお、序盤に担任教師の佐倉先生が

【佐倉】「作曲指導コースと楽器演奏コースには人数制限があります。
定員をオーバーした場合は抽選です、覚悟して下さいね」

ということを話していましたがこれらの話をまとめると、
想定より集まったが定員オーバーしていない、しかし部屋と楽器は足りないということのようです。
よく意味が分からないです(笑)

教室に入ると先客に結衣がいて、彼女は音楽CDを聴くだけで楽器は演奏しません。
和希は彼女に楽器の練習をしないのかと聞きますが、

【結衣】「しないわ。何か問題が?」

楽器演奏コースの授業を取って楽器の練習をしないって問題しかないのでは(笑)?
一連の会話で結衣の機嫌が悪くなり針の筵の気分の和希。

腕を組んだ結衣がいつもの1.5倍くらいの大きさに見える。
迂闊なことを言うなと神様が何度も頭の上でアドバイスしていた。

不思議テキスト過ぎでしょ(笑)

フェザー・パートナー

フェザー・パートナーとは音楽祭で作品を作る際の仲間を指します。
菜々美の熱心な説得により、和希と菜々美がフェザー・パートナーになります。
和希の演奏について謎の高評価(笑)
前年度は最優秀作品に選ばれた菜々美と結衣の2人だそうですが、
特に菜々美は気にせずに和希を猛プッシュです(笑)
というかこの書き方だと人が『作品』そのものになってるんですけど(笑)

菜々美がフェザー・パートナーを選択したことにより物語が動く…ということもなく、
相変わらず微妙に関係ないネタが続きます。正直なところ若干ダレます(笑)
ダレる上に和希が結衣に謎のちょっかいをかけて

【結衣】「貴方は何でも嘘ばっかり。表面だけ繕って、何でも上手く事を進
めようとしている」

と、disられたりしてダレる上に萎えますね(笑)
しかし、和希の言行が何でも嘘と何故彼女に分かるのか(笑)?

5月26日は色んなイベントが目白押しです。
玲南との謎会話をこなした後は独りバイオリンを奏でる結衣を目撃する和希。
この場面で玲南との会話必要ですか(笑)?

結衣が奏でていたのは和希が菜々美と練習していた音楽祭の候補の曲だそうです。
悲しく深い思いが音色に感じられるそうです。

そして、時折楽しそうに微笑む。

悲しいのか楽しいのかどっちなの(笑)?

悲喜交々な結衣さんは演奏を突然止めて、何故か楽譜をビリビリと引き裂いてしまいます。
盗み聞きしていた和希は慌てて飛び出して止めようとしますが、
結衣は楽譜もバイオリンも要らないと悲しげに叫びます。

吐き捨てるように言って、彼女はバイオリンをケースにしまう。

あ、そっちは叩き壊さないのね(笑)

この日は雨だった(5月26日)

場面は雨の通学路の場面に遷移します。
え?玲南の会話と結衣のバイオリン演奏の場面と日付が一緒ですって?
いや、セーブスロットの日付にはそう表示されているのでそう書くしかないんですよ(笑)

雨に降られてずぶ濡れの和希を明日香が揶揄います。

【明日香】「バカだから風邪ひかないってのを証明するいいチャンス
なのに」

1時間目は数学だ。
この授業を受けているだけで、先程の証明が出来るのは何でだろう

証明しているのは和希がバカということだけなのでは(笑)

和希は先程の証明をしたのにも関わらず風邪を引いてしまいますが、
今日中の締切であるフェザー・パートナーの詳細を書く書類を提出する為に教室に残ります。
フェザー・パートナーの詳細を書いてどうするのか?名前だけでいいのでは(笑)?
どっちかというと作品について書くべきなんじゃないのかなあ…

この辺りから7月10日までは和希・菜々美・結衣を巡るイベントが続きます。
何故かは分かりませんが人付き合いも音楽も断って孤独になろうとする結衣、
何故か結衣のことを和希に託す彼女の唯一と言っていい友人・菜々美、
土下座強要させられたのに結衣をフェザー・パートナーに誘い続ける和希。

結局3人でフェザー・パートナーを組むことになるのですが、
それぞれの行動原理がさっぱり分からないので読んでて辛いです(笑)

具体的に"え?"となった場面を列挙してみます。

まずは6月9日の場面。
音楽祭の構想(?)の為、菜々美と和希が家から持ってきたCDを音楽室で聴きます。
…何枚もCDを持って来て漫然と聞くより先に各自が家で聴いて候補を絞った方がいいんじゃね?

どの曲がいいかで中々結論が出ない2人。

優柔不断なペアらしく、前々からそんな会話が続いていた。
音楽祭はまだまだ先だし、こうしてマメに練習に取り組んでいるだ
け他の生徒より先に進んでいるかも知れない。

練習はしてないでしょ(笑)

この後話がガラリと変わり、
結衣が菜々美とフェザー・パートナーを組みたいのではないか?と和希が菜々美に問うと、
間違いなくそうであろうと思うと語る菜々美。
人付き合いがなさそうでコミュニケーション能力も低そうな結衣に対して、
それではダメだということで自分から菜々美に声を掛ける積極性を見せるまでは
放置する、とのことです。
…何も告げずに放置というのはネグレクトじゃね?

この話を聞いた数日後、
和希は結衣がこのまま閉じこもってしまうような気がしてならなかった為、
図書室に赴き結衣に話をしに行きます。話を聞かずに立ち去ろうとする結衣に対して

【和希】「待って下さい。俺がいつも話しかけても無視ばかりで、大事なこ
とさえ耳を貸してくれないじゃないですか」

妙にケンカ腰でワロタ

【結衣】「貴方の言ってることに大事な事なんてあったの」
【和希】「あります。フェザー・パートナー、一緒にやりませんか」

和希がフェザー・パートナーに結衣を誘うのは今回が初めてなので、
彼の言ってることで『大事な事』は今まで無かったことを自白(笑)
そして和希が今まで『大事な事』を言ったことは無かったのに、
大事なことさえ耳を貸してくれないとなじるのは不誠実ではないですかね(笑)?

良かれと思ってフェザー・パートナーに誘うも、
結衣に怒鳴られ、引っぱたかれてけんもほろろに断られます。ざまぁ
何でそんな風に拗ねたりするんですか!とか、
俺が菜々美先輩と仲良くしてるのに嫉妬したりとか煽りまくっていて、
和希くんの人間性が垣間見えるいいシーンですね(笑)

最後は3人の雪解けシーンです。
結衣が朝から授業に来ていないということで、
菜々美に頼まれて和希とその場に居合わせた紫が彼女の行方を探します。
なお、『結衣が朝から居ない』という事象は菜々美にとって

【菜々美】「あっ!ゆかりんの笑顔に一瞬忘れたっ。(後略)」

という程度の出来事のようです(笑)

無事、以前結衣がバイオリンを弾いていた場所で彼女が寝ているのが和希により発見されます。
薔薇が植わっている花壇に寝転ぶのはトゲが刺さりそうなので止めた方がいいのでは(笑)?

和希からの連絡を受けやってきた菜々美は放置プレイを謝罪します。

【菜々美】「結衣のためによかれと思ってやってたけど、それがすご
く結衣を傷つけてたかも…って思ったの。ごめんね、結
衣」

絶対に良かれと思ってはいけないシリーズ第2弾(笑)

数日後、過去との訣別と称してバイオリンをもう弾かないと宣言する結衣。
自分1人の音楽よりも人の音楽やその手助けの方が好きだからだそうです。
趣味として続ければいいのでは?カルテットやオーケストラなら自分1人の音楽じゃないのでは?
などと突っ込んではいけませんよ(笑)?

以上を経て和希がピアノ、菜々美が歌唱、結衣がプロデュース(?)という第1次編成で、
音楽祭の作品を作っていくことになります。

急速接近

時は移り7月21日、1学期最終日です。
もらった通知表を手に明日香たちとだべっている所にやってきた生徒会会計・遼からのお誘いで、
彼が企画した水谷家別荘に1泊2日の日程で旅行に行く事になりました。
生徒会とは今シナリオで関係性の薄そうな和希たちを何故誘ったかというと、

【遼】「だって楽しそうだし。紫もいるし、女の子いっぱいいるしね」

意味分からん(笑)
"紫が世話になってるから"という理由だと菜々美と結衣が来る理由がなくなるから、
そういうとってつけたような理由を語っているのかと疑われますよ(笑)?

別荘でのイベントは海水浴・別荘での談話と遙シナリオと同じ流れです。
そして夜に和希のベッドに潜り込んでくる結衣。…えぇ?
添い寝だけとはいえ、友人たちや別荘に詰めている職員もいるのに豪気ですね(笑)

別荘から帰った後も和希と結衣の2人はちょくちょく顔を合わせます。

なぜか最近行く先々に結衣が居て、結衣といつの間にか一緒にいる。(中略)
それにプラスして結衣からメールで呼び出されることも増えた。
それが良いのかどうかは分からないし、まだ考えられないと思った。
ただ1つだけ、2人のお気に入りの場所が同じ。
それが共通点だ、絶対の。

文章がおかしいですね、絶対に(笑)

9月5日の始業式もそんな結衣と和希の接近シーンが拝めます。
何故か和希の席で結衣が眠っているようです。
横で騒いでいる明日香がうるさかったのか、結衣の腹パンが炸裂します。

【明日香】「ああぁ…内蔵が…内蔵が……」

人体に内蔵しているのは内臓だと思います(笑)

音楽祭へ-和希がやりたいもの

音楽祭に向けて悩む和希です。

【和希】「菜々美先輩の力を生かしたいって考えると、今の俺じゃ全然役不
足だと思う。色々考えて曲を選んだりしたけど、難しくて結局弾
きこなせてない感じがあるし」
【和希】「それに、うまく理解できないから、うまく弾きこなすこと
もできない…」

和希の言っていることがうまく理解できないから、うまく突っ込むこともできない…(笑)
とりあえず役不足の用法は間違っているということだけは述べておきます(笑)

悩みつつも何とか内容を決めることが出来た和希たち。

和希の曲を、菜々美が歌い、結衣が演出する。
そして、懸念されてた伴奏は紫にお願いする。
そうすることで編曲に集中するという話になったのだ。

紫さんは千花子たちともフェザー・パートナーを組んでいるのに、
和希たちにもこき使われて可哀そう(笑)

10月15日は結衣から呼び出しを受けて学内で猫探しです。
猫を見つけた後は寮にある結衣の部屋に和希が連れ込まれて迫られます。
別荘の時もそうでしたが、唐突すぎでしょ(笑)

【結衣】「嫌ならはね除けて。優しい言葉をかけないで。
貴方は裏切らないわ……そうでしょう…?」

何でも嘘ばっかりから裏切らないわへの華麗なるステップアップ(笑)
和希と結衣の邂逅からこの場面に至るまでのやり取りで、
ここまで結衣の好感度を上げたファクターは一体何だったのか…
そんなものは無い

2日後に特にこの日の余韻無く会話しているお2人が印象的でした(笑)

音楽祭本番

和希たちの演奏前後は膨大な描写がなされますが、演奏については

…そこからの事は、よく覚えていない。

だそうです(笑)

音楽祭では"再発表"という制度があり、優秀作品5つを再度演奏するらしいです。

確かに1年生が選出されたとい話は過去に無いようだが、2年生
と、ましてや去年選ばれた2人と組んでるとなると話は別。
そして何より実のところ…和希は昨日の状態に納得が行っていなかっ
た。
緊張感に浮かされてか、足が地面についてないようでちっとも演奏
に集中できなかった。

前後の話がつながっていません(笑)

以降はご褒美シーンと短いテキストでエンディングです。
…そこからの事は、よく覚えていない(笑)


長くなりましたので今回はここまでと致します。ではまた次回。