其は歴史となり、灰燼となり、無に帰す

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卒業 MADE IN LOVE(SPLASH) 感想 02

さて前回に引き続き今回もSPLASHブランドより2002年10月25日に発売されました、
卒業 MADE IN LOVEをプレイしていきたいと思います。

同梱のreadme.txtによると、

ゲームのエンデイングは、通常エンデイングの他に、ミチルとタケシのその後を描いた
トゥルーエンディングが存在します。
また、トゥルーエンデイングを見た後に最初から始めると物語の途中で出現する
メグの特別イベントなど、隠し要素が存在します。

とのことなので、トゥルーエンド到達を目指していきます。
ミチルが京都に行くことになっている卒業 第2章(仮称)と、ミチルとタケシの後日談と
どのように整合性を取るのかが私の注目ポイントです(笑)

※というかエンデ"イ"ングなのかエンデ"ィ"ングなのか表記は統一してほしいですね(笑)

脇目もふらずタケシ×ミチル

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サトルとショウジの無節操っぷりを楽しむのも捨てがたいですが、
システムが終わってる感じなので、もう早く終わりたいのが正直なところです。
ということで、今回はタケシとミチルが絡むイベント以外は極力無視していくスタイルでいきます。

トイレ的な理科準備室でミュウが金城先生に告白する場面では、
教師として教え子とそのような関係になるのは許されないという道徳心と、
仮にそのような関係になってそれが露見したら職を失うという打算により、

そのあたりもふくめてた判断で金城欲望を我慢して抑えることにした。

地の文での表現のおかしさで金城葛藤の深刻さを表現するという手法ですな(笑)

次の授業は体育ということで、更衣室でのお着替えシーンです。
ミュウとミチルが無駄にカメラ目線です(笑)
着替え中に夏休み中何処に行くかという話になり、東京にいきたいとメグが主張するも

【マリカ】「そんな遠くに行けないよ……。せめて、本島のどこかだよな」
東京まで行くほどの旅費など彼女たちにあるはずもなかった。本島の、
それも沖縄市近くのどこかへと行く程度の旅費しかない。

…ミチルさんは自転車で那覇市の国際通りに来たりしていますが、
那覇市と沖縄市の距離は約19kmです。 凄く健脚なミチルです(笑)

さて、次の日はタケシとの邂逅イベントです。
前回は海浜公園に行きましたが、今回はミチルが家にタケシを招く方を選択します。

アルバムを見せるイベントですが、全体的にヤベー作画がさらに崩壊してて(笑)

タケシを送った帰りのミチルは待ち人来たらずの様子のルカと遭遇。
どうやらこっちの選択肢では強制イベントのようですね。だるいなぁ

ルカとの遭遇イベント以降の展開は基本的に変わりはないようです。

【ミュウ】「でも、一度別れたらその人とは出会えないのだ。金城先生と別
れたら、二度と金城先生とは出会えないのだ」
金城の胸に渡来するなにかがあった。名器だから、迫ってくるから、と
いった理由で彼女と付き合っているつもりであったのだが、それを越え

るなにかが金城の胸に訪れようとしていた。

いや、いいくとこまでいってないのに名器だからって何だよ(笑)

夏休み後に海で遊ぶミチルとタケシ

人格が変わったかのようなやや紳士的なタケシと海で遊びに興じるミチル。
『例のビーチ』で一しきり遊んで休憩中、
ふと沖に見えた島に行ったことがあるかどうかをタケシに聞いてみるミチル。

【タケシ】「釣り客は時々行くみたいだぜ。なかなかいいスポットであるら
しいよ。でも、観光で行く場所ではないようだな」

タケシが行ったかを聞いてるんですがちゃんと返答して下さいよ(笑)
あと、妙に説明的な台詞でワロタ

今まで言及していませんでしたが、島には別荘があり、何だか曰く付きとなっているようです。
妙に説明的で詳しそうなタケシに別荘についても聞いてみるミチル。

【タケシ】「釣り客を泊めるために、どこかの船宿が建てたらしい別荘(中略)
でも、最近は釣り客がって借りてがないみたいだぜ」

何だか臭そうな別荘です(笑)
そしてその言葉を聴いたミチルはその島に行こうと少しだけ心に決めた。そうです。
少しだけってなんだよ(笑)

その後、他人の青姦を見てしまい気まずくなって帰り道に無言の2人。
道すがらミチルを意識しているタケシはミチルとの濡れ場を妄想しますが、
2人の家の分かれ道に来たところで妄想は終了。…夕方から昼になってるんですが(笑)
そして帰り道の場面で夏休み初日とか言ってるんですが、
このチャプターの最初の方で夏休みに入って数日経ったという記述があったのは秘密です(笑)

海の家でのバイト開始

魔法学校(笑)の受験勉強中のミュウと成績が悪くて家人から止められたマリカを除く4人は、
かねてからの計画通り海の家でバイトを開始します。

旅費を貯めるべくバイト中のメグたちの前に東京からやってきたというサトルとかいう奴が現れます。
仕事中の女性に声を掛けて外に連れ出そうとする怪しい人物です(笑)
差し出された焼きそばとコーラを一気に平らげる大食い系な人物でもあります。

サトルを追い払った後に休憩中の4人にショウジが現れます。
明日から一緒にバイトをするそうです。
葉月はショウジに気があるようで、彼がバイトに来ることを知って頬を上気させて嬉しそうです。
しかし、ビーチにいたサヤカという女性が近くを歩いていたショウジに話しかけ、
彼がサヤカの胸をガン見しながらデレデレしているのを見た葉月は突然、
ショウジを連れ去り日焼け止めを背中に塗るように言ってきます。
…展開が意味不明です(笑)
なお、普段無口な葉月が饒舌になるのはショウジの前だけで、彼が唯一心を許せる相手らしいですが、
ミチルとは熱い友情で結ばれているんじゃなかったんですかね(笑)?

バイト後にショウジは葉月をドライブに誘います。
ビーチからホテルなどに帰る観光客たちも疎らになってきた時間帯に車を走らせてるそうなんですが、
空、滅茶苦茶明るくないですかね(笑)?

車を止めてキスをする2人。お互いに(別の人との)キスの経験はあるそうです。
…唯一心を許せる相手がショウジな葉月さんは一体誰とキスしたことがあるのか(笑)

その先に進もうとするショウジですが、もうすぐ東京に行く葉月は関係を進めるのを恐れて拒否。
そんな態度にショウジも『2度と会えなくなるのではないか』という漠然とした不安を抱き、

【ショウジ】「明日、また会えるよね。俺、用事があってビーチに行かなくち
ゃならないから」

用事というか、お前も同じバイトだろ(笑)
なお、この時の会話で軟派で大食い系サトルはショウジの従兄弟であることが判明しています。
ヤバい一族ですね(笑)

次の日のバイト

葉月のことを気にして、ショウジが店を訪れている。
焼きそばを明にかき回しているその後ろ姿をただ見ている。それ以上
のことなど、勤務中にできるわけがない。
ただ見ていることが背一杯である。

賢い焼きそばの作り方て(笑)
というかバイトしに来てるんだから仕事しろショウジ(笑)

そして何故かショウジの股間にかき氷(イチゴシロップつき)をぶちまけてしまうメグ(笑)
股間をゴシゴシしてたら勃起して…というベタな展開ですが、
ミュウを差し置いてメグが一番性体験が少ないというのはおかしいだろ(笑)

またぐらを大きくしながらショウジは

頭では葉月のことを思い浮かべていた。
葉月との関係はまだここまで発展していない。キス止まりである。
股間に手を触れたことすらない。だというのに、メグは今股間を触って
くれている。

メグが股間を触っているのは事故みたいなものなんですが、
それを念頭に置くとこのショウジの思考は意味が分かりませんね(笑)
そしてそれをマリカに見られて3Pになるのも意味が分かりません(笑)
そしてマリカの顔射嫌いという理由で寸前でお預けになる展開も意味が分かりません(笑)

タケシとサヤカが急接近

タケシとサヤカが仲良さげなのをミチルが見かける。
タケシがサヤカがオープンカーに乗って何処かへ去るのを見送る。
というシーンですが、そのような状況に何故なったのかという説明が全くない為、
正直、良く分かりません。
あと、真夏の昼間にボンネットに水着で座るとか熱くて無理だと思います(笑)

そして何の説明もなく場面はミュウの補習へ。勉強に励むミュウの情景を描写してこの場面は終了。
いや、マジで展開に脈絡が無さすぎるんですが(笑)

その後も夏休みが半分過ぎたある夜に焚火を囲んで何やら話をしたり、
花火をしだしたりと展開がブツ切りです。
ショウジやミチルたちが幼なじみの一生の思い出を作っているのと同時に、
タケシは転ぶのを助けたお礼にサヤカに息子をアレしてもらっています(笑)

洞窟探検

バイト三昧な日々ですが、この日はバイト後に洞窟を探検するそうです。
サヤカとの事がなかったかのようなタケシとミチルの仲が印象不快深いですね(笑)

洞窟の中に足を踏み入れたミチルはその雰囲気にあてられて、過去の生物に思いを馳せます。

シーラカンスんなんかの化石でも見つかりそう・・・。

シーラカンスんて(笑)

過去の生物へ思いを馳せすぎたせいか、何人かとはぐれてしまうミチルたち。
それでも前に進むミチルたちが見たものは…
ここで場面が変わり、海岸で2人で歩くショウジと葉月の語らいへ。
洞窟を探検するイベントをここで挿入する意味が全くないじゃん(笑)

ショウジと想いを通じ合わせた効果なのか、ようやくミチルに転校のことを話す葉月。
明日、東京に行く…ってギリギリまで言わな過ぎてワロタ

そして引っ越しの当日。

チナツには、その少女の頬をすみれ色に染める密やかな落陽の火が、な
ぜだかとてもまぶしく映った。

チナツって誰やねん(笑)
熱い友情で結ばれているのに名前すら間違われてるのが…(笑)
最後の想い出にということで学校を葉月とチナツ(ミチル)が巡っている一方その頃、
タケシとサヤカはビーチにいるようです。…何でやねん(笑)

サヤカ以外の何もが興味がなかった。

(前略)
【タケシ】「俺も。俺もサヤカが一番。他の誰も、サヤカになれない。
サヤカだけが好き。サヤカだけ……」

NTRですかーー(笑)!!?

ミチルにゃ手を出すな!

サヤカサヤカと連呼してた次のチャプターで、タケシがショウジに言ったセリフを抜粋しました。
タケシさんは脳みそ腐ってませんか(笑)?
あとサトルはこの場面ではいないのに台詞が入っているんですが(笑)

さて何かの集まりで海岸で待ち合わせをしている模様の彼らですが、
ミチルは祖父の身体の調子が思わしくないと言うことで看病しているとのこと。

【タケシ】(こないのかよ…ミチル…)

サヤカサヤカ連呼(以下略)

洞窟探検の次は無人島探検です。島に残る廃別荘を調査するとのこと。
ビーチから島まではボートを漕いで2時間といったところで、
このボートを2人1組で漕ぐのですが、ミチルと誰が漕ぐかでショウジとタケシの鞘当てが発生。
サヤカサヤカ連呼してた奴と葉月と想いを通じ合わせている奴がミチルを巡って対立(笑)
そしていつの間にかタケシとサトルは幼馴染ということになっています(笑)
フラグ管理とか設定とかグダグダ過ぎでしょコレは(笑)

無事、島にたどり着いた一行はどうにかこうにかして別荘に到着。
いつから使われなくなったか分からないレベルで古いにしては綺麗だなオイ(笑)

別荘に誰が最初に入るかで選択肢が出てきます。

タケシが先頭にっなて屋敷に入る
ショウジが先頭にっなて屋敷に入る
サトルが先頭にっなて屋敷に入る

誤字を3つ並べててワロタ

タケシを先頭にして別荘に入るメンバーたち。
彼らが最初に入った部屋は一辺が40メートルはある正方形に近い形の部屋です。
最初に出て来た建物のCGではとてもそんな大きさがあるようには見えませんが…

異次元空間のような部屋以外に特に目ぼしいものもなく、引き上げようかという話になる中、
タケシはかつての別荘の住人なのであろう2人の人物が写された写真を見つけます。
写真に写っているのは別荘の持ち主っぽい出で立ちの方々ですが、
彼らは家に住まずに別荘に住まないといけない理由があったのでしょうか(笑)?

無人島物語?

別荘の物色探検が終わり、ボートの元に戻ったミチルたちですが、
何故か係留していたボートがなくなっています。

【ショウジ】「これは引きすしかなさそうだな…」
ショウジの言葉に全員が無言で頷く。

いや、その帰る手段が失われてるんですけど(笑)

取り敢えずショウジがリーダーとなり色々と指示を出していきます。
タケシは釣りが得意ということで、食糧確保に向かいます。
あまり釣果が良くないところにミチルがタケシのもとにやってきます。

【タケシ】「どうしたんだミチル?掃除はどうしたんだい?」

お前の口調がどうしたんだい(笑)?

遭難初日の夜、皆が寝静まったころ、タケシはミチルを起こして廊下に連れ出します。
そして宝の地図を見つけたなどと言い出すタケシ。

【ミチル】「…は?ちょっと、話が唐突過ぎてわけわかんないよ。(後略)」

それはこの作品全体に対して私が言いたいことです(笑)

その後は宝の地図に絡むイベントが続きますが、
取り敢えずサヤカサヤカ連呼してたのは何だったのかというレベルでタケシの
ミチルに対する好感度が爆上がりしてるのはおかしいだろとだけ言っておきます(笑)

別荘に戻った後しばらくして流れ着いたボートを見て遭難者を捜索していた船が無事ミチルたちを
発見してくれて島を脱出。その後に親に怒られたなどのエピソードは特になし(笑)

夏の終わり

夏休みももうすぐ終わりというこの時期に外出したミチル。何処へ行くかで選択肢です。

学園通学路の坂道
ミチル自宅

すぐに家に帰るんかい(笑)
※なお家に帰ってもすぐに外に出てきて「学園通学路の坂道」しか選べなくなります

通学路でタケシに偶然会うミチル。ひと夏で随分たくましくなったタケシとはいえ、

まだ、完全にタケシだけをパートナーと決めた訳ではない。
タケシの事が一番気がかりでも…それでもなお想いは揺れている

想いを告白しあって身体を重ねてもなお揺れる想い(笑)

あてもなく歩いているうちに秘密のビーチにたどり着く2人。
そこでミチルがふとサヤカのことをタケシに聞きます。
観光客らしいサヤカは東京に帰っちゃったらしいです。見送りに行かないのか?と聞くミチルに

【タケシ】「…俺には…、俺にはミチルがいるから…」
タケシはそれだけ答えると再び口を噤むのだった。

そりゃサヤカサヤカ連呼してたら口を噤むしかありませんな(笑)

新学期・11月・3月

相変わらずの金城による外道結婚報告の後、
始業式に向かう廊下でルカはふと昔の恋人だったカオルの声を聞いた気がします。
ここでCG付きでそのことを描写する意味が良く分かりません(笑)

その後の展開は前回プレイ時とほぼ一緒ですかね。
11月に出てくる"ミチルが今気になっていること"の選択肢で

自分の進路
アノ人との恋愛

今回はトゥルーエンドを目指していますのでアノ人との恋愛を選択します。
ミチルの祖父が所有するサトウキビ畑のサトウキビ収穫の手伝いをして後に
家でペッティング行為です。選択肢を適切に選ばないと無限ループになるので、
ご希望であれば永遠にミチルの胸を揉むことができます(笑)

3月の卒業パーティー後、待望の後日談が出て来ました!
やりました。トゥルーエンド達成です。
サヤカサヤカ連呼がなかったかのような一途なタケシの恋心の吐露が良い感じですね(笑)

そしてエンドロール後、新しい登場人物が出てきて

こうしてあたしの新たなる目標は秋名達と京都を目指す事に決まった。
なぜ京都なのか? 京都には一体なにがあるのか?
色々な謎と秘め、全ては京都へ収束してゆく…のかなぁ?

卒業 第2章(仮称) 現在鋭意製作中…
see you again!!

時系列が完全におかしいぞ(笑)

ということで今回はここまでと致します。また次回。