其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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Angel Egg(You & I) 感想 04

今回も前回に引き続き、You & I より2004年06月25日に発売されました、
その時れきしが動いていそうなAngel Eggをプレイしていきたいと思います。

9月17日

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前日に紗菜恵が倒れてもおにいちゃん、おはよ!と気丈に振舞うちはる。
勿論、淳行も

今日から学園祭まで、あと5日間。
がんばらないとなぁ。
教室にやってきた。
これから授業があるんだけど……物凄く眠い。
……なんか立て続けになるけど、先生、ごめん。
…………ZZZ。

と、必死に日常を演じ続けます(笑)
部活の面々に心配を掛けない為に練習も普段通りです。

【響】「そうだな。んじゃ、始めるか」
【淳行】「それじゃ、劇とキャストを選ぶよ」

攻略サイトの選択肢は、劇が長靴を履いた猫で、
配役が猫役:唯/姫役:由紀/主人公役:響です。9月11日と同じ選択肢ですね。
初回とは違う演技が見られるか!?

………はい、読者諸賢の予想通り同じですね(笑)
練習が終わり帰宅後は

さて、時間もあるし少し出かけようかな。

入院中の紗菜恵に、"法律の勉強を進める"とか言ってたんですけど(笑)?
外の方が集中できるタイプかな?小説の執筆は外でしているシーンは1回も出て来ませんが(笑)

いつもの通り自宅選択後、家で作業をしていると
紗菜恵の上司である編集長から電話が掛かってきて次回作の話をしたりします。
倒れた紗菜恵の心配とかそういう話は一切出て来なくてワロタ

昨日から続けている法律の勉強に必要な資料の所在を確認する為、
紗菜恵が入院している病院に連絡。

【TEL(ナース)】「も、もしもし。狭霧市民病院ですが」(中略)
なんか、もの凄く頼りなさそうな人だな。

愛子さん呼びだったのにいきなり他人扱いな感じです(笑)
(声の配役が一緒なだけでゲーム内では別人という設定かもしれませんが)

取次後の紗菜恵との会話では先の編集長の電話についての話が出て来ます。
説明が長くなりますので前述の部分では端折りましたが、
この編集長との電話での会話では出版社との専属契約の話も出ていて、
それについて紗菜恵に聞いてみると

【TEL(紗菜恵)】「専属契約なんて絶対に結ばないでください。先生のためになりません」(中略)
【TEL(紗菜恵)】「編集部を信用しないでください。どの業界でも同じですが、不利な契約
を結べば食い物にされます」

契約書の中身も見ずに不利な契約と断言する根拠は何か(笑)?
彼女が所属する編集部では作家を食い物にする契約しかしないということですかね(笑)?

ちはるが見舞いに行くということで、
帰りが遅くなるためタクシー代を渡すように紗菜恵に言われてお金が入った封筒を渡す淳行。

【ちはる】「なんかこれ、分厚いよ?こんなの受け取れないよ」(中略)
【淳行】「全部千円札だよ。(後略)」

市内の病院から家までのタクシー代でそんなにいらんだろ(笑)
あと、封筒に入っていたお金は原稿料らしいですが、全部千円札で渡してきたの(笑)?

その日の夕食後、丸角とかいう出版社の編集長から電話が掛かってきます。
丸角で新作を書いてもらえませんかというお誘いの連絡で、淳行は即座に快諾。
数時間前に言われた

【TEL(紗菜恵)】「編集部を信用しないでください。どの業界でも同じですが、不利な契約
を結べば食い物にされます」

という紗菜恵の忠告は馬耳東風であったようです(笑)

棚ぼたな話にウキウキな淳行は現在取り掛かっている新作の作業を再開。

現在、登場人物、特に淳行の性格を大人っぽく改変中だ。

自分の本名を使う意味はなんですかね(笑)?
その後に掛かってきた紗菜恵が所属する社の編集部に丸角の新作の話を漏らしたりと、
色々なものごとに対する意識の低さが気になる淳行さんです(笑)

一連のテキストの後、

部屋に戻ってきた。
…………。
今日も色々あったなぁ。
さて、頑張ってシナリオ書きだ!

直前まで部屋に居たのに部屋に戻ってきた。はないでしょ(笑)

そしてそんな定型テキストの後に急に紗菜恵との過去回想を挿入するのは、
演出的に非常に微妙な感じなのでやめて頂きたい(笑)

9月18日

法律関連の資料に紛れて紗菜恵が書いたと思しき草稿ノートに関する描写を挟んでからの~

【ちはる】「おにいちゃん、おはよ!」

朝の挨拶から昼の授業終了まで寝ているところまで、
残り日数の個所以外は全て前日と同じテキストです(笑)

このまま部活と思いきや響が淳行の教室にやってきます。
彼女は劇のシナリオの進行状況の確認にやってきたようです。
何故かすぐに響が手に取れる位置に置いてあった紗菜恵の草稿を酷評する響と淳行。
このイベントいる(笑)?このゲームに対する自戒ですか?

その後はいつも通りの劇の練習です。
選択は長靴を履いた猫猫役:唯/姫役:響/主人公役:由紀です。

部活が終了し家に帰った後は自宅にお出かけです。

【淳行】「ただいまー」

帰宅した後に何処に行くかという選択肢で自宅を選択したのに、
再度外出しているっぽい淳行さんの制御不能っぷり(笑)

今日紗菜恵が退院するとちはるから告げられたので、病院に迎えに行くことに。
紗菜恵の検査の間に病室の片付けをすると言った淳行。

【ちはる】「おにいちゃん、ひょっとしてママの下着とかに興味ある……の?」(中略)
【ちはる】「だって、ママって着るものしか持ってきてないから、片づけるとしたら
自動的にそうなっちゃうんだけど」(中略)
【淳行】「いやそれは興味はあるけど断じてそういうわけじゃないよ、うん」

ちはるもやや言葉足らずですが、淳行は何言っているか意味が分からないレベルです。
物書きじゃないのかアンタは(笑)?

紗菜恵と帰宅した後は色々とおかしな感じです。
帰宅後のテキストでテーブルの上に料理を並べ終えたちはるちゃんという表現があるので、
このタイミングで食事をしている筈なのですが、
その後のイベントで自室でシナリオ執筆中の淳行のもとにやってきたちはるの台詞はこちら

【ちはる】「それじゃおにいちゃん、ちはるは晩ごはんまでだらだらしてるから、あ
とよろしく。とうっ!」

何回食事するんですか(笑)?

昼間の響との会話で小説はノートには書かずにパソコンで書いていると言っていたのに、
淳行の草稿や没原稿を見たいと言ってきたちはるにフロッピーやノートを渡したり、
ちはるはやっぱり妹して大切にされているとかいうテキストが出て来る同じイベント内で、

……ちはるちゃんって細いんだけど、すごく柔らかくてなめらかそうで、
綺麗な体をしてるなぁ……じゃ、なくって!

うぐっ。薄いけど形のいいお尻が僕を誘っている。

妙な妄想がわき出てきて、下半身がむらむらする。

などといった妹妄想想いなテキストを連ねてみたりと、読んでてぐったりしてきます(笑)

そんなテキストの締めは、

部屋に戻ってきた。
…………。
今日も色々あったなぁ。

の定型文です。
但し今回は少し追加テキストがあります。

家に戻ったらちょうどねえさんが退院して帰ってきたところで、また色々
あったし……。

いや淳行さん、貴方は紗菜恵を迎えに行ったんでしょうが(笑)

9月19日

また唐突に紗菜恵の過去回想が挿入されました。
自作小説のプロットに悩む紗菜恵に淳行がアドバイスするというような流れのお話です。

【紗菜恵】「……そうね。淳行ちゃんに助けてもらおうかしら」(中略)
これは……人物相関図。(中略)
新井淳行である騎士に好意的な人物のみ多く、物語の展開が非常に限られ
るキャラ配置。

紗菜恵さん淳行のこと好き過ぎだろ(笑)
多分新井淳行の部分に本来は"主人公"というテキストが当てられていたんでしょうね。
これはこれで面白いからオーケーということなんでしょう

夢から醒め、階下に降りると、ちはるからおにいちゃん、おはよ!と挨拶を(以下略)
登園して今日から学園祭まで、あと3日間。(以下略)
午後は部活で(以下略)

選択は長靴を履いた猫猫役:由紀/姫役:唯/主人公役:響です。
因みに前日にちはるをキャストとして加えることを決定して、
そのことを唯たちに話すと言っていた淳行ですが、何も話はしていません(笑)

部活が終了し家に帰った後は自宅にお出かけです。
自宅にてちはるとの会話後、

部屋に戻ってきた。 …………。
今日も色々あった……。
今日も色々あったなぁ。
……本当に色々あった。
さぁ、頑張ってシナリオ書きだ!

色々あったって3回も言う必要ある(笑)?

9月20日

ちはるからおにいちゃん、おはよ!と挨拶を(以下略)
登園して今日から学園祭まで、あと2日間。(以下略)

昼になり、ようやく台本を決定する選択肢が出て来ます。

僕にとって、この選択はとても意味があるような気がする。

白雪姫&茨姫
人魚姫
眠れる森の美女
長靴を履いた猫
その他

では、ここでその他を選択してみましょう。
再確認の選択肢(するorやめる)が出て来ますので、するを選択します。

…………。
別なものと言ってもなぁ。(中略)
うーん、ファミレスにでも行って、もう少し考えよう。
家に向かう道のりがきつい……。
なんだろう、頭の中がもやもやとして、気分が晴れない。
やることは色々あるのに……。
まずは台本をあげて、そして……。
でも、こんな状態じゃ、そんな作業なんて……。
キキーッ!!
【トラック運転手】「危ねぇっ!!」
どがぁん!!!!
突然の衝撃に、体が宙を舞う。
鈍い痛みが、一気に全身へと広がる。
しまった……。
赤信号だったのを見落としていた……。
もの思いにふけりながら道を歩くものじゃない、な。
僕みたいに……トラックにひかれる、から……。
途切れる意識の中、僕はそう思った……。
どうしよう、学園祭があるのに……。
どうしよう、約束したのに……。
どうしよう……。
どうし……。

ハードボイルドものとか、伝奇ものとかなら分からなくはないですが、
この作品ジャンルでバッドエンドが轢死っておかしくないですかね?
独創性というのも評価の内に入るとはいえ、この展開を認めたくない自分がいます(笑)

では気を取り直して攻略サイトの指示に従い、長靴を履いた猫を選択します。
なお、他の劇を選んだ場合、その日の放課後に配役を決めて練習して劇本番を迎えますが、
どの劇を選択しても本番の演目は長靴を履いた猫になります。
※紗菜恵シナリオ以外では別の劇を選ぶとどがぁんする可能性がありますので要注意

帰宅後はようやく紗菜恵が引っ越しすると言い出した件の真意を聞き出すことに成功。
理由については、まぁ、ベタだなぁと思いました(笑)

9月21日~9月22日

学園祭の日程についてここで説明します。
日程は22日・23日の2日間。劇の上演は23日の1回です。

【響】「あ、先輩。遅いぞ。明日が本番だっていうのに……」

いや、上演は明後日じゃね?

その日の夜は紗菜恵への想いを劇に託すことを思いつき、シナリオを書き直します。
因みに彼は前日の夜も同じ行動を取っているのですが、記憶から抹消されているようです(笑)
どの劇を選んでも本番が長靴を履いた猫になるのはこの為だったんですね!
劇の変更についてキャストや演出の反応がないのはちょっとどうかと思いますが(笑)

次の日は淳行の策略により仕事2日間が休みになった紗菜恵を学園祭に連れていきます。
一応ここでタイトルの由来や、イベントの伏線を若干回収してくれました。

9月23日

あのー、何で劇終了の挨拶の後に劇本番が始まるんですかね?
ゲームの演出にしては微妙な感じだから、シナリオの配置ミスではないかと思われます。

さて、淳行が紗菜恵への想いを込めた劇はどのようなものだったのか、
ここで語ることはしません。クリック数が335であったことだけ記しておきます。

その日の夜、教室にやってきた紗菜恵に思いを告げる淳行。

【紗菜恵】「ばっ……馬鹿なこと言わないでよ!大酒のみで」
【淳行】「それだけストレスがたまる仕事をしているんだよね。けど僕やちはるち
ゃんを本当に心配させるほどには飲んでないよね」

警察に2度ほど呼ばれて迎えに行ったり、
見知らぬ中年男性にホテルに連れ込まれそうになっていたりしましたが、
そのレベルの問題は淳行にとって本当に心配させるものではないそうです(笑)

閑話休題。紗菜恵は淳行の想いを受け入れ、夜の教室で結ばれます。
イベント絵は別人のように見えますが、紗菜恵のはずです(笑)

紗菜恵ハッピーエンド

何年後かのどこか良く分からない場所で淳行が紗菜恵にプロポーズして、
彼女がそれを受け入れるシーンでエンド。

やっと終わったなー、という感想しか抱けませんわ…(笑)


ということで今回はここまでと致します。ではまた次回。